from事務局
2009年5月11日、機能を大幅に拡充し全面リニューアルしました『歯のねっと』をご利用頂き誠にありがとうございます。特に「歯に関するお悩み相談」は、ボランティアにてご協力頂いている歯科医師の先生方の‘親身なご回答 ’や‘そのクオリティの高さ’及び‘一件の相談に 複数の歯科医師の先生方のご回答’により、高いご評価を頂いています。
また、「かかりつけ歯科医師」を探しておられる会員様は、中高年層が中心で8割弱となっており、改めて中高年層の‘歯に対する関心の高さ’を示す結果となっています。
○システム変更のお知らせ
利用者の皆様方や歯科医師の先生方から‘より多くの相談内容を閲覧したい’との強いご要望が寄せられました。慎重に検討させて頂き、「歯に関するお悩み相談」の一部を変更し、相談内容の全てが見られるように致しました。メニューの「相談内容を見る」に公開させて頂きますが、個人情報保護のため、今まで通り‘匿名(ニックネーム)’とさせて頂きます。
公開相談詳細
| タイトル | 神経が死んだ前歯の黒ずみを白くしたい。3週間位で白くなる? | カテゴリ | ホワイトニング |
|---|
| 相談者 | 女子学生様 | 年齢 | 22歳 | 性別 | 女性 |
|---|---|---|---|---|---|
| 小学生の頃、前歯の神経が死んでしまい、最近、色が黒ずんできました。 前歯なのでとても気になります。 白くしたいと思うのですが、どのような方法があるのでしょうか? また、その方法の利点、欠点、費用、期間も教えていただければと思います。 できれば三週間くらいで白くしたいのですが可能でしょうか? | |||||
| 河原 雅朗先生からの回答 | |
| まず歯の神経(歯髄)が死んでしまっていることが考えられるので、その治療から始めないといけません。 歯の裏から穴を掘って死んでしまった歯髄組織をきれいに取り去ります。 その影響が根っこの先まで行っていると考えられるので、しっかりと消毒する必要があります。 たいていこの時点で数日はかかります。 そのあと口腔内の細菌が入らないように根っこをゴムのような樹脂でしっかりと詰めます。 ここまでは病気の治療となるので保険で可能です。 数千円くらいでできます。 この後大きく分けて2つの方法があるのですが、1つは歯全体を削って全体を被せるという方法です。 保険で行えば7000円ほどとなります。 色にこだわったり、変色しないことを求めるのであればセラミックなどの保険外のものを被せる必要があります。 費用は5万くらいから20万くらいと非常に幅があります。 欠点はもちろん歯を削ってしまうということです。 その影響によって歯の寿命は削らない場合に比べると、格段に短くなることが予想されます。 もうひとつの方法は歯の漂白です。 いわゆるホワイトニングという方法です。 ただこのように神経が死んでしまった歯の場合、神経を取る時に取った歯の裏の穴の中に漂白剤を入れて数日待つということをくりかえす、ウォーキングブリーチという方法があります。 保険ではその処置はないので保険外の処置となりますが、どの程度の歯科医院で取り扱っているのか不明です。 費用も数千円から数万円くらいの幅があると思います。 利点は歯を削る量を最小限にとどめることができる、ダメならだめで、その時に被せるという方法も選択肢として残っている、などです。 欠点は、確実に白くなるかどうか、不明ということです。 数年で後戻りをしてしまうという可能性もあるというのが欠点となります。 期間は急げば3週間でできなくはないと思いますが、短期間で行って思ったようにできないよりも、しっかりとした治療をお受けになることをお勧めします。 (突貫工事でやった結果と、じっくり期間をかけて満足いくまでやった結果が同じであればだれもが突貫工事での治療を望むと思いますし、歯科医師もそうすると思いますが、そうはできないというのは簡単に予想ができると思います。そのいまいち満足できない結果でもよいということであれば3週間という期間を限っての処置もできるかもしれません。) | |
| 玉置 敬一先生からの回答 | |
| 女子学生 様 前歯の色が黒くなってくれば審美的にも問題だと思います。 小学生の頃の治療で歯髄神経(歯の中心にある神経)を治療してもらっていると思います。 その時の歯質削除量(歯を削っている量)が少ないようでしたら、もう一度黒くなっている部分を少し削り、ブリーチング(ホワイトニング:歯を白くする治療)をしてもらうと良いと思います。 もしその時の削除量が多いようでしたら、歯の表面を削ってかぶせるようになると思います。 ホワイトニング以外は保険でも治療できます。ポーセレン(陶材)もとても良い材料です。 自費(だいたい10万円前後)になりますが、特徴を歯科医師からよくきいて、ご自分でどちらにするか決めてください。 早く白い歯が回復され、自信を持って笑顔を作れるように願っています。 | |