高校生の多くが悩む「思春期ニキビ」の正しいケア方法徹底解説!

高校生になったら思春期ニキビがたくさんできて困っている!という人も多いはず。正しいケアをしていなければ、どんどん悪化してニキビ跡が残ってしまうかもしれません。思春期ニキビができる原因や正しいケア方法や治し方について詳しく解説します。

目次

  • 多くの高校生が悩む「思春期ニキビ」の正しい治し方を解説!
  • 高校生に思春期ニキビができる主な原因とは?
  • ニキビのできる場所別の原因と治し方を徹底解説!
  • 徹底的に思春期ニキビを改善!正しい洗顔方法
  • 2タイプのニキビ跡とその治し方について
  • 皮膚科でのニキビに治療について
  • ニキビを隠すのはNG!?メイクとニキビの関係
  • 高校生の思春期ニキビを改善するには地道なケアが必須!

多くの高校生が悩む「思春期ニキビ」の正しい治し方を解説!

10代の頃は何かと悩みが尽きないものですが、繰り返しニキビができて悩んでいる人も多いですよね。ニキビを改善するために試行錯誤しても、思うように改善できなくて困っている人も多いでしょう。

アッキー
僕も高校生まではニキビがたくさんできて困っていたんです…。あの頃は本当に苦労したなぁ。
はるこ先生
思春期だから余計にニキビがイヤでたまらないのよね。私も10代の頃はニキビに苦労させられたから、片っ端から勉強したっけ。
アッキー
ニキビの事も含めて肌について詳しくなったから、「はるこ先生」って呼ばれるようになったんですよね!

思春期ニキビの正しい治し方について、私・はるこ先生が詳しく解説していきます!今現在、思春期ニキビで悩んでいるアナタは、ここで紹介した内容を参考にして一日でも早く改善できるようにしてくださいね。

高校生に思春期ニキビができる主な原因とは?

中学生から高校生にかけてたくさんできやすい「思春期ニキビ」。なぜこの時期にニキビができやすいのか、その原因を探ってみることが改善策の第一歩になります。実は、10代という多感な時期だからこそニキビができやすい理由があるのです。

肌の乾燥がニキビ発生率をアップさせる

ニキビができる根本的な原因として考えられるのは、肌の乾燥です。思春期は年齢が若いこともあり、乾燥肌で悩まされることはあまりないと考えている方も多いはずです。なぜ肌の潤いが失われて乾燥肌になり、乾燥するとどのような変化が生じるのか確認してみましょう!

肌の潤い成分について

肌の乾燥を招く原因は、本来備わっているはずの潤い成分が失われてしまうからです。私達の肌に備わっている主な保湿成分は大きく分けると3種類あります。

皮脂膜肌の毛穴から分泌される皮脂と汗が混ざり合ってできる保護膜。肌の水分が失われないようにフタをする役割があります。
NMF
(天然保湿因子)
アミノ酸やミネラルなどで構成されている成分です。肌の水分を保持する役割があります。NMFが不足すると肌の水分が失われやすくなり、乾燥肌になると言われています。
細胞間脂質セラミドやコレステロールなどで構成される成分です。角質層で細胞同士の間に存在している成分です。肌内部の水分が蒸発しないようにする保湿成分です。

これらの保湿成分は年齢と共に少しずつ減って乾燥肌になり、ニキビなどの肌荒れを引き起こす原因になります。本来なら10代の頃はしっかり保湿成分をキープできるため、乾燥肌になりにくいと言われています。

10代でも乾燥肌になる原因

10代の頃は乾燥肌とは無縁で、プルプルの素肌を維持できるはずですが、乾燥肌になってしまう人が意外と多いです。乾燥肌になる主な原因は、間違ったスキンケアや生活習慣の乱れによるものです。

【過剰な洗顔】

体育の授業や部活の後など、汗をかく度に洗顔料を使って顔を洗っている人も多いですよね。過剰に洗顔をし過ぎると肌の保湿成分まで根こそぎ洗い流すため、乾燥肌を招く原因になります。洗顔料を使っていなくても、顔をゴシゴシこするように洗うのも良くありません。

【メイク】

中学生や高校生、早い人は小学生の高学年くらいから本格的なメイクをしている人も多いですよね。しかし、10代は子供から大人へ成長している途中の段階です。メイク用品には、肌に余計な負担を与える成分が含まれている場合もあります。過剰に負担を与えすぎると、肌の潤いが失われてしまうことも考えられます。メイク後のクレンジングも、洗浄力が強すぎる可能性があるため注意が必要です。

【睡眠不足・食生活の乱れ】

アナタは若いから夜更かししても大丈夫!と、毎晩のように夜遅くまで起きていませんか?どんなに食べても太らないから大丈夫!と、栄養が偏ったジャンクフードばかり食べていませんか?このような生活習慣の乱れは、肌のターンオーバーを乱して乾燥肌になりやすいと言われています。

肌の潤いが失われて乾燥肌になるとこうなる!

お肌が適度な潤いを保って健康状態を維持できるのは、潤いがバリア機能を果たして外部からの刺激を受けにくくしているからです。潤いが失われるほどバリア機能が低下してダメージを受けやすくなるため、何とかして肌の潤いを保たなければいけません。肌のバリア機能を回復させる苦肉の策として肌内部から分泌されるのが皮脂なのです。思春期ニキビができるのは、ホルモンバランスが安定していないため皮脂量が増えるからという理由もありますが、実は乾燥肌が原因になっていることが多いと言われています。

皮脂の分泌量が多くて「角栓」が毛穴に詰まっている

肌が乾燥するとバリア機能を取り戻すために皮脂の分泌量が増えてしまいます。皮脂が多く分泌されても、毛穴から皮膚の外へスムーズに排出されていれば特に問題ありません。ニキビができる原因は、皮脂量が増えて角栓ができて毛穴を詰まらせ、炎症を引き起こすからなのです。なぜ角栓ができて毛穴に詰まってしまうのか、その原因を探ってみましょう。

角栓ができる原因

毛穴を詰まらせる角栓とは、過剰に分泌された皮脂と古くなった角質が溜まってできるものです。肌が乾燥すると、新しい皮膚に再生するターンオーバーという働きがスムーズに行われにくくなります。これが古い角質を溜め込む原因になり、皮脂と一緒に角栓になって毛穴を詰まらせてしまいます。

角栓がニキビの原因に

角栓が詰まったままの状態で過ごしていると、ニキビの原因菌とされるアクネ菌が繁殖して炎症を引き起こします。これが乾燥肌でもニキビができるメカニズムなのです。

マスク着用が原因になることも

風邪や花粉症の予防のためにマスクを着用する人も多いですが、最近は「だてマスク」としてすっぴん隠しのためにマスクを愛用している人が増えています。高校生でもマスクを手放せないと言う人も多いですが、実はこれもニキビができる原因になると考えられています。マスクを長時間着けていると、蒸れて菌が繁殖しやすい環境になります。また、布と肌の摩擦でニキビなどの肌荒れが起こりやすくなるのです。特に不織布製のマスクは肌荒れが起こりやすいと言われているので注意したいですね。

色々な薬やサプリを試しても思春期ニキビが治らない…

  • むやみやたらに試すのは逆効果!
  • 自分のニキビができる原因を知るべし!
  • 薬の塗りすぎはむしろニキビを悪化させてしまう

ニキビを早く治したい!という気持ちが焦るほど、効果的と言われている薬やサプリを手当たり次第に試してみる人も多いかと思います。でも、まずは自分のニキビはどうしてできたのかという原因を探ってみることが先決です。原因を正さなければ、いくら薬を塗ったとしても意味がないどころか、逆効果になることも考えられます。では早速、ニキビができる場所別の原因と治し方を紹介します!

ニキビのできる場所別の原因と治し方を徹底解説!

【肌の乾燥→過剰な皮脂の分泌→毛穴の詰まり】という流れがニキビのできる大きな原因になると考えられます。ニキビができた場所によって原因や治し方も変わってくることを知っておくと、効率良く改善できるでしょう。ここでは思春期に現れやすいニキビの場所別に、原因と治し方を詳しく解説します。

口周辺にできるニキビ

どちらかと言えば、口周辺は思春期よりも成人以降に出来やすい部分とされています。元々皮脂が少なく、乾燥しやすい場所なので成人以降にできる大人ニキビが現れやすいのです。でも、思春期の頃でも乾燥が原因で毛穴の詰まりを生じやすい場所なので注意が必要です。

胃腸の不調が影響しやすい

口周辺にニキビが多くできるのは、胃腸の調子が悪いからだと言われています。暴飲暴食が重なっていたり、ストレスが溜まっていると胃腸の働きが弱まって、肌荒れという形でSOSサインを発することもあるそうです。口周辺にニキビができやすくなっている時は、胃腸を休ませるように食生活の改善を目指し、ストレス解消も心がけてみましょう。

しっかり保湿も忘れずに

口周辺は元々皮脂が少なくて刺激を受けやすい場所です。ニキビができるから保湿ケアは必要ないと考えずに、しっかり保湿ケアを心がけるようにしてください。

おでこにできるニキビ

思春期ニキビが現れる場所で多いのはおでこです。おでこは小鼻と含めて「Tゾーン」と呼ばれる部分で、顔の中でも皮脂が多く分泌されている場所です。何度も繰り返しニキビが出来やすいので、正しいケアを地道に続けなければいけません。

過剰な皮脂分泌を抑える

思春期はホルモンバランスが安定していないため、どうしても皮脂が多くなりやすいものです。皮脂を取り除くためにあぶらとり紙を使って頻繁に皮脂をこすり取っている人もいますが、これはNG!摩擦で肌に余計な刺激を与えると逆効果です。皮脂を抑える方法としては以下の方法がおすすめです。

  • ぬるま湯(35℃くらい)で洗顔
  • 洗顔料を使うのは1日1回だけ
  • 洗顔後は化粧水で保湿ケア
  • 油分の多い食事を控える
  • ストレス解消

髪の毛や汗の刺激も

前髪がおでこにチクチク当たったり、汗をかいて放置していると皮膚に刺激を与えてしまいます。元々皮膚に存在している常在菌が繁殖して、ニキビができる原因になることもあります。おでこのニキビが気になる時期は前髪を作らない方が良いです。また、汗をかいたら清潔なタオルでこまめに吸い取るようにしてください。

あごにできるニキビ

あごは顔の中でも皮脂腺がたくさんあると言われています。そのため皮脂が毛穴に詰まりやすいという特徴があるため、ニキビもできやすいのです。しかも、何度も繰り返してできる厄介な場所なので、ニキビの存在に気付いたら早めに治すようにしたいですね。

日常的なケア不足が原因に

ホルモンバランスの乱れやストレスなどが皮脂を多く分泌させてあごニキビができると言われていますが、その他にも日常的なケア不足が考えられます。例えば、洗顔をした時の洗顔料のすすぎ残しがあると、肌の乾燥を招いて皮脂を過剰に分泌させるのです。この他にもあごを触るクセがある、マスク着用時の摩擦なども肌に刺激を与えてしまうと考えられます。

地道に正しいケアを続ける

あごニキビを改善するためには、正しいスキンケアと規則正しい生活を心がけてください。ホルモンバランスが正常化して、肌が乾燥しないスキンケアを続けていれば、あごニキビも改善できるでしょう。

頬にできるニキビ

頬にニキビができると、顔の中でも目立ちやすいため早く治したい!と思いますよね。実は、頬は顔の中でも皮脂腺が少ないため、皮脂量もあまり多くないはずです。でも裏を返してみると、皮脂が少ないため乾燥しやすい部分と言えます。肌が乾燥するほど、毛穴に皮脂や古い角質が詰まりやすくなるので、ニキビもできやすくなるのです。

ホルモンバランスの影響を受けやすい

頬が乾燥しやすい理由は、ホルモンバランスの影響を受けやすいからだと言われています。男性ホルモンが優位になると、皮脂が過剰に分泌されます。また、女性ホルモンが少なくなるほど、肌が乾燥しやすくなるのです。結果的に、皮脂が毛穴に詰まりやすい環境が整ってしまうため、ニキビができやすくなります。特に女性は生理前にホルモンバランスが不調になりやすいため、思春期だけでなく大人になってもニキビができやすい部分です。

スキンケアとストレスケアが必要

頬ニキビを改善するためには、ホルモンバランスを安定させなければいけません。成長期はどうしてもホルモンバランスが安定しにくいものですが、規則正しい生活を心がけていれば安定しやすくなるでしょう。特にストレスは皮脂を過剰に分泌させる男性ホルモンを優位にするため、ストレス解消を心がけてください。肌のバリア機能を回復させるためにも、しっかり保湿ケアも続けましょう。

思春期ニキビの基本的な改善策

  • 皮脂を過剰に分泌させない
  • 洗顔をし過ぎない
  • しっかり保湿ケア
  • 規則正しい生活
はるこ先生
思春期は顔のあちこちにニキビができやすいので、どんなケアを続けたら良いのかわからなくなりますよね。でも、この基本的な改善策を覚えておけば大丈夫よ!

徹底的に思春期ニキビを改善!正しい洗顔方法

思春期ニキビを改善するためには、洗顔のし過ぎは絶対にNG!必要な皮脂まで洗い流してしまうと、乾燥肌が悪化して毛穴に皮脂や古い角質が詰まってしまうからです。

アッキー
顔がベタベタしているのが気になってガシガシ洗いたくなっちゃうけど、ダメだったんですね…。でも、洗わないと皮脂が多いままになっちゃうし。どうしたら良いのでしょうね?
はるこ先生
大丈夫、安心してね♪洗顔のし過ぎはダメだけど、適度に洗顔するのはOKよ!これから正しい洗顔の仕方を詳しく教えるから、アッキーも覚えておいてね!

洗顔は1日2回!洗いすぎは逆効果に

洗顔をするのは朝晩の1日2回で十分です。このうち、洗顔料を使うのは夜だけでOK!朝は洗顔料を使わずにぬるま湯だけで良いです。日中にどうしても皮脂が多くてベタつきが気になる場合は、ぬるま湯でサッと流す程度にしてください。洗顔のし過ぎが良くない理由は、更に皮脂が増えるからです。洗顔をし過ぎると、このような悪循環が生まれます。

  1. 過剰に洗顔をする
  2. 保湿に必要な皮脂まで洗い流す
  3. 肌が乾燥してバリア機能が低下
  4. 肌を何とかして守ろうとする
  5. 余計に皮脂を分泌する
  6. 皮脂が毛穴に詰まってニキビができる

これが延々と繰り返されると、いつまでもニキビが治らない状態になるので注意しましょう!

洗顔料は低刺激のものを選ぶ

洗顔のし過ぎは良くありませんが、日中に付着した汚れや余分な皮脂はしっかり取り除いて肌を休ませなければいけません。そのためにも、夜だけは洗顔料を使って優しくケアしてあげましょう。ここで注意したいのが洗顔料選び。アナタは「ニキビに最適!スッキリした洗い上がり!」などと謳っている商品を使っていませんか?爽快感を謳っている洗顔料は、確かにスッキリさっぱりした洗い上がりになるのは間違いありません。でも、時間が経つと肌が突っ張るような感じがしてくる場合があります。これは必要な皮脂まで根こそぎ奪われてしまい、肌が乾燥している証拠です。しばらく経つと、ニキビが増えてしまう可能性もあるので注意しましょう。

ニキビケア用の洗顔料は、通常よりも洗浄力が強い成分が配合されている場合が多いです。ニキビを早く改善するためには、洗浄力が弱くて肌の健康を考えた成分で構成されている商品を選びましょう。できれば「薬用」と表示されているものがベストです。有効成分が配合されている商品なので、効率良くニキビケアできるのが特徴です。

おすすめの低刺激洗顔料

ニキビケアに安心して使える低刺激の洗顔料としておすすめできるのは、「ビーグレンのクレイウォッシュ」です。思春期ニキビはもちろん、大人ニキビが気になる人にも安心して使えますよ。

【ビーグレイン・クレイウォッシュ】

洗顔料といえば泡立てて使う商品が多いです。でも、クレイウォッシュはクレイが汚れを吸着して落とす洗顔料なので、泡立てずに使うタイプです。泡立てるのが面倒という人にもおすすめですよ!

特徴
  • 毛穴の汚れを吸着して落とす
  • 必要な皮脂はきちんと残せるので肌への負担が少ない
  • 泡立てない天然クレイ洗顔
  • 肌の潤いを残せる
  • 365日間の返金保証
主な成分
  • モンモリロナイト~天然クレイ。汚れを吸着して落とす主成分
  • グリチルリチン酸ジカリウム~肌荒れを防ぐ有効成分
  • スクワラン~皮脂膜を作って肌を滑らかにする
  • カミツレエキス~肌のターンオーバーを促す
  • ヒアルロン酸~肌の水分を維持する
価格3,800円(税抜)・送料無料

正しい洗顔方法・4つのポイント

洗顔を行う際のポイントは以下の4つです。決して難しい方法ではないので、今日からアナタも実践してみてくださいね!

1.洗顔前は手を清潔に

洗顔をする前に、手をしっかり洗って清潔な状態にしておきましょう。手にはたくさんの雑菌がウヨウヨ存在しています。このまま洗顔をすると、顔に雑菌が移ってニキビを引き起こす可能性が高くなります。爪や指の間なども丁寧に洗うようにしてくださいね!

2.洗顔料はしっかり泡立てる

洗顔料を使う場合は、念入りに泡立ててモコモコの泡で洗うようにしてください。泡を顔全体に馴染ませるようにして、泡の洗浄力だけで汚れを落とすのがポイントです。手の平や指で顔をゴシゴシこすらないように注意してください。力を入れてしまうと肌が擦れて刺激になり、ニキビができる原因になります。洗顔用ネットがあると簡単に泡が作れるので便利ですよ!

3.冷たい水は厳禁!ぬるま湯で洗う

顔全体に泡を馴染ませたら、35℃くらいに調整したぬるま湯で丁寧にすすぎます。この時、冷たい水を使うのは止めてください。毛穴がキュッと引き締まってしまい、汚れをしっかり落としきれません。まずはぬるま湯で顔全体の汚れを取り除いてから、最後に冷たい水で引き締めるのはOKです。

4.洗顔後はすぐに保湿ケアを

泡をしっかりすすいだらタオルで水分を吸い取って、すぐに化粧水で保湿ケアをしてください。洗顔後は肌が乾燥しやすい状態になっているので、しっかり化粧水で水分を補給しましょう。その後は必要に応じて乳液や保湿クリームで水分を逃がさないようにしてください。

2タイプのニキビ跡とその治し方について

ニキビができても正しいケアを続けていれば悪化することはほとんどないと考えられます。でも、間違ったケアを続けていると悪化して跡が残ってしまうこともあります。ニキビ跡は大きく分けると2タイプありますが、それぞれの治し方を覚えておくといざという時に役立ちますよ!

色素が沈着しているニキビ跡

炎症を引き起こした後には、赤っぽいニキビ跡や茶色~黒っぽいニキビ跡が残る場合があります。皮膚の凹凸がなくても色味が目立ってしまうため、メイクでごまかしたりしている人も多いです。色素が沈着したニキビ跡は、新しい皮膚が再生する度に改善すると考えられます。肌の再生を促すためには、以下の方法があります。

規則正しい生活習慣

新しい皮膚へ再生する働きは、私達の体に備わっているものです。人によって違いますが、だいたい28日くらいの周期で新しい皮膚へと生まれ変わっていると言われています。本来なら、肌が再生することで色素沈着のニキビ跡も残らないはずですが、何らかの原因で生まれ変われにくい状態になってニキビ跡が残ったままになっていると考えられます。その原因の一つとして考えられるのは、不規則な生活習慣です。規則正しい生活を心がけるだけで、肌が再生されて自然に色素沈着のニキビ跡も治ってくるでしょう。

【食生活の栄養バランス】

現代人はとにかく栄養バランスが乱れがちなので、肌再生も乱れがちだと言われています。特に以下の栄養素は肌再生に大きく関わるため、積極的に補給するように心がけましょう。

栄養素主な働き多く含まれる食材
ビタミンA
  • ダメージを受けた肌を修復する。
  • ターンオーバーの正常化にも大きく関わる。
  • 緑黄色野菜
  • レバー
ビタミンB群
  • 皮膚の再生に関わる
  • 不足すると肌荒れを引き起こす
  • 乳製品
  • 豚肉

ビタミンC

  • 色素沈着を引き起こすメラニン色素の生成を抑制
  • シミの還元作用
  • 新陳代謝を活発にする
  • 果物(いちご、ミカンなど)
  • ブロッコリー
  • ほうれん草
亜鉛肌の新陳代謝を活発にする
  • 牡蠣
  • 牛肉

【しっかり睡眠をとる】

肌再生が行われるのは、私達が眠っている間だと言われています。成長ホルモンの分泌にも大きく関わるため、夜10時から深夜2時までの間はぐっすりと眠っていることが重要だと言われています。良質な睡眠をしっかりとっていると、肌の状態も良くなってくるので睡眠不足にならないように気をつけましょう!

保湿ケアも忘れずに

肌が乾燥していると、ターンオーバーがきちんと行われずに古い角質がどんどん溜まっていきます。ニキビ跡が治るどころか、新しいニキビが増えて更にひどい状態に悪化します。洗顔はほどほどに、保湿ケアはしっかりと!を心がけて、地道にスキンケアを続けてください。

ニキビの保湿ケアにおすすめの基礎化粧品

洗顔後にたっぷりと水分を補給するためには、ニキビケア用の基礎化粧品を活用するのがおすすめです。できるだけ肌に余計な刺激を与えない成分構成の商品を選びましょう!

【ノブACアクティブフェイスローション(モイスト)】

ノブACシリーズは使用を推奨している皮膚科医も多いため、病院や薬局でも見かけることが多い商品です。化粧水だけでなく、スキンケア商品を一式で揃えて活用する人も多いです。

特徴
  • ニキビ肌向けに開発された商品
  • 高い保湿力にこだわった成分配合

主な成分

  • ヒアルロン酸~肌の潤いを維持するために欠かせない成分
  • セラミド3~肌の水分を保つために必要な成分
  • リピジュア~ヒアルロン酸よりも高い保湿力があると言われている成分
  • サリチル酸~有効成分。ニキビの原因菌を殺菌する作用
  • アラントイン~有効成分。肌トラブルを改善する
価格
(7日分トライアルセット)
初回限定価格 1,500円 送料無料

【ビーグレン-クレイローション】

ビーグレンは肌の悩みに特化した商品開発をしているメーカーです。ニキビケアに使うならこれしかない!と愛用しているリピーターも多いです。

特徴
  • 肌の炎症を抑える有効成分を配合
  • 天然クレイで保湿ケア
  • 薬用化粧水
  • 365日間返金保証

主な成分

  • グリチルリチン酸ジカリウム~有効成分。肌の炎症を抑える
  • モンモリロナイト~天然クレイ。肌の潤いを守って刺激から守る
  • 納豆エキス~肌荒れを防ぐ
  • オウゴンエキス~環境のストレスから肌を守る
  • カミツレエキス~保湿成分
  • ヒアルロン酸~肌の潤いに欠かせない保湿成分
価格3,700円(税抜) 送料無料

【リプロスキン】

保湿だけでなく、ニキビ後の回復力にもこだわって幹細胞エキスを配合している商品です。返金保証も付いているので安心して使えるのが大きなメリットですね。

特徴

  • 植物由来の幹細胞エキスを配合
  • 美容成分をたっぷり配合
  • 60日間の返金保証付き
主な成分
  • 幹細胞エキス(リンゴ、ブドウ、アルガンツリー、アルペンローゼ)~保湿成分。肌本来の働きを取り戻す効果が期待できる
  • フラーレン~高い抗酸化力のある成分。活性酸素を取り除き、肌の元気を取り戻す効果が期待できる
  • グリチルリチン酸ジカリウム~肌の炎症を抑える
  • ダマスクローズ~ストレス解消、ホルモンバランスの正常化などの効果が期待
価格通常価格 5,000円(税抜)
定期コース 3,750円(税抜)

【ルナメアAC】

フジフィルムが開発した、ニキビケアに特化した基礎化粧品シリーズです。しっかり保湿しながらケアできるので、ライン使いで活用しているリピーターさんも多いようです。

特徴
  • 植物由来の成分配合で優しくケアできる
  • 有効成分をニキビの原因に直接届ける
  • 満足度が高くリピーターが多い
主な成分
  • セイヨウナシ果汁発酵液、ヒオウギ抽出液、ビルベリー葉エキス、アーティーチョークエキス~植物由来の保湿成分
  • グリチルリチン酸ステアリル~ニキビケアの有効成分。独自技術でナノ化しているので直接届きやすい。
  • 天然ビタミンE、大豆リン脂質、グリセリン~保湿成分
価格
(1週間トライアルセット)
初回限定 1,000円(税抜) 送料無料

クレーター状のニキビ跡

肌の凹凸が目立つ、クレーターのようなニキビ跡ができてしまったという人は、改善させるのはかなり困難かもしれません。どの程度凹んでいるのかによっても異なりますが、クレーターができるということは皮膚の深くまで炎症が進んで大きなダメージを受けている証拠なのです。完全に元通りの肌になるまでは時間がかかること、セルフケアでは必ず元通りになるとは限らないと考えられますが、肌本来の回復力を信じて地道なケアを続けてみましょう。

基本は保湿ケアと肌再生の正常化

クレーター状のニキビ跡を改善するのも、基本的には色素沈着と同様のスキンケアが必要です。肌の潤いを保ち、ターンオーバーの周期を早めるように心がけることで、新しい皮膚が再生されます。地道にケアを続けることで、徐々にクレーター状のニキビ跡も回復すると考えられます。

はるこ先生
色素沈着や、浅いクレーター状のニキビ跡なら地道なスキンケアでも改善できると考えられます。でも、肌の奥深くにある真皮層にまでダメージが及んでいるクレーター状のニキビ跡は、セルフケアで改善するのはほぼ不可能だと言われています。この場合は専門的な治療が必要なので、皮膚科医などに相談しましょう。

皮膚科でのニキビに治療について

セルフケアではどうしようもないほどニキビが悪化した場合は、皮膚科医などの医師に相談をして治療を受けることをおすすめします。皮膚科ではニキビの症状を医師が確認して、主に内服薬や外用薬を使った治療が行われます。

内服薬による治療

皮膚科医はお肌に関する専門的な知識を持っているので、ニキビの状態を確認して適切な診断をしてくれます。どのような方法で改善できるのか、詳しく説明してくれますので分からない事があれば遠慮なく質問してください。ニキビの症状によっては、内服薬を使うように指示される場合もあります。症状が重く炎症を引き起こしている場合には抗生物質、比較的症状が軽い場合にはビタミン剤が処方される場合が多いです。投薬治療を行うことでスムーズに改善する可能性は高くなりますが、副作用が起こる場合もあるため医師や薬剤師に確認しておきましょう。

外用薬による治療

ニキビの状態によっては内服薬と合わせて外用薬を塗布するように指示される場合もあります。ニキビの状態によって異なりますが、よく処方されているのは「ディフェリンゲル」です。ディフェリンゲルは比較的新しいニキビ治療薬で、初期~中期程度のニキビに有効と言われています。過剰な皮脂分泌を抑えて毛穴の詰まりを改善する効果が期待できるため、これ以上ニキビを悪化させたくないという状態に処方される薬です。副作用としてかゆみや乾燥、ピリピリ感などが現れる場合があるため、必ず医師や薬剤師に相談をして活用することが大切です。この他にも症状によって色々な外用薬が用いられます。

ニキビを隠すのはNG!?メイクとニキビの関係

アナタはニキビの赤みや跡が目立ってしまうので、いつもよりメイクを濃くしてごまかしていませんか?その行為がニキビを増やして、肌質をどんどん悪くさせる原因になるのです。メイクとニキビの関係はとても深いので、一日でも早くニキビを治したいならメイクの仕方も改善しましょう!

ファンデーションがニキビを悪化させる原因に!

ファンデーションを使ってメイクをしている人は要注意!ニキビを隠すためにファンデーションを塗ってしまうと、通常よりも厚塗りになってしまうのが大きな問題になります。ただでさえ毛穴が塞がれている状態なのに、更にファンデーションを上塗りするとどうなるでしょう?今まで以上に肌が呼吸できない状態になって、毛穴の中で菌が大繁殖する結果になります。

ファンデーションには肌に負担をかける成分が含まれている場合があるため、ファンデーションを塗る行為そのものが肌に悪影響を及ぼしているのです。また、クレンジングが甘くてファンデーションが残ったままになっていると、肌に負担を与え続けたまま長時間過ごすことになります。この積み重ねが、ニキビを増やす大きな原因になっています。

緊急時にはニキビ用BBクリームがおすすめ

ニキビができている時にはファンデーションを使わずに過ごすのが一番良い方法です。でも、ニキビをなんとかしてカバーしたいという時には、ニキビ用のBBクリームを上手に活用しましょう。肌に負担を与えないように油分が少ないBBクリームを薄く塗ってカバーしてください。ニキビをカバーする場合は、できるだけ肌に負担を与えない商品で敏感肌でも使える、「アヤナスBBクリーム」がおすすめです。

【アヤナスBBクリーム】

敏感肌用に開発された商品のアヤナスシリーズはリピーターも多いのが特徴。BBクリームは一本あればナチュラルメイクや化粧下地などの役割も果たしてくれるので便利です!

特徴
  • 敏感肌でも使えるので肌への負担が少ない
  • 毛穴も目立たなくするカバー力
  • 保湿力が高い
  • 30日以内返品交換OK
主な成分
  • コウキエキス~肌の炎症を抑える成分
  • グリチルリチン酸2K~肌荒れを改善する成分
  • セラミド2~肌の保水機能を高める成分
  • ヒアルロン酸Na~肌の潤いを保持するために役立つ成分
価格通常価格 4,320円(税込)
特別価格 3,800円(税込)

高校生の思春期ニキビを改善するには地道なケアが必須!

中学生から高校生にかけてできる思春期ニキビを改善するためには、これ以上数を増やさないようにするためにも正しいスキンケアや生活習慣の改善などを地道に取り組むことが大切です。既にできたニキビも時間はかかるかもしれませんが改善する可能性は十分にあります。思春期とニキビは切っても切れないような関係にありますが、途中で諦めずにしっかりケアしていればキレイな素肌になれると信じて地道に頑張りましょう!