施術案内 ~スキンケア~

どうしても避けられない重力や遺伝子の関係、さらには紫外線やアルコールの摂取・喫煙などから、顔はフレッシュさを失い老けていきます。若返りのための施術には、小ジワなど皮膚に対する処置も大切ですが、その中核となる手術はフェイスリフト手術です。ご希望に合わせていろいろな方法が組み合わされ、あなたの治療が計画されていきます。

ピーリング
  • ●効果は治療毎に

老人斑・くすみが進んでしまった肌には、ある程度の濃度をもった酸によるピーリングやレーザーリサーフェシングなどが必要になってきます。
皮膚はその表面を薄く剥がすと表皮の活動が活発になり再生する性質をもっています。この皮膚の性質を利用し、皮膚を新しく生き返らせようとするのがピーリングです。
ピーリングの良いところは、スキンケアだけではなかなか得られない効果を、一回の治療毎に得られ、効果に持続性があり、お肌の色調もよくなっていきます。
大きく分けて2種類あり、一つは化学物質を用いたケミカルピーリングで、もう一つはレーザー光を用いたレーザーピーリングです(Laser Resurfacingとも呼ばれます)。

  • ●ケミカルピーリング

グリコール酸も多用されていますが、具体的にその濃度も高くかつpH酸度も少し強く調整されているものを用います。そしてもう少し強いピーリングが必要な場合には、TCAと呼ばれる酸や、サルチル酸などが用いられます。
各種フルーツ酸、TCA、フェノールなどを用いたケミカルピーリングも随時施行しております。ケミカルピーリングとは様々な酸を用いて皮膚の表面を溶かして取り去る行為です。酸の種類とその濃度、pHを調節する事により溶かす皮膚の厚さを調節することが可能です。ピーリングは表皮を削ることにより新たな表皮の再生を促し皮膚のターンオーバーを促進します。
またフルーツ酸の一種のグリコール酸には真皮の線維芽細胞の働きを賦活する作用や、余分な皮脂の分泌を抑制する作用がありニキビなどに対しても有効です。

  • ●レーザーピーリング

レーザーを用いたレーザーピーリングも患者さんの状態に応じて考慮し、レーザーにより真皮の線維芽細胞の働きを亢進させ皮膚の若返りを図る療法も検討しております。
レーザー光線の種類によってピーリングの程度を区分しています。よく用いられるものは炭酸ガスレーザーとエルビウムレーザーです。炭酸ガスレーザーは、日本人のようにある程度色素をもっている皮膚に用いるのはなかなか難しい点があります。
これに比べエルビウムレーザー光は水に100%吸収されてしまうという特性があり、表皮の表層から真皮のある程度の深さまでピーリングする深さをコントロールでき、日本人にむいたピーリング法だと考えています。

  • ●その他のピーリング

これらのピーリングにも色々な程度があり、ウィークエンドピールと呼ばれるようなDowntimeが3日程度から1週間~2週間を要するものまで様々です。その選択は担当医があなたの希望を中心に、お肌を判断しながら処置していきます。
その他トレチノイン酸と呼ばれる反応性に富むビタミンA誘導体を用いたケアも必要に応じて施行しております。この薬剤は皮膚のターンオーバーを強力に促進し、真皮の線維芽細胞の働きを促進します。その作用によりシミ、しわなどに有効と言われておりますが、幼若なケラチノサイトが皮膚の表面に押し出されるため皮膚の表面が赤くなり表面がポロポロ剥けることもあります。
また一過性の炎症性色素沈着をおこすため、アフターケアはきわめて重要です。

  • ●ピーリングの代表的な副作用
色素沈着これは処置を施した皮膚の表面が黒ずんでくる状態をさします。永久に残るものではありませんが、術後数週間以内に発生し6ヶ月から1年間位治療した部位にとどまることがあります。これらの色素沈着はハイドロキノンやトレチノイン酸あるいはリン酸型ビタミンCといった、通称漂白剤と呼ばれる医薬品を使って治療されていきます。
日光過敏性深めのピーリングを皮膚に施した場合、処置後6ヶ月くらいにわたって、日光に対し大変過敏に反応する場合があります。ピーリングを施行した後の皮膚は、まず日光から自分の皮膚を十分に守っておく必要があります。このためにはサンスクリーン剤の使用を薦めています。
脱色斑処置された部分の皮膚が、周囲の皮膚と比べて白くなってしまう現象を色素脱失と言います。このような現象は多くの場合、施術の数週間から2~3ヶ月の間に生じることがあります。このような変化は通常は一時的なもので、一定期間の後に色調は回復してくるのが普通です。
瘢痕形成より深いピーリングであればあるほどより効果的である反面、もしもこれが深過ぎた場合、治療面全体が瘢痕化してしまいます。
治癒の遅れ治癒の遅れはそれだけでも瘢痕形成の原因になりやすいものです。
単純疱疹の既往治癒の遅れはそれだけでも瘢痕形成の原因になりやすいものです。
術前処置ピーリングを受けるに際には、あなたの皮膚をこれらの処置で起こるであろう数々の副作用から守っておく必要がありますし、それらのリスクを最小限にするためにあなたの皮膚を整えておく必要があります。