くも膜下出血は20代の場合どんな前兆がある?5つ紹介!
くも膜下出血は、頭蓋骨の内側にあるくも膜と軟膜の間、くも膜下腔において起こる出血のことです。
くも膜下出血が起こると、命にかかわりますから、一刻も早い処置が必要になります。
一命を取り留めても、処置が遅れると再度の出血や、後遺症が残る可能性もあるのです。
くも膜下出血の原因の多くは、血管にできたこぶ、脳動脈瘤が破裂することによります。
くも膜下出血というと、働き盛りの40代~50代が多く発症するというイメージがあるかも知れません。
しかし最近では、20代のくも膜下出血の患者さんが増加傾向にあるのです。
その原因は何でしょうか?
20代でくも膜下出血を発症する場合の前兆はあるのでしょうか?
20代でくも膜下出血を発症する原因は?
20代でくも膜下出血を発症する原因として、塩分過多の食事、無理なダイエットなどがあります。
また、頭部に強い衝撃が加わることで起こる外傷性くも膜下出血や、まれに脳動静脈奇形が原因となることもあります。
外傷性くも膜下出血は交通事故やスポーツ中に頭を強く打つなどした時に脳挫傷になり、それによって出血が起こるものです。
脳動静脈奇形は、先天的に脳血管の動脈と静脈がつながっているもので、動脈の血液が勢いよく静脈に流れ込み、血管が破れて出血してしまいます。
それから、すべての年代で言えることですが、高血圧、喫煙、飲酒、ストレスもくも膜下出血の大きな要因です。
20代でくも膜下出血を発症する時の前兆
くも膜下出血を発症すると、突然の激しい頭痛に襲われることが多いです。
その他、意識障害や嘔吐が見られます。
しかし、それらは必ず急激にやってくるというわけではなく、前兆がある場合もあるのです。
その前兆には、以下のようなものがあります。
血圧が乱れる
症状が出る数日前から、血圧が乱高下を繰り返します。
頭痛や頭の違和感
痛みの程度は個人差がありますが、動脈瘤が神経を圧迫したり、わずかな出血を起こしたりすることで、頭が痛くなります。
特に後頭部の頭痛が多くなっています。くも膜下出血の前兆となる頭痛を「警告頭痛」と呼びます。
また、頭がぼーっとしたり、もやもやしたような感じになることもあります。
目の異常
目が痛い、物が二重に見える、物が見えにくい、視界が暗くなる、瞳孔が大きくなる、まぶたが下がるなどの症状が出ます。
これは、片方の目だけの場合もあります。
めまいや吐き気
めまいや吐き気は単体というよりは、頭痛や目の異常に伴って起こることが多いです。
これらが同時に発生したら、要注意。念のため医療機関を受診することをおすすめします。
肩の凝りや首の痛み
首や肩がひどく凝るようになります。
特にうなじが凝り固まって、下を向くことが困難な場合もあります。寝違えたのかと勘違いすることもあるようです。
首や肩の凝りで重大な病気を考える人はあまりいませんよね。
しかし、そのまま放置しておくと吐き気や激しい頭痛につながってしまいます。
いつもと違う凝りの症状を感じたら、注意しましょう。
その他の前兆
その他に前兆としては、耳鳴りや異常な眠気などがあります。
前兆は、そのまま大きな発作につながることもありますが、しばらくすると治ってしまうことがあります。それが怖いところです。
くも膜下出血の大きな発作を起こすと、そのまま死に至ることもある恐ろしい病気です。
前兆を見逃さないようにし、自分や家族の命を守りましょう。
くも膜下出血を予防するには?
近年は、20代という若い年代でも増加傾向にあるくも膜下出血。
発症しても20代であれば回復も早く、予後は非常に良いとされています。
体力もあり、リハビリもしっかり行うことができるので、日常生活に支障がないまでに回復することも可能です。
突然、今まで経験したことがないような頭痛に襲われたら、必ず救急車を呼んで下さい。
自分で呼べない時は、周囲の人に助けを求めて下さい。
くも膜下出血の症状が現れたら、一刻も早い治療を行うこと。
できれば、前兆を見逃さないことが大切です。
そして、普段の生活から、くも膜下出血になるリスクを少しでも減らすことです。
20代で自分の血圧の数値を気にかけている人は少ないかも知れませんが、健康診断などで高血圧と言われている人は、注意が必要です。
食事は、塩分を控えます。外食をする機会も多いかと思いますが、外食は塩分が多いので、気をつけましょう。
野菜を多めに摂るように心がけましょう。
喫煙、飲酒は控えめに。
特にタバコを吸っていると、くも膜下出血になるリスクは高くなります。
ウォーキングなどの適度な運動をするようにしましょう。
運動をする時間がないという人は、エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使う、あるいは移動の際に一駅分歩いてみるのも効果がありますよ。
ストレスや疲労をためないように、休養はしっかり取り、気分転換をしてリフレッシュするようにしましょう。
遺脳動脈瘤は遺伝的要素が関わっている可能性もありますので、心配な場合は、一度脳ドッグを受けておくといいかと思います。
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