足の乾燥と水虫の違いとは?

肌が乾燥する季節は、足のかかとがガサガサになって、皮がボロボロむけて落ちてくることがあります。

見た目も問題ですが、そのまま放置していると、ただの乾燥状態から次のステップになってひどい症状になることもあります。

乾燥からの症状には2つの要因があって、どちらも問題なのですが、ひとつは周りの人にも迷惑をかけることにもなります。

いずれの症状も嫌なものですが、自分だけの問題だけではなく他人にも迷惑をかけるのは避けたいですね。

足の乾燥肌からなる症状には何があるのか、どのような処置が必要なのかについてご紹介します。

足の乾燥肌とは

足の乾燥肌の前に、まず肌のターンオーバーについての基本を知りましょう。

肌のターンオーバー

肌のターンオーバーについては、女性の方は敏感になりますね。

人の皮膚は生まれ変わりをしています。
周期は約1か月で、現在の肌は1か月前の奥深い細胞だったものが表面に現れていることになります。

表皮細胞には層があって、肌表面(皮脂膜(ひしまく))まで皮膚の奥から真皮(しんぴ)・基礎幕(きそまく)・基礎層(きそそう)・有棘層(ゆうきょくそう)・顆粒層(かりゅうそう)・角質層(かくしつそう)になっています。

1か月前の細胞は基礎幕で皮脂膜の角質層が垢(あか)となって剥がれ落ちるようことで、奥深くから表面に細胞が移行されるようになるのです。

この周期のことが肌のターンオーバーになります。

ターンオーバーが乱れることにより、肌がくすんだ・硬くなった・化粧水が浸透しにくい・シミやシワができやすい・乾燥や肌荒れなどになる可能性が高くなるのです。

ターンオーバーは夏と冬に発生しやすく、夏は日焼けで冬は乾燥が原因でなるのです。

足も乾燥肌になる

実はこのターンオーバーのサイクルは顔の肌だけではなく、足にも同じことが言えるのです。

目で見える顔は、毎日顔を洗ったり化粧をするときに鏡で必ず確認するので、肌の状態がいいか悪いかわかりますが、足となったらなかなか気づかないものです。

足が乾燥すると、特にかかとが厚く硬くなってカサカサしてひび割れることになります。
これは、角化症(かくしょう)と言って、足の肌トラブルのひとつになります。

かかとの角化症の原因

歩行や立っているだけで、かかとには体の中で一番体重がかかる場所で、それに乾燥や疲労・ストレス・年齢とともに肌のターンオーバーに乱れが発生し、角質がはがれ落ちることなく、そのままになっているのが角化症の原因になります。

初期状態はかかとが厚く硬くなりますが、症状が進行するとひび割れになり角質層だけではなく、肌の一番奥の真皮まで達して出血することにもなり、痛みを伴うことがあります。

かかとの見た目は、白くなって粉がふいてひびが入っている状態になるのです。

角化症のケア

角化症になったら、保湿と古い角質層の除去をしないといけません。
以下が角質層の除去になります。

(1)お風呂で湯船につかって、かかとの角質を柔らかくします。

(2)湯船から出て、かかとをタオルで拭きます。

(3)足専用のやすり(ファイル)を使用して角質を削りすぎないように優しく除去していきます。

※やすりは同じ方向に向かってかけていき、乾燥が目立つ部分は細かい面で整えていきます。

(4)かかとに化粧水と保湿クリームを塗って、サランラップで覆うようにします。

(5)その上から靴下をはいて乾燥を防ぐようにします。

これが角化症のケアになります。

実は角化症に似ている症状で水虫があり、どちらの症状なのか見極めた上で処置しないといけません。

乾燥している時期に活動する水虫

乾燥している時期に活動する水虫は、角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)になります。

症状はかかとを中心に皮膚が厚く硬くなって、ひび割れをおこし白い粉をふいた状態で、水虫なのに痒みがないのです。
角化症と角質増殖型の水虫は、全く同じ症状で違いがどこにあるか判別がつきにくいのです。

どちらも見た目は同じですが、ひとつだけ違いがあるとしたら、角化症は感染しませんが角質増殖型の水虫は感染するので、早期の治療が必要になります。

この角質増殖型の水虫を放置したら感染拡大して爪に水虫がうつって、水虫のなかでも一番治りにくい爪白癬(つめはくせん)になることもあります。

角化症だったら自宅で角質を除去して保湿することで治すことができますが、角質増殖型の水虫は市販薬か皮膚科で治すしかありません。

ただ、どちらなのか見分けることが重要で、どのように識別するかが大切です。

いままであなたが足の角質ケアをせずに、かかとが厚く硬くなってひび割れを起こし白くなっている場合は、角質増殖型の水虫になっていると考えるのが妥当だと考えます。

しかし、これではあいまいな判断になるので、一番確実な方法は皮膚科での検査になります。

まとめ

肌のターンオーバーは、顔だけではなく足にも起こり角化症になることがあります。

角化症は、水虫の角質増殖型と症状が似ているので、どちらにかかっているのか自己判断は難しいので、皮膚科で検査して治療するようにしてください。

ぜひ参考してください。

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