作品解説
『ポプテピピック』とは、竹書房のWEB4コマコミックサイト「まんがライフWIN」で連載中の4コマ漫画。
作者はpixivユーザーでもある大川ぶくぶ(pixivアカウントはこちら)。単行本は現在2巻まで発売中。
概要の一文は、単行本1巻のオビど真ん中に書かれたもの。誇張中傷一切無し、原文そのまま。
可愛らしい……いやよくみたらクソむかつく絵柄で時事ネタ、パロディ、あるあるネタ、風刺、ナンセンス、スラップスティック、天丼と(下ネタ以外は)なんでもありのギャグ漫画。
基本は脱力系シュール路線なのだが、時事ネタをやったかと思えばやたらに古いパロディネタを突っ込んできたりする事もあり、ギャグの方向性に一切脈絡がないのが特徴。流行りに便乗してアニメ化した人気漫画の台詞を丸パクリした事もある(しかも「私が最初に言い出したことになんねーかな」と乗っ取りを匂わせるような発言も)。
あまつさえ一度では飽きたらず、何回も作中でその台詞をネタにした。
作中で繰り出される、印象に残りやすい数々の迷言も見どころ(「さてはアンチだなオメー」「サブカルクソ女」など)。その使い勝手のよさからネット上では煽り用の画像に転用される事も多く、twitterやLINEスタンプなどで見て初めて本作を知ったという人も多いのではなかろうか。
実際、pixivに投稿されている作品は、本タグが付いていてもポプ子もピピ美も出てこないパロ作品の方が大多数である。
時事ネタやパロディに対して解説などは一切入らないため、分かる人には猛烈にウケるが分からない人には何を言っているのかさっぱり分からないネタも多い。
この辺りは作品というよりパロディ漫画というジャンルそのものの宿命だろうか。
こんな作風ではあるが、下ネタをあまり使っていないのも特徴。ネタの守備範囲の広さと併せて、意外と万人受けする作品だと言える。
連載開始当初はあまり注目されていなかったが、ネットを通じて知名度が高まり、単行本は幾度も重版がかけられるほどの人気を博す事になった。
しかし、連載元である竹書房に色々な意味でケンカを売りまくった結果、打ち切りに……。
竹書房ゥァア゛ーッ
すべての人の愛するものを消しさり 無に帰してくれようぞ~
……と思っていたら覚えてろ竹書房… 地べたを這い ドロ水すすってでも まんがライフWINにもどってきてやる…という作者の執念が通じたのか、セカンドシーズンとして連載復活となった。
ヤッター!! \SUCCESS!!!/
……ものの、作者が海外から自力で帰ってこれなくなったためまた打ち切りに。
ちなみに「ポプテピピック」とは「POP TEAM EPIC」の略称。
えっ、そうは読めない? さてはアンチだなオメー
登場キャラクター
ポプ子
顔が丸い方。14歳。煽る、キレる、暴力的と三拍子揃ったボケ担当。
人を煽るのは大好きだが、煽られるとかなりキレる。その上煽り耐性が極端に低く、キャビンアテンダントに「ビーフオアチキン?」と尋ねられただけで殺意をむき出しにする。
一方で可愛いと言われて照れる、ピピ美がいなくなって泣き出すなど、年相応(?)な描写もある。
良心もゼロではないようであるが従わない者は断罪。
何故か竹書房への敵愾心が異常に強く、社名の彫ってある石碑に「指定暴力団」と落書きした上に警察に通報するわ、宴席で社員をホームレスばりのゴザ席に通すわ、担当編集者をヤクザ呼ばわりするわとやりたい放題。
打ち切りが決まると巨大化して「竹書房ゥァア゛ーッ!!」「竹書房ァ゙ァ゙~~イ゙!!!」などと叫びながら竹書房のビルを殴り壊すという狂気の沙汰としか思えない行動に出るのがお決まり。
ピピ美
顔が長い方。14歳。ポプ子の事がいっぱいちゅき♡なツッコミ担当。
ポプ子と比べればまだ常識的な人物。時に怒り狂い暴虐の限りを尽くすポプ子を宥めたりするが、とある外国の組織に目を付けられていたり、ミサイルのスイッチを一晩で修理してみせたり、ポプ子のパスポートを事前に偽造したり、ポプ子とは違ったヤバさを持つサイレントアサシン。
普通にポプ子を攻撃する事も多い。
余談
エイプリルフール…なのか?
2017年4月1日、"http://hoshiiro.jp/"で同氏がかつて手がけた『星色ガールドロップ』のアニメ化を報じる公式サイトが登場した。OP映像があったものの、そもそも原作が1話未満しかなく、加えて2日0:00に振り切れる妙なカウントダウンバーが付いていたため、当初から「ああエイプリルフールネタね」と思われていた。
しかし2日を迎えると、予想されていた「ごめんなさい」的な表示でなく、コミック通りのポプ子の「私だよ!!!!」の一声と共に同サイトはポプテピピックのアニメ化の告知に様変わりした(当然ドメインはそのままである)。
確かに直近のコミック版でもアニメ化を匂わせる発言があったものの、今のところ放送局・系列などの詳細情報がページを見ても全く不明の上、そもそもキービジュアルでも竹書房の看板を叩き割るような相変わらずの彼女たちの言動を公共の電波に乗せてしまって大丈夫なのかなど、見た者の頭を悩ます公式ページとなっている。
なお放映は2017年10月から、製作はキングレコード・神風動画。
ちなみにアニメ化公表以後、パロディに混じりつつポプ子・ピピ美自体の絵も投稿されるようになったが……