アトピー性皮膚炎の皮膚は、常に乾燥してパサパサとしています。

 

また、それと同時に白っぽく浮いた皮膚が目立っていることもあります。これは掻きむしってはがれてきた皮膚です。

 

その逆に、炎症がひどくて赤っぽく染まっていることもあります。また、引っ掻きすぎて血がにじんで、見るからに痛々しい状況のときもあります。

 

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アトピー性皮膚炎による皮膚トラブルとは

血がにじんでいたり、リンパ液などの浸出液がにじみ出ている時にはあまり分からないものですが、その下の皮膚はいつも干上がった状態です。

 

なぜかというと、かゆくて掻きむしってしまった時に角質にキズがついて肌荒れを起こし、肌表面の抵抗力を弱めてしまうからです。

 

そうなると皮膚内の水分を蒸発させてしまい、さらなる乾燥状態を引き寄せてしまいます。

 

乾燥状態が起きると、外部の刺激に過敏になり、ふたたびかゆくなってしまう。こうしたトラブルの悪循環が起きているのです。

 

だから、アトピー性皮膚炎の治療においては、炎症を沈めることと同様に、いかに皮膚を保湿していくかが問われます。

 

なるべく皮膚の中に潤いを保ち、健康な皮膚に近づけていく努力は大切と言えるでしょう。そのために薬の塗布などではなく、日常でできることはないでしょうか。

 

ここでは、保湿に関することについてご説明していきます。どれも身近なスーパーやドラッグストアで安く手に入るものばかりなので、手軽に生活に取り入れてみてください。

 

 

アトピー性皮膚炎に重曹がおすすめ?

アトピー性皮膚炎の方にぜひ試していただきたいのが、ドラッグストアで数百円で買える重曹です。お漬物をつけたり、お掃除に使ったり、お菓子作りに…と色々な場面で使えることでも有名ですね。

 

実はこの重曹、お風呂にひとつかみ入れておくととても血行を良くしてくれる効果があります。

 

この時、アトピー性皮膚炎の方でしたら、水道水の塩素を抜いておくことがおすすめです。小型の浄水器などを蛇口につけて、できるだけ肌に刺激の少ない水を身体に触れさせましょう。

 

また、温度もぬるめにしておいてください。あまり高温ですと、肌にビリビリと強い刺激を与えるだけでなく、肌の水分を奪ってしまいます。

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あくまでもぬるめのお湯にじっくりとつかるようにしてください。ちなみに、この時わざわざタオルに洗剤を泡立てて身体を洗わなくとも、ゆっくり湯船につかるだけで毛穴につまった老廃物を洗い流してくれるだけの効果があります。

 

忙しいからとついついシャワーを浴びるだけだった方も、ぜひ数日に一回は、ゆっくり湯船につかる時間を設けるようにしてはいかがでしょう。

 

アトピー性皮膚炎が起きていない肌の部分に関しても、ツルツルになってくれるのでかなりおすすめの方法です。

 

 

アトピー性皮膚炎に馬油やローションはどう?

アトピー性皮膚炎におすすめなのが、馬油や椿油です。この二つは、動物性の油と植物の油という根本の違いがあるものの、人間の油分ととても似通っています。

 

とくに馬油に関しては、油の成分の割合までもが酷似しているので、全く肌に負担をかけずに保湿してくれることが期待できます。

 

簡単に説明すると、たとえばワセリンなどの他の油を皮膚に塗った時は、皮膚に油膜をつくって中にある油分や水分を逃さないようにしてくれる働きを持っていると捉えてください。

 

これに対して、馬油は肌にすっと溶け込んで保湿していきます。油膜を貼るタイプの保湿剤ですと、どうしても中がこもって逆にかゆくなってしまうこともあります。

 

また、毛穴をふさいでしまうので、きちんと洗剤で落としきることをしないと身体から汗が出なくなっていくなどの状況が起こり得ます。

 

しかし、馬油ですとそこに関する心配はいらない訳です。ただし、動物性の油にアレルギーがある方は注意したほうがいいでしょう。

 

 

馬油の注意点とは

馬油は人間の油分に近いとはいえ、自分の油分と全く一緒という訳ではないので、アレルギー反応がゼロという訳ではありません。

 

また、アトピー性皮膚炎の方は皮膚の傷ついた部分に黄色ブドウ球菌が入り込むと、膿が出るような水膨れが出来てしまうなどの合併症を引き起こします。

 

そうならないように、馬油はある程度の殺菌成分も含んでくれているので、そういった意味ではとても安心です。

 

まずは少量使ってみて、動物性の油にアレルギーがなければ使ってみても良いでしょう。ローションを使う場合は低刺激のものを選ぶようにしてください。

 

「自分はアトピーでとにかく保湿が大事だから、クリームだけで充分!」という方も、あまりクリームばかりに頼らず、ローションだけの日をつくるのも手です。

 

なぜかというと、油分を常に外部から取り入れていると、皮膚がいつしか自分で油分をつくりだすのを止めてしまいます。

 

つまり、クリームなしでは常に油分が足りない身体になってしまうからです。こうならないように、時には水分補給だけに留めて、最低限は油分を自分でつくりだせる身体づくりに励むのもよいでしょう。

 

 

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