こんばんは!なるみです。

ここ最近、頭皮クレンジング剤の処方を考えてます。メイククレンジングをベースにしていろいろ試行錯誤中です。

ちょうど業界雑誌にクレンジングに関する論文が載っていました。
私、普段めっっったに論文は読みません!w

研究者っていうと、暗くて硬くて本ばったり読んでて頭良さそーうなイメージありますが、私は全くその反対です。明るくて(ここはいいとこですねw)硬いのはニガテで、本は自分が興味あるのしか読まず(論文は難しいことを難しく、簡単なことも難しく書いてるので読めません。)けっして頭も良くありませんw

なので、たまたまクレンジングについて取り上げられていたので、久しぶりに論文とやらを読んでしまいました。

なので、今日の内容は題名のわりに専門チックになってます♡

さて、、その論文を発表していたのが花王さんの研究者さんなので、ビオレを例に挙げていました。

クレンジングには、

①みずみずしいジェルタイプ

②ササッと拭けるシートタイプ

③保湿もできそうなクリームタイプ

④マッサージとしても使えるクリームタイプ

⑤汚れ落ちが良さそうなオイルタイプ
の、5タイプくらいになると思います。この並び順のとおりに、数が増えるごとにメイク汚れが落ちやすくなっていきます。なんとなく経験則でみなさんわかっているかと思います。

なぜ汚れ落ちが変わるのか?

それぞれの中身を見てみると、↓のようになってます。

①を見てみると、ほぼ水でできていることがわかります。メイク=油分ですので、水だけでははじいてしまい取り除けません。そこで、油分やメイク汚れと馴染みよい成分が少しだけ入っています。これでメイクを落とすというメカニズムです。

これはメイク量が少ない方にはちょうどよい汚れ落しです。軽く洗えるので、皮膚の必要な潤いまでは取り除かないというメリットがあります。
②は①よりも油分が増えることでメイクなじみがよくなります。乾燥が気になる!保湿はしたい!方にはちょうどいいと思います。
この、①、②をオイルインウォータータイプといいます。水の中にちょびちょびオイルがあるということですね。

これと反対に③は油分が多くなっている中に水が少しだけあるタイプです。メイク浮きが良く、マッサージクリームとしても使いやすいタイプですね。ただ拭きとらないとこってり顔に残って、その後の洗顔はしっかりしなくちゃベタつきます。

さらに④はほぼほぼオイルです。ガッチリしたウォータープルーフのマスカラもアイメイクもしっかりこすらずジュワッと落とせます。ただ、サッパリしすぎる傾向もあります。④のメイク落しが発売された時はとても活気的でした。今まで、オイルタイプはちょっとの水が入るだけで、真っ白になってしまい、使えなくなってしまっていました。だからお風呂場で使えないのが難点でした。しかし、濡れた手でもオッケーなように水や油、洗浄成分のバランスを取って開発された画期的商品だったのです。

③、④をウォーターインオイルといいます。水滴が少しだけ入ったオイルです。

これだけで十分かと思っていましたが、クレンジングはまだ進化します。

ウォーターインオイルやオイルインウォーターのように、つぶつぶが点々と分散されているのが今まででしたが、ビオレの「とろけるリキッド」は水と油がミルフィーユ状に並んで存在するのです。
これにより、水だけでは落とせなかったメイクも、オイルで落ちすぎる潤いも対応できるようになりました!!

ミルフィーユ状に並ぶオイルと水を、専門用語で「バイコンティニュアス構造」といいます。通称「バイコン」です。バイコンなんて化粧品研究者しか知らない用語なので、ぜひ使って自慢してください♡w(実際に外観かミルフィーユになっているわけではありません。分子レベルの細かい話です。)

バイコンのクレンジングになることで、お湯落ちマスカラが落しやすくなりました。お湯=水でマスカラがペロペロと取れるんですが、④のようなオイル主体だとなかなか落ちにくく、最後の洗顔時までマスカラが残っていることはありませんでしたか?

反対に①タイプではお湯落ちマスカラは浮き上がってきても、マスカラ以外のメイクが落ちにくいことはありませんでしたか?

化粧品が進化してお湯落ちマスカラができたことで、クレンジングもまた一歩進歩したということです。

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