口内のネバつき「ドライマウス」の改善


 

口臭が気になるアナタ!口の中がねばねばとネバついて不快な感じがしませんか?もしかするとアナタのその口臭はその「口内のネバつき」が原因かもしれません。

 

こちらでは口臭と口内のネバつきとの関係についてお話していきます。口臭の原因である口内のネバつき対策をして口臭を改善いたしましょう。

 

口内のネバつきの原因

 

口内のネバつきの原因それは唾液(だえき)の分泌が関係しています。

 

唾液の大きな3つの働き

 

消化作用:唾液にはアミラーゼとよばれる消化酵素があり、食べ物の消化や吸収を助けてくれます。

 

抗菌作用:ラクトフェリンやラクトペルオキシダーゼとよばれる抗菌物質が口内の細菌の繁殖を防ぎます。

 

中和作用:虫歯の原因となる細菌がつくる酸性の物質を中和してくれます。

 

口内の唾液の分泌が少なくなったり、唾液が乾燥してしまうと口内の水分が減り、必然的に口内の粘性が増しネバつきます。さらに、口内の唾液が少なくなると口の中に入ってきた細菌の繁殖を抑えにくくなります。

 

この口の中に入る細菌のうち「ミュータンス菌(正式名称ストレプトコッカス・ミュータン)」とよばれる虫歯菌が、砂糖などの糖分から「グルカン」ととよばれるネバネバ物質をつくりだします。これが口の中がネバつく原因にもなります。

 

また、このミュータンス菌が作るグルカンは水に溶けにくく、簡単なハミガキではなかなか落ちません。その為、そこに細菌が繁殖しやすくなり、虫歯や歯周病の原因となり口臭に繋がります

 

唾液の分泌が少なくなるのはドライマウスが原因

口内のネバつきを抑えてくれる唾液はなぜ不足してしまうのでしょうか?それは「ドライマウス(口腔乾燥症)」とよばれる病気が原因です。

 

ドライマウスは、その名のとおり口の中が乾き唾液が少なくなる病気で、ドライマウスになると虫歯や歯周病、口腔内の炎症・痛み、口臭、食べ物を飲み込みにくくなるなどの症状が起きてしまいます。ドライマウスはなぜ起きるのか?その要因と対策を次にご紹介します。

 

ドライマウスが起きる要因と対策

  • 睡眠時の口呼吸
  • 物を噛む力が弱い
  • ストレス

睡眠時の口呼吸

睡眠時に鼻ではなく口で呼吸していると乾燥してしまい唾液不足に繋がります。鼻炎で鼻呼吸がしづらい方や、舌や口の周りの筋肉が衰えている方がなりいやすいです。

対策方法:

普段から鼻で呼吸するように意識する。鼻炎の方は耳鼻科で治療をしてください。口周りの筋肉が衰えている場合は、トレーニングが必要です。「あー、いー、うー、えー、おー」と1文字ずつ伸ばしながら口を大きく動かしましょう。

 

部屋が乾燥している場合は加湿器などつけるとよいでしょう。また、マスクを着けて寝ると乾燥が多少防げます。

市販の鼻呼吸テープで口を塞いだり、マウスピースなどで改善する方法もあります。

物を噛む力が弱い

パワーだけでなく噛む回数も少ないことがドライマウスの要因になります。唾液は、物を噛む事により唾液腺と呼ばれる口の中の分泌腺が刺激されて分泌されます。その為、普段から柔らかいものを食べていたり、噛まずにすぐ飲み込む癖がある方は要注意です。

対策方法:

やはりしっかりとよく噛んで食事をすることです。歯に良いキシリトール配合のガムも改善にオススメです。また、食事の際にコーヒーやお茶の飲みすぎに注意してください。カフェインは唾液の分泌を抑制する働きがあります。

ストレス

ストレスを溜め込んだり、極度の緊張状態になると自律神経の乱れから交感神経が働き、唾液の分泌が抑えられてしまいます。また、寝不足などの不規則な生活も自律神経を乱すため禁物です。

 

 

対策方法:

ストレスを溜めないようにしましょう。軽い運動や温めのお風呂に使って汗を流すといいでしょう。

また、夜更かしせずにしっかり睡眠を摂るようにしましょう。

 

 

また、上記で解説した生活習慣や環境の影響以外でドライマウスが起きてしまう原因もあります

 

それは、服用している薬の副作用で唾液の分泌が抑えられてしまうものや、シェーグレン症候群といった人工免疫疾患によるドライマウスなどです。

 

もし、薬の副作用が原因なら主治医と相談してもらうのが一番です。薬の交換や量の調節など適切な処置をしてもらえるでしょう。

 

シェーグレン症候群に関しては、未だ研究中の病気である為、根本的な治療方法は見つかっておらず、人工的に作られた口腔潤滑剤(人工唾液)を用いて改善される場合があります。

 

まとめ

口内が不快にネバつく方は、口臭を放つ原因菌が繁殖しやすいドライマウスの可能性があります!ドライマウスは口臭だけでなく虫歯や歯周病にもなりやすい状態ですので早めの対策が必要です。

 

ドライマウス対策には唾液の分泌を正常にするのが一番です。「食事は良く噛んで食べる」「睡眠はしっかり摂る」「ストレスを溜めない」。この3つを意識して出来の分泌を促しましょう。

 

寝る時に口呼吸してしまう方は、乾燥しないように加湿器をつけて、マスクをする。口が開かない程度の低めのマクラを使うと良いでしょう。

 

これでドライマウス対策はバッチリです!ドライマウスを改善して口臭や虫歯・歯周病予防をしっかりしましょう。