当時の脱毛道具も工夫が加えられていた

三大美女の一角がムダ毛処理を指定たという事実が浮かび上がってきたということは、その他の2人もしていたのかと気になってしまう。特に中国においてある意味最高の美女としも知られている『楊貴妃』なども脱毛に手を焼いていたのではと、そんな想像が駆り立てられる。ただいついかなる、誰であろうとなかろうと、脱毛をしている姿ほど滑稽と言われてもおかしくない姿を晒してしまっている瞬間はない。何せ色々な意味で人に見せたくはないところまで脱毛するときもあるからだ、それこそ普通人には見られることのない場所まで綺麗さっぱりと、丁寧に処理している姿など晒せるべくもない。

人類の歴史は長い、クレオパトラのような古代においてその絶世な美しさから人々の信仰心としての対象としても崇められていた女性でさえ、脱毛という現代にまで引き継がれている技術を用いていたというのは、どこか感慨深い。ただある種知りたくないのはどうして脱毛をしていたかだ。クレオパトラが脱毛をしていた理由、それが仮に『全身黒くてトグロを巻くぐらい強烈な癖のある体毛だったから処理してみたら、美女が誕生した』なんてエピソード、夢を打ち砕かれるどころの話しではない。本当に知りたくもなかった事実だなとあえて聞かなかったことにしたくなる内容だ。そんなことはないだろうという希望を持ちつつ、次の話をしていくが、道具として使用していたものが本当に鋭利な石や貝だけだったのかという点だ。

その点についても調べてみると出てくるのは、やはり原始的な手段ばかりが用いられていたわけではないようで、そこでも現代に繋がる処理方法が試されているのを知ることが出来る。

脱毛クリームもこの時から存在していた

現代の脱毛手段としては脱毛器という科学技術を使用するときもあるが、それ以外にも脱毛クリームというなるべく肌にダメージを与えないように溶かして抜く『除毛クリーム』という、詳しく言ってしまうと脱毛ではない物が、そんなクレオパトラたちが生きていた時代にも原形となるものが存在していた。そのクリームは硫黄と石灰、デンプンといった材料を元にしており水でペースト状にして作られていたものとなっている。しかも当時の美しさを追求している女性たちには既に身だしなみとして流行っていたと言われているくらい、一般的なものだったという。

もちろん当時のことを考えれば全ての女性たちが使用できるとは思えないため、富や身分の低い人々は先に紹介した鋭利な石などを使用してこまめに毛を切り落としていたのかもしれない。無論前述の女性たちも脱毛クリームと石や貝などを併用していたとも考えられる。

カミソリも紀元前から登場している

脱毛に使用される道具として定番なのはカミソリを始めとした刃物だ、クレオパトラ達の時代では石や貝はもちろん、その当時にはカミソリも存在していたという。髪を切るためにも使用していたが、恐らくもっぱらの使い道としては脱毛だろう。この場合は剃毛という言い方のほうが正しいかもしれない。

創意工夫とはよく言ったものだが、やはり手っ取り早く脱毛できる道具としては得物を使うのが一番早い。また現代のように科学技術のような便利な時代でもなかったため、脱毛クリームが本当に聞いたかどうかも定かではない。色々と試行錯誤を繰り返しながら、綺麗に脱毛できるものを見つけるのに必至になっていた、なんてエピソードもあるかも知れない。

男が脱毛に興味を示し始めたのは

女性が脱毛をするのはもはや本能に近いのかもしれない、それこそ紀元前から続くあらゆる女性たちを突き動かす動力としても機能しているといえるくらいにだ。こうした歴史を見てみると、逆に男性が本格的に脱毛という二文字に興味関心をいだき、本当に処理するようなっていったのはいつ頃からだろうかという点も気になる。軽く紐解いてみると、男性が本格的に女性を習うよう脱毛を始めたのは紀元前1世紀頃の話、この頃には男性もそれなりに興味を抱くようになっていったと言われている。

どうしてかと考えると、やはり当時のローマにおける宗教的な問題が関係していると考えられる。特に男性の場合、家長となる一族の長は色々な意味で性に奔放的だった、一族の中に妻はもちろん愛人を作ることも公然として認められていたが、そうした男性たちが愛欲の対象として見ていたのは同姓の美少年と呼称される少年たちに向けられていたと言われている。そういう意味でも衝撃的だが、だからこそ少年を含めた男性も脱毛をして美しくなることにより、多くの男達から愛されるよう努力していたと分析できるのではないだろうか。

言ってしまえば健全な理由ではないだろう、ただ男性としてもやはり最終的には小汚いものよりも綺麗なものを本能的に欲するといったところだ。