クレンジングと洗顔の違いって説明できる?プロに教わる「ダブル洗顔の本来の意味」とは
みなさんは、「ダブル洗顔(※)は必要ない」という言葉を聞いたことはありませんか?
洗顔はスキンケアの基本中の基本ですが、昔から日常的に行っているからこそ、ケアとしては軽視されがちなステップでもあります。
そこで今回は、スキンケアのプロであるコーセープロビジョン、米肌 ビューティープロデューサー・宇都宮己良子さんに、洗顔の役割や正しい洗顔の仕方などを伺いました。
※クレンジング料でメイクを落として、その後、洗顔料で皮脂やほこりなどの汚れを落とすこと。
今さら聞けない?クレンジングと洗顔の違いとは?
最近はクレンジング料も洗顔料も、付加価値のある高機能なものが多く見られますが、本来はそれぞれ役割があります。
クレンジング料は、顔の上に一日中のっているメイクに含まれる、密着性の高い油分などを落とすものであり、洗顔とは、皮脂やホコリ、古い角層細胞などの汚れを取り去るものです。"どちらも汚れを取り去るものですが、専門分野が違う"と考えていただくとよいと思います。
クレンジングと洗顔では落とす汚れの種類が異なるので、やはり両方のアイテムを使っていただくことを基本的におすすめしています。
朝と夜の洗顔で落とす汚れに違いはあるの?
洗顔料で落とす汚れは、朝と夜で変わりませんが、肌にとって余分なものの量が圧倒的に違います。
日中は活動しているので、汗や皮脂の分泌量も多くなりますし、ホコリや花粉など肌に付着する汚れも多くなるもの。なので夜の洗顔では、日中に蓄積し肌負担となっているこれらの汚れをしっかりと落とすことが必要です。
朝は寝ているときに分泌された皮脂や、付着したホコリを取り除くのが目的ですが、日中より多くの汚れがつく環境でもありません。
基本的には朝と夜どちらも洗顔料をお使いいただくことをおすすめしますが、朝はお肌の調子によっては、ぬるま湯で洗い流す程度でもかまいません。ただ、皮脂分泌が過剰で、ぬるま湯で洗い流した後もベタつく感じがするときは、洗顔料を使って洗顔してくださいね。皮膚表面に残った皮脂は酸化してしまうので、注意が必要です!
美肌の鍵は洗顔にアリ
「美肌の基本は洗顔」と言われるくらい、健やかで美しい肌を保つためには洗顔が重要になります。
いくら化粧水や美容液でケアしても、古い角層細胞や老廃物が溜まった肌では美しくなれないからです。
毎日のクレンジングや洗顔で汚れをスッキリ取り去りクリアな状態に整えておくと、お使いのスキンケアもぐんと浸透が高まり、肌効果がアップしますよ。
自分の肌に合った、洗顔料選びのポイント
ここ数年、洗顔料は、実に様々な形状のものが発売されています。石けん、チューブ、泡ででてくるもの、パウダー、ジェル、クレイ、スクラブ入り、泡立てないペースト状......と多岐にわたっていて、どんなものが自分の肌に合っているか、見分けがつきにくいかもしれません。
では、その中で自分に合った洗顔料を、どのように見つけるのがよいのでしょうか? それは、洗い上がりにつっぱるか、つっぱらないかで判断することです。
ペースト状などの泡立てないタイプを除いて、泡を立てるものはその泡立ちの良さも選ぶポイントになります。
基本は優しく!洗顔の仕方をおさらい
顔の角層はとても薄くデリケートですので、水を少しずつ加えながら洗顔料をよく泡立てて、泡を転がすように優しく洗いましょう。基本的に優しく洗うだけで汚れは充分取れますので、ゴシゴシ洗う必要はありません。
ただ、毛穴に詰まった角栓やザラつきが気になるところは、少しだけ力を入れて洗うと汚れが取れやすくなりますが、力の入れすぎにはご注意してくださいね。
高温のお湯で洗い流していると乾燥を進ませてしまいますので、水やぬるま湯での洗顔をおすすめします。
また、洗い残しやすい場所を知ることも大切です。小鼻の横や、あごなどの洗い残しやすい箇所は、順番を決めて洗顔することで、洗い残しを防ぐことができます。
すすいだ後も、タオルでゴシゴシと摩擦をしてふき取らず、やわらかいタオルで優しく押さえてくださいね。
普段、あまりトラブルを感じない方でも、春は肌がゆらぎがちになります。だからこそ、基本の洗顔を見直してみましょう。正しい洗い方をマスターして、美肌のベースを作ってください。
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