リピジュアの効果は?原液で化粧水を作ってみた


ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなど、人気も効果も高い、お肌の潤い成分は数多く存在しますね。これらは水分を抱え込み、角質層まで潤す為、年齢により潤いが足りなくなった肌や乾燥肌・敏感肌の方にとても効果的です。

しかし、実は、これらよりも高い保湿力を持っている成分があるのです。

それが、リピジュアです。

まだ「リピジュア」と言う名前は聞き慣れない方も多いかも知れませんが、このリピジュアは角質層のさらに奥にある真皮まで保湿してくれる成分になるのです。

以前は主に医療現場で使用されていた成分なのですが、リピジュアの高い保湿効果が確認され、近年は様々な化粧品に配合されるようになってきました。

その保湿効果はなんと、ヒアルロン酸の約2倍とも言われているのです。元々保湿効果の高いヒアルロン酸ですので、それよりも高いという事は、とても十分な潤いを実感できる成分だということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

リピジュアは原液のまま販売もされているので、その原液を購入して、自分だけのオリジナル化粧水を作ることも出来ます。

今回は、リピジュアそのものの持つ働きについては勿論のこと、リピジュア原液を使用した化粧水の作り方や、手作りリピジュア化粧水を実際に使用してみた感想などもまとめているので、リピジュアに興味のある方はぜひ参考にしてくださいね。

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リピジュアとは

リピジュアとは、人間の体にある「リン脂質」をモデルとして開発された潤い物質です。

リン脂質は、人間の細胞膜を構成する成分で、細胞膜の正常な働きをサポートしてくれるものです。水と油を馴染ませる性質もあります。

このリン脂質の働きに注目し、医療現場で人工皮膚や人工血管、人工臓器などに使用する為に開発されたのが、リピジュアでした。

後にリピジュアには高い保湿効果があるということがわかり、更に安全性も高いことから、化粧水等のスキンケア商品やハンドソープ、コンタクト洗浄液・保存液、点眼薬等にも使用されることとなったのです。

また、リピジュアは皮膚や目だけではなく、毛髪の保湿にも効果的です。そのため、シャンプーやリンス、トリートメント等でもリピジュアが含まれている商品が存在しています。

更に、リピジュアは使用すればするほど潤い効果が持続し、水洗いしてもその潤い成分は減少しないと言われているので、常に水を使った家事をしている主婦や、乾燥が気になる方には特におすすめです。

リピジュアの保湿効果は、保湿力の高いヒアルロン酸の約2倍と言われており、さらに人間が本来持っている「リン脂質」をモデルとしているため、肌馴染みも良く、低刺激でアレルギー反応も起こしにくい為、今後さらに注目を集め、発展していくであろう成分です。

リピジュアの効果

リピジュアを使用することによって、どの様な効果が得られるのでしょう?
リピジュアの効果について、ひとつずつ見ていきましょう。

優れた保湿効果

リピジュアは肌につけると角質層のさらに奥にある真皮まで保湿することが出来ます。その為、角質層までしか保湿することが出来ないヒアルロン酸等よりも高い保湿力と潤いの持続力が期待できるのです。

その保湿効果は、数字で表すと、ヒアルロン酸の約2倍と言われています。

ただでさえ保湿力の高いヒアルロン酸の倍と考えると、お肌には十分な潤いが得られるということがわかりますね。

さらにすごいのが、リピジュアを肌につけた後です。

通常保湿成分を肌につけても、水洗いしてしまうと流されてしまいますね。保湿するためのハンドクリームなども、付けてから手を洗ってしまうと、もう一度つけ直さなければならなくなってしまうでしょう。

しかしリピジュアは、水洗いをしてもその保湿力が低下しないのです。むしろ水洗いして1時間経過した後の方が保湿効果が高まっているという実験結果もあります。

使えば使うほど、その保湿効果は増加し、潤いを持続させることが出来るので、リピジュアを使い続けていると、洗顔後顔が突っ張るという事も起こりにくくなります。

乾燥肌で悩んでいる方や、常に潤いの足りないカサカサしたアトピー肌の方にもお勧めしたい成分です。

つけた後、表面はサラッとしてきますが、内部はしっかりと保湿され、しっとり潤いのある肌を実感できるでしょう。

外部の刺激から保護

リピジュアには、肌のバリア機能を強化し、サポートしてくれる働きがあります。

肌につけると、リピジュアが肌表面に保水性のある膜を作ってくれるのです。そのため、万が一体調不良や乾燥などによってバリア機能が低下していたとしても、リピジュアがバリアに似た保護膜を作り、肌を守ってくれるので、安心です。

守られている間にダメージを受けた角質層も自然と修復させることが出来るので、より強く逞しい肌に改善させることができますし、紫外線やチリ・埃、細菌など、様々な外部からの刺激にも、肌は負けづらくなります。

ですから、肌荒れが起こりやすい方、ニキビが発生しやすい方でも、リピジュアを使用することで様々なダメージから肌を守ることが出来るようになるでしょう。

アンチエイジング効果

リピジュアを使用すると、保湿された状態が長時間続くため、肌が潤い、ハリを感じられるようになります。その為、シワやたるみが改善されます。

バリア機能が強化されることにより、肌荒れや肌ダメージも予防することが出来るため、美肌を保つことも出来るでしょう。

ハリと潤いがあり、シミやシワなどが改善された美肌を維持することが出来れば、若返り効果も期待できますね。

ニキビ予防効果

リピジュアがバリア機能を強化させてくれるので、アクネ菌などの細菌が肌に侵入するのを防ぐことが出来ます。

これにより、アクネ菌によって発生するニキビを予防させることができますね。

また、肌が乾燥すると毛穴が小さくなり弱まってしまうため、皮脂や汚れなどが詰まりやすくなりますね。皮脂や汚れが毛穴に詰まってしまうと、そこからもニキビが発生しやすくなってしまいます。

しかし、リピジュアは肌の乾燥も防ぎ、潤いを与えてくれるので、毛穴も小さくならず、皮脂や汚れが詰まりにくくなります。

その結果、ニキビ予防となるのです。

ヘアケア

リピジュアは肌の保湿だけではなく、髪の毛の保湿にも効果的です。乾燥し、艶が無くなったパサパサのダメージヘアにも、リピジュアを浸透させると、しっとりツヤツヤの髪によみがえらせることが出来ます。

そのため、パーマをかけたり、カラーリングをした後など、髪の毛がダメージを受けた時にリピジュアを使用すると、ダメージを最小限に抑え、強くハリのある健康的な髪の毛に改善させることが出来るのです。

リピジュア配合化粧品を選ぶ際の注意点

表記

化粧品やコンタクトレンズケア商品などに含まれているはずのリピジュアですが、様々な商品の成分を確認しても「リピジュア」という言葉は見つかりません。

実は、「リピジュア」という名前は日油株式会社の登録商標なのです。

その為、リピジュアが配合されている場合、「リピジュア」ではなく、成分表示名称の「POLYQUATERNIUM-51」(ポリクオタニウム-51)や「POLYQUATERNIUM-61」(ポリクオタニウム-61)などと表示されています。

成分確認の際は注意してくださいね。

水溶性ポリマーによる刺激

リピジュアは安全性が高く、低刺激のため、敏感肌やアトピー肌の方でも安心して使用できる成分なのですが、人工的に作った水溶性ポリマーですので、ごくまれに、ポリマーが肌に合わないという方もいます。

自分の肌に合うか心配な場合は、パッチテストなどを行ってから使用するようにしましょう。

但し人工的な成分だとしても、リピジュアは天然の成分よりもとても安全性の高いものですので、アレルギー反応も起こしにくくなっています。基本的には安心してお使いいただけるでしょう。

他の刺激物質

リピジュア配合の化粧品だからと安心して使用しても、同時に配合されている成分の中に界面活性剤や着色料、保存料、香料、アルコール等、肌に刺激を与える可能性のあるものが含まれている場合もあります。

すると、せっかくリピジュアの良い効果が得られたとしても、他の成分によって肌にダメージを与えしまうかもしれません。これでは意味がありませんね。

ですから、化粧品を選ぶ際は、リピジュア以外に刺激物質が配合されていないかを確認しましょう。

出来れば、無添加の化粧品だと嬉しいですね。

もしくは、これからご紹介する手作りのリピジュア化粧水だと安全性はより高くなります。

リピジュアの原液を買ってみた

リピジュア原液の選び方

「リピジュア原液」と言うと、どこにでも気軽に売っているものではなさそうな感じがしますね。その辺のスーパーなどでは見つけられないだろうと考え、私もインターネットで購入するつもりで、楽天やAmazonを調べていました。

実際、ネットショップでは、様々なリピジュアが販売されています。

5000円以上する高価なものから、リピジュアが配合されている様々な化粧品、リピジュアの他にも保湿効果の高い成分が混ぜられているものなど、幅広く見つけることが出来ました。

しかしよく見てみると、リピジュア配合化粧品は数多く存在するのですが、原液そのものだけが容器に入った状態のリピジュアは、あまり種類が無いようでした。

「リピジュアの原液」で色々調べたところ、私がたどり着いたのは、以下の2つの商品です。

・トップバリュセレクトのリピジュア原液
・マンデイムーンのリピジュアR

どちらも原液で、効果が高く人気のある商品です。まずは、それぞれの商品の特徴から見ていきましょう。

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①トップバリュセレクトの100%リピジュア原液

原材料・・・水、BG、ポリクオタニウム‐51


トップバリュセレクトとは、イオンのプライベートブランドですので、あちこちに多くの店舗を構えているイオンで購入することが出来ます。インターネットを利用しない方でも、近くにイオンがある方は気軽に購入しやすく便利ですね。

また、イオンのネットスーパーでも購入することが出来るので、なかなかイオンに行く機会がなくてもインターネットを利用している方であれば簡単に購入することが出来ます。

ここで紹介したいリピジュア原液は、トップバリュセレクトの中の、エイジングケア目的に販売されている「グラマティカル」のシリーズ商品です。

リピジュアの他にも、同じデザインで、ヒアルロン酸プラセンタエキスプロテオグリカン、コラーゲン等、保湿効果の高い成分の原液が販売されていて、シンプルで高級感のあるデザインからも、その成分の効果からも人気が高くなっています。

使い方としては、洗顔後の清潔な肌に、原液をそのままつけてもいいですし、化粧水で整えた後の肌にプラスしてもいいです。その後はいつも通り乳液やクリームなどでお肌を整えましょう。

顔以外でも、肌荒れや乾燥、かさつき等が気になる部分や髪の毛などにもつけても構いません。

1回の使用量は2~3滴です。

低刺激の安全性の高い成分なので、原液で使用しても問題はないのですが、敏感肌の方はまれに刺激を感じてしまう場合もあるため、心配な方は腕の内側などでパッチテストをしてみるといいでしょう。

もちろん、精製水と混ぜて化粧水として使用しても構いません。この場合は精製水で原液を薄めることが出来るので、さらに低刺激となるでしょう。

実際に購入したものを3滴手のひらに出してみました。水のようですが、触ってみるとしっとりとろみのある液体です。

この時、手のひらは若干乾燥し白くカサカサしている部分があったのですが、リピジュアを手のひらに伸ばすとしっとり浸透し、潤いと艶のある手のひらに生まれ変わりました。

つける前より、手のひらがツヤッとしていますね。しかし見た目ほどべた付いた感じはなく、表面はサラッとしています。潤い成分の上に目に見えない薄い膜が張られている感じですね。

②マンデイムーン(monday moon)のリピジュアR

原材料・・・グリセリン、BG、ポリクオタニウム‐61

マンデイムーン(monday moon)は手作り化粧品の原料を取り扱っているインターネットのお店になるので、化粧品を手作りしたい方、無添加の化粧品を求めている方に人気です。

手作りする際の本格的な成分を自分で選んで購入することが出来ますし、ファンデーションや口紅、化粧水や美容液、パック等のレシピも紹介してくれるので、とても便利なお店です。

作り方や成分の選び方などについても、電話でわかりやすい説明を頂けるので、安心ですね。

このマンデイムーンでも、リピジュアの原液が販売されています。

しかし、原材料名を確認したところ、トップバリュセレクト商品と若干違いがありました。

水の代わりにグリセリンが使用されているのです。

グリセリンとは、水よりも保湿性が高く、よく化粧水などに配合されている成分ですね。安全性が高く、低刺激のものになるので、安心して使用できるものになります。

保湿性を高める為に、水の代わりにグリセリンが配合されたのであれば、トップバリュセレクト商品よりもマンデイムーンの商品の方が効果的のように感じます。しかし、私が気になったのは、ポリクオタニウムの後の数字です。

51ではなく61となっていますね。

実は、ポリクオタニウム‐51というのは水に溶ける水溶性となっているのですが、油には溶けない性質を持っています。その為、ファンデーションや口紅などオイルを配合する化粧品にリピジュアを混ぜたい場合は、ポリクオタニウム‐51ではうまく混ざり合わなくなってしまうのです。

一方、ポリクオタニウム‐61は、油に溶ける性質があるため、オイルを配合した化粧品にも使用することが出来ます。マンデイムーンでは、様々な化粧品を手作りする方法を提案しているので、どんな化粧品にも対応出来るよう、油溶性のポリクオタニウム‐61を販売しているのでしょう。

油溶性か水溶性かの違いだけで、ポリクオタニウム‐51もポリクオタニウム‐61もその効果に大きな違いはありませんが、より低刺激を求めるのであれば、ポリクオタニウム‐51がお勧めです。

というのも、元々医療用として開発されたのは、ポリクオタニウム‐51だからです。

医療現場でも積極的に使用されており、たいていの化粧品に配合されているのも、ポリクオタニウム‐51になるため、より安全性が高いと言えます。

安全性重視で、化粧水など、オイルの含まれない化粧品に配合したい場合はポリクオタニウム‐51を選ぶといいでしょう。

しかし、ポリクオタニウム‐61だからと言って刺激がすごく強くなるわけではありません。どちらがより低刺激かと比べると51の方が低刺激にはなりますが、基本的にはどちらも低刺激で安全性の高い成分となります。

ファンデーションや乳液、クリームなど、オイルを含む化粧品に配合したい場合はポリクオタニウム‐61がお勧めです。

今回は、低刺激の化粧水を作りたかったため、私はトップバリュセレクトのポリクオタニウム-51が配合されている商品を購入してみました。

※どちらの商品にも「BG」と言う成分が含まれていますが、BGというのは実は添加物です。

1,3-ブチレングリコールと言うもので、吸湿性、保水性のあるアルコール類になります。アルコール特有の抗菌作用もあり、ビタミンCの酸化も防ぐ働きがあります。

添加物ではあるものの、とても安全性の高い成分になるので、多くの化粧品に配合されています。

リピジュアの手作り化粧水を作ってみた

今回は誰でも作れる簡単なリピジュア化粧水をご紹介します。

ベーシックなタイプになるので、さらに保湿効果等を高める為に、リピジュアの他にもヒアルロン酸や尿素、ビタミンC誘導体等を配合してもいいでしょう。

但し、色々加えすぎてしまうと、加えた成分によって刺激を感じてしまう場合もあります。

まずはベーシックなものを試し、その後はそれぞれご自分の肌に合わせて少量ずつ色々アレンジしてみると楽しいですね。

用意するもの

・アルコール除菌
・化粧水容器
・計量カップ

材料

・精製水・・・50ml
・リピジュア原液・・・0.2~0.5ml

※精製水の代わりに保存性のあるベースウォーターや香りのあるフローラルウォーターなどを使用しても構いません。防腐剤が含まれていはいるものの、安全性の高いものですので、安心してお使いいただけます。

香りや長期保存を求めている場合はベースウォーターやフローラルウォーターがお勧めです。値段の安さや低刺激を求めている場合は精製水がいいでしょう。

作り方

①アルコール除菌
容器や計量カップをアルコールで除菌しましょう。使用するものにアルコールを吹きかけ、そのまま乾燥するまで放置します。

容器を使うその日に除菌しても構わないのですが、アルコールが乾くまで時間がかかってしまうので、化粧水を作る前日に除菌しておき、埃のかからない清潔な場所に保管しておくと、当日スムーズに作業に取り掛かることができるでしょう。

②計量
精製水を50ml計量します。リピジュアも0.2~0.5ml程度、お好みで計量しましょう。

リピジュア0.2~0.5mlというのはとても少量なので、小さな計量カップでも計りにくいと感じました。とろみもあるので、計量カップに入れても平らにならず、精製水を計るようにはいかないのです。

リピジュアを正確に計量するためには、スポイドなどで吸い上げるようにするといいでしょう。

③容器に入れる
計量したものを容器に入れましょう。精製水を先に容器に入れ、その後リピジュアを入れます。
容器に入れた直後は、水の中に、とろみのあるリピジュアがゆっくりと溶け込んでいくような様子が見られました。

なんとなく水ではない成分が浮いている感じは、写真で伝わるでしょうか。

④混ぜる
容器のフタを閉め、しっかり混ざり合うまで容器を振ります。振ると容器の中が少し泡だちます。

④完成
混ざり合ったら完成です。振った後、平らな場所に静かに置いておくと、自然と泡も落ち着いていきました。防腐剤などが含まれていないので、必ず冷蔵庫で保管し、なるべく早い段階(3日~1週間程度)で使い切るようにしましょう。

1週間以内でも、悪臭や濁りが出るなど、化粧水の様子がおかしいと感じたら、すぐに使用を控えましょう。

リピジュアの手作り化粧水を使ってみた

実際に出来上がった手作りのリピジュア化粧水を使ってみましょう。まずは手のひらに取りだしてみます。

ほぼ精製水で出来上がっているので、水の触感と変わりません。しかし両手で伸ばしてみると、スーッと馴染み、浸透していきました。

浸透するのは早いように感じます。特に刺激も感じないので、顔にもつけてみます。

リピジュア化粧水を顔に使ってみた

触った感じは水の様でしたが、手のひらで伸ばして顔につけると、若干とろみがあるように感じました。顔全体に伸ばすと、スーッと浸透していきます。

しっとり感がすごくあるわけでは無かったので、少量ずつ数回にわけて顔につけてみました。いくらつけても、手のひらが顔に吸い付くような感覚はありません。

表面はすぐにサラッとして乾いてしまうのです。けれど、サラッとした目に見えない膜が張られているだけで、内部は浸透しているようです。皮膚をグッと押し込むと、しっとりした肌を実感することが出来ました。

突っ張る感じもないので、肌は十分に保湿されているようです。

ピリピリ感、痛み、赤み、痒みなどの刺激も一切ありませんでした。

化粧水を付けた後、1時間経過してから肌を触ってみましたが、サラッとはしているものの、パサつく感じはありません。

あえて乳液などを使わなかったのですが、化粧水後1時間経過しても潤いが持続しているというのは驚きです。

しかし、1時間以上経過し、そのままにしていると肌がパサついてきたように感じました。いつもの化粧水より乾燥しているような気がしてしまいました。

やはり、いくら肌の奥まで浸透するリピジュアでも、化粧水の後は乳液など油分のあるもので肌にフタをしないとダメなようですね。

また、完全な保湿を目指すなら、リピジュア化粧水を使った後に、さらに数滴のリピジュア原液を付け、その後で乳液をつけるといいでしょう。

こうすることで、水分をシッカリと肌に浸透させ、閉じ込めることが出来ます。

リピジュア化粧水を髪に使ってみた

私の髪は乾燥しやすく、カラーリングによるダメージもあるので、毛先が常にパサパサとしてしまいます。なかなかまとまらずいつも朝のスタイリングに時間がかかってしまうので、リピジュア化粧水でこのパサつきが落ち着くのか試してみました。

まずは、何も手入れしていない状態の私の髪の毛です。

色が抜けて、とてもパサついていますね。いつもはここにヘアオイルなどを付けてまとめるのですが、今回はここにリピジュアの化粧水をつけてみます。

水ですので、付けると濡れた状態になりました。触った感じも水道水をつけた時と特に変わりはないので、これで髪の毛がしっかりまとまるのだろうか?と不安になりましたが、くしで整えてから、自然乾燥させてみます。

10分程度で乾いきたので、鏡を見てみました。

思っていたよりもまとまっています。オイル等はつけていないので、いつもよりしっとり感は少ないものの、パサつきは減少しています。これなら、近くのスーパー程度ならこのまま外出もできてしまうくらいです。

しかも、このまま30分放置してみたのですが、本当なら完全に乾き、パサつきも出てくるはずのところ、30分経過しても、髪の毛に触れるとまだ塗れているような感じがあります。

肌表面に幕を張るのと同じように、髪の毛にも膜が張られ、内部の潤いが閉じ込められているのかもしれませんね。

これなら、乾燥しやすい季節は勿論のこと、パーマやカラーリングなどでダメージを受けた後でも、髪の毛に潤いを与え、パサつきをおさえられるかもしれません。

また、髪を乾かす際、ドライヤーの熱によっても髪の毛はダメージを受けてしまうのですが、先にリピジュア化粧水をつけて置くと、髪に幕を張って、ドライヤーの熱からも守ってくれるのではないでしょうか。

そこで、洗髪後、ドライヤーを使う前に、髪の毛にリピジュア化粧水をつけてみました。

確かに、いつもより髪の毛のまとまり方が違うように感じます。

私の髪は浮きやすく、広がりやすいのですが、リピジュアをつけると広がりが落ち着き、ストンと素直に下に落ちてくれるのです。

更に髪の毛の内部に潤いが閉じ込められているようで、乾いた後もパサつきがありません。ドライヤーの熱からもリピジュアが守ってくれたようです。

もし、髪の毛がペタンコになりやすく、ふんわり持ち上げたいと考えている方には、リピジュアを髪の毛に付けることはお勧めできないのですが、私のように広がりを抑えて落ち着かせたいと考えている方には、とても効果的です。

夜のトリートメント代わりにも、朝のスタイリング剤としても、リピジュア化粧水を私は愛用中です。

リピジュア化粧水を手につけてみた

普段、家事をするので、常に水を触っています。食器洗い、雑巾がけ、洗濯・・・そのたびに手が乾燥し、白く粉を吹いたり、指先がカサカサしてしまいます。

この手に、リピジュア化粧水をつけてみました。

リピジュアはつけた後水洗いしても保湿効果は減少しないと言われています。ですから、水仕事を良くする主婦には、とても嬉しい作用ですね。

水洗いしても潤いが持続するなら、家事をしても荒れない手を作ることが出来そうです。

では、まず、乾燥している手の写真を見てみましょう。

指先が特に白くなってカサカサですね。ここにリピジュア化粧水をつけてみます。

リピジュアをつけてすぐは艶があり、しっとりしています。しかし、この後化粧水がしっかり浸透し、表面がサラッとしても、化粧水をつける前の様なカサカサ感はありませんでした。

ただし、リピジュア化粧水では、常に水を使っている主婦にとっては保湿力が足りないようにも感じました。しっかりと原液を付けた方が良さそうです。

原液を付けると潤いが増しますし、水を使用した後も潤いがいつまでも持続するように感じます。

原液ですので何度も大量に使うことは出来ないので、朝晩の手入れには、しっかりと保湿できる原液を使用し、日中はリピジュア化粧水にしておくなど、時間によって使い分けをすると効果的ですね。

リピジュアに関するQ&A

リピジュアの知名度はまだ高くはないので、分からないこと、気になることもたくさんあるのではないでしょうか。いくつかの質問と回答をまとめてみたので、購入や使用の際の参考にしてみてくださいね。

アトピー肌にも使える?息子にリピジュアを塗ってみた

実際、リピジュアの手作り化粧水を、私の息子のアトピー肌にも使用してみました。しかし、リピジュア化粧水だと濃度が低いせいか、息子のカサカサ肌はそれほど大きく改善はしませんでした。

そこで、カサカサしている首の後ろに、原液をそのままつけてみたのです。

カサカサと乾燥していた肌が保湿されますし、赤みも減少しているように見えます。

それでも乾燥が強い状態ですので、しっとりとまではいきません。そこで、リピジュア化粧水とリピジュア原液を重ね塗りし、さらにその上からいつも通りの保湿クリームをつけてみました。

ただクリームをつけるだけの状態よりもずっとしっとりしています。更にリピジュア効果によって、艶も出ています。特に刺激も感じないようで、塗った場所を気にする様子もありませんでした。

※この結果はあくまで私の息子の場合です。個人差がありますのでリピジュアを使う前に医師に相談することをお勧めします。

保存期間・保存場所は?

化粧水を作る際、精製水ではなく、ベースウォーターなど、1,2-ヘキサンジオール(安全性の高い防腐剤)が含まれているものを使用した場合は、保存期間は1カ月程度となりますが、精製水を混ぜて作ったものは、冷蔵庫保存で、2週間が限度です。

基本的には作ってすぐの状態が一番好ましいので、3日~1週間以内に使い切ってしまった方が安全です。

また、手作りする際にしっかりと手や容器を除菌して置かないと、雑菌が入り込み、さらに保存可能な期間が短くなってしまいます。

悪臭がする、濁る、刺激を感じるなど、2週間以内でも化粧水の様子を確認し、何かおかしいと感じる点があれば、使用を控えるようにしましょう。

保存場所も、冷蔵庫が望ましいです。冷蔵庫以外でも冷暗所があればそこでも構わないのですが、温度が一定に保たれていないと腐敗しやすくなってしまいます。朝晩で気温が大きく変わることもあるので、出来れば、冷蔵庫保管にしましょう。

使用後もいつまでも温かい室内に置いておくことはせず、速やかに冷蔵庫に戻すようにしましょう。

また、一回で大量に化粧水を作るのではなく、短い期間で使い切れる分くらいの化粧水を作るようにするといいですね。

髪の毛にも使えるの?

顔用の化粧水ですが、乾燥の気になる部分であれば、どこに使用しても構いません。肌だけではなく、髪の毛や爪などにも使えます。

精製水も、実は髪の毛に使用すると髪がサラサラになると言われています。寝癖などを直す際も、水道水で濡らしただけだとパサついてしまうのですが、精製水を使用するとキレイにまとまりやすくなるのです。

水道水にはカルキが含まれていますね。このカルキが髪の毛に付着し、ごわごわ感を出してしまっているのです。しかし、精製水を馴染ませると、髪についたカルキなどの不純物を取り除くことが出来ます。

ですから、洗髪後、精製水を付けると、カルキが落ちてごわつきのないサラサラの髪に生まれ変わるのです。

そのため、精製水は髪の化粧水とも言われています。

勿論、精製水はただの水であり、美容液のように栄養分が含まれているわけではありませんし、不純物が完全に取り除かれるほどの威力があるわけではないため、劇的な変化はありませんが、水道水をつけるよりずっと髪の質が良くなります。

この精製水にリピジュアを混ぜた化粧水が、髪の毛に悪いわけがありませんね。

精製水で不純物を取り除きサラサラにした後で、リピジュアの効果でしっとりまとまりやすい髪の毛に変えてくれるでしょう。

スプレーボトルに化粧水を入れて、髪を洗った後やセットする前などにシュッと吹きかけられるようにしておくと便利ですね。

リピジュア化粧水を使うと、なんとなく髪の毛の艶も増す気がします。傷んだ髪の毛も健康的に見えますし、まとまりやすいのですごく扱いやすいです。

色々な髪の為のワックスやクリーム、ムースなどが販売されているけれど、実際には精製水にちょっとのリピジュアを混ぜたものを髪の毛に付けるという簡単で手軽な方法が一番いいのかもしれません。

これなら、髪の毛が頬などに触れても、刺激でかぶれるという心配もないので、うれしいですね。

ただし、まとまりが良くなるので、髪の毛をふんわり持ち上げたいと思っている方には不向きかもしれません。

唇にも使えるの?

リップクリームにもリピジュアが配合されている場合があります。唇につけても安全なリピジュアですので、リピジュア化粧水を顔につけるのと同時に唇にもつけてもいいでしょう。

唇の縦ジワや乾燥、黒ずみが気になる場合は特にお勧めです。

これらのダメージは紫外線や口紅などによる刺激や乾燥からくるものです。リピジュアで潤いを与え、膜を張ることが出来れば、保湿しながら外部の刺激から唇を守ることが出来ます。

口紅をつける前にリピジュアをつけて置くと、口紅の成分が中まで浸透することも防げますね。そのため、口紅によるダメージも避けることが出来ます。

プルプルでくすみのない唇を目指すために、お勧めです。

 
顔には勿論のこと、髪の毛から爪、体全体に使用できるリピジュア。

原液をそのまま部分的に使ってもいいですし、精製水に混ぜて化粧水を作り、バシャバシャと全身に使ってもいいでしょう。

乾燥がひどい場所には、化粧水と原液の重ねづけも効果的です。

通常リピジュアの含まれた化粧品は高価なものが多いので、リピジュア化粧水を手軽に手に入れたい場合は断然手作りがお勧めです。

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