ダイエットで「○キロ痩せる」ことを目的にしてしまっていませんか?でも、それよりも毎日の生活習慣のなかに、痩せるための習慣を組み込むことが大事なのです。脳は、大きな変化を嫌うとされています。つまり、急に体重を大きく減らそうとするのは難しいもの。つまり、いつもやっている習慣に小さな習慣をくっつけて、コツコツ痩せるのがいいでしょう。
食生活も同じです。味覚を急に変えようとすると、脳にはストレスがかかります。しかし、味覚を少しずつ変えて新しい習慣に慣れさせれば、痩せやすい食生活を身につけることができるでしょう。たとえば、白いご飯が大好きな人は「最後にご飯を食べるようにする」ようにします。そうすれば、おかずや味噌汁でお腹が満腹になりますから、白米の摂取量も減ります。また、そうすることで味付けの濃いおかず(白米に合うような味のおかず)を酒、薄味のおかずに舌を慣れさせることができるでしょう。

 

味覚を変えるには「旨味」に注目しよう

食生活を変えるのに、最大の障害とされるのが「美味しいものは太る」という事実。ヘルシーなものは物足りなかったり、味付けに満足できないことが多いものです。でも、美味しいものには2つあります。

1つは脂質や糖質、塩分です。こってりしたとんこつラーメン、じっくり煮込まれたスパイシーなカレーライス、あつあつのチーズハンバーガーやフライドポテト。ファストフードやインスタント食品などにも、脂質や糖質がたっぷり入っています。このような食べ物は、食べれば食べるほど脳が興奮して、もっと欲しくなります。こういう食事の欠点は、食べれば食べるほど脳の興奮が収まりにくくなるというところ。旨味を美味しいと感じにくくなり、味が濃い料理ばかりを求めてしまうのです。

もう1つが旨味です。たとえば昆布や鰹節、煮干しなどの出汁。野菜や貝類などの旨味も欠かせません。昆布にはグルタミン酸、鰹節や煮干しにはイノシン酸が入っています。これは旨味物質と言われるもので、味覚を変える助けをしてくれるもの。なお、グルタミン酸はトマトにも入っています。他の旨味が強いとされる食材・干しシイタケにはグアニル酸、貝類にはコハク酸という成分が入っています。

こういった食材を組み合わせれば、より旨味は強まります。この旨味成分の魅力は、脂質や糖質、塩分などとは異なり、食事が終わると満足感が得られます。「もっと、もっと」と体が欲するようなことはありません。旨味成分の多い食生活に切り替えて、舌を痩せさせるようにしましょう。そうしないと、高カロリー食に慣れてしまって体重が増加し続けてしまうかも!?

 

舌を生まれ変わらせるのに10日かかる

舌にある味細胞は、人間の体の中でも新陳代謝のスピードが早い部位。舌を生まれ変わらせるのには、10日ほど必要です。
では、どうしたら舌は生まれ変わるのか?まず、亜鉛をできるだけたくさん摂りましょう。人間に必要なミネラルのひとつで、新陳代謝を活発にしてくれる成分です。肉や牡蠣、チーズなどから亜鉛は摂取できますので、味覚を整えるのにぴったりです。

もうひとつ気を付けるべきなのは、薄味を意識すること。糖質、脂質、塩分、ついでに激辛の食べ物は避けて、薄味で旨味のあるものを食べるようにします。

おすすめのメニューは会席料理です。お造りや焼き物、炊き合わせを食べてから最後にご飯と赤出汁をいただくように、まずは野菜や魚介類を食べ、肉類をいただき、最後にご飯を食べるようにします。そうすると、血糖値も上下しにくく、少ない量でお腹いっぱいになれるのです。

でも、毎日そうするのって大変!外食の時にはどうしたらいいの?という人は、食べる順番に気を付けてみましょう。まず、野菜を先に食べます。サラダや小鉢がこれに該当するでしょう。そして、次にメインのお皿を食べます。その後にご飯を食べ、最後に旨味が効いた味噌汁をいただきます。
コンビニで食事を買った時には、まずはゆで卵やサラダを先に食べ、おにぎり、味噌汁の順番にいただきましょう。旨味でしめることで、脳が薄味に慣れてきます!

 

運動の習慣も、小さいことから始めよう

運動習慣も、小さなことからコツコツ始めてみましょう。たとえば、毎日スーパーに買い物に出かけるついでに、15分間ウォーキングをするようにします。また、草花の手入れをする時にスロースクワットをして体を鍛えるなどすれば、続けやすいとされています。食生活の見直しと一緒に、運動習慣も“チョイ足し”できるようにしてみて!

 

まとめ

舌を10日間で生まれ変わらせたら、旨味を丁寧に味わうことができるようになるでしょう。そして食材本来の味を楽しむことができるようになり、ドカ食いすることも減っていきます。栄養バランスが整った食事をとりやすくなり、苦しい思いをしなくても痩せやすくなるしょう。ダイエットに毎回挫折してしまう人、すぐに体重が戻ってしまうことが悩みのタネの方は、ぜひ舌痩せから始めてみて下さい。

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