試合情報

2016年12月22日 | クボタスピアーズ戦の見どころ(第13節 12月24日 11:30KO)

■試合の見どころ

前節のNEC戦で快勝したイーグルスの次の対戦は、前節と同じ秩父宮ラグビー場で、クボタスピアーズ(以下クボタ)です。クボタはここまで5勝6敗1分 勝ち点24で11位につけています。イーグルスは5勝7敗 勝ち点25で9位と、僅差で上位にいます。前節のNEC戦同様、近い順位・勝ち点差にあるチームとの大事な対戦となります。そして何よりこれからの3戦は最終順位に大きく影響するので、一戦一戦を大切に戦っていかなければいけません。

クボタはディフェンスから試合を作っていくチームです。
ブレイクダウンの場面ではターンオーバーを狙い、ボールを獲得すると一気に攻撃に転じます。インパクトのある外国人選手、帰化選手が多くメンバーに入り個人技でも圧倒してきます。ラインディフェンスが揃っているため、外に位置する選手がインターセプトを狙う場面も出てくるので要注意です。ワークレートが高く、しつこくボールに絡んでくる展開が予想されます。
イーグルスは前節のNEC戦同様、セットプレーを安定させ、ディフェンスではプレッシャーをかけていきたいところです。積極的に前に出続ければ相手の勢いをそぐことができ、チャンスが訪れるでしょう。

セットプレーは8人で押すスクラムにまず注目です。ファーストスクラムでは相手の力を見極めるための力比べ、駆け引きを行い、相手の力量を計ります。そして「ここぞ!」という場面でプッシュをかけ相手ボールを取りにいきます。ボールが取れなくても、相手がスクラムを崩すコラプシングの反則を誘発してペナルティを得られます。セットプレーが強いチームはこのプレー選択ができ、大きなアドバンテージとしてチームの武器となります。
ラインアウトも確実なキャッチができると、互いのBK間に20メートル以上のスペースがあるため多彩な攻撃が可能となります。攻撃側のBKはできるだけFWから遠いところで勝負をしたいため、列の後方でのキャッチが望ましくなります。
並んだ列の前方でのキャッチも有効ですが、FWのプレッシャーを受けやすいため攻撃の選択が限られます。もちろん確実に確保することが重要ですが、次のプレーのためのポジションと想定してみると興味深いものになります。
イーグルスのラインアウトジャンパーは5人います。190cm以上の選手は日高、アニセ、トムソン、そしてジャンプ力のある植松、嶋田もキャッチャーに入ります。どんなサインプレーで相手を幻惑させるかも見どころとなります。
ブレイクダウンは分かりづらいプレーです。密集でボールの争奪戦が行われるのですが、遠くからだとなかなか見極めることができません。しかし最初に駆けつけた選手が、立ったままボールに絡みつくと(ジャッカルにむかうと)、ターンオーバーできたり、ノットリリースザボールのペナルティを獲得できたりします。このボールの争奪戦は非常に大切なプレーです。出場している選手全員が必ず参加しますが、このプレーのスペシャリストとして名前をあげるとすると、植松、嶋田、トムソンになります。密集の下敷きになることが多く、派手な動きではありませんが、彼らのプレーからチャンスを掴むことも多くあります。特にトムソンは反則ギリギリのプレーで相手にプレッシャーをかけていきますので、相手にとっては厄介な選手となっています。ギリギリを超えて反則となってしまうこともたまにありますが、自重してもらいたいものです。

イーグルスのBKは前節何度も大きくゲインをしました。特にルルーを起点としてのトライは数多くありました。当然今回の相手はルルーをマークしてくることが予想されますが、そのマークを逆手に取る彼のプレーに期待しましょう。
前節、三友とベネットは久しぶりのCTBコンビでした。何シーズンも鉄板コンビでプレーしてきましたが、若手の台頭でこのポジションも競争が激しくなってきています。そんな中、前節のベネットの独走トライは復活を示すものでした。大きなストライドでスペースを切り裂き、ハンドオフで何人もなぎ倒す彼のラン、この試合でも見たいものです。
走りきれるランナーがBKラインに入ると相手にとっては脅威となります。WTBに入った橋野、ハヴィリはチャンスがあれば一気にトライを取りに行きます。彼らにチャンスボールが回った時、スピードは一気に加速されるはずです。その爆発力とスムーズな走りに注目です。

13節目のこの試合、今シーズンの勝ち越しのためには絶対に落とすことのできない試合です。メリークリスマス、ハッピーイーグルスとなるようご声援お願いします。


■メンバー

1東恩納 寛太帝京大学17811624
2庭井 祐輔(キャプテン)立命館大学17410025
3山路 泰生神奈川大学18010531
4日高 駿明治大学19011026
5アニセ サムエラ★Fiji National University19811830
6植松 宗之立命館大学1839526
7嶋田 直人立命館大学1839825
8アダム・トムソンChristchurch Boys' HighSchool19611234
9天野 寿紀帝京大学1708026
10ジャン・クロード・ルース★High school Waterkloof RSA1839426
11ハヴィリ リチャードアファ花園大学1789328
12三友 良平日本大学1779229
13ティム・ベネットPennant Hill High School1839226
14橋野 皓介同志社大学1768329
15ウィリー・ルルーPaul Roos Gymnasium High School1869027
16金子 大介慶應義塾大学1759828
17五十嵐 優★東海大学17110123
18レイルア マーフィー山梨学院大学18510828
19菊谷 崇大阪体育大学18710436
20コーリー・トーマス★Guildford Grammar19410522
21髙城 良太法政大学1707527
22野口 裕也★正智深谷高校1739030
23小野澤 宏時中央大学1808538

★は新加入選手
※メンバーは変更する場合があります。