食べて痩せるダイエット!食事誘導性体熱産生(DIT)って何?
昼食を抜いてダイエットしているのに、なかなかやせない……。
というあなた。
ダイエット成功の秘訣は、しっかり食事すること。
なぜなら、食べることそのものが、かなりのエネルギーを消費しているからなんです。
知っていましたか? 体は食べることでもエネルギー消費している、ということ。
食事誘導性体熱産生(DIT)とは
食事誘導性体熱産生(DIT)と言う言葉を聞いたことはありませんか?
食事の後、カラダがポカポカ温かくなったり、じんわりと汗をかいていることがありますよね。
体は食べ物を取り込むと、消化器官が活発に働き、食べ物が吸収されやすいように分解していきます。
この消化活動にエネルギーが消費され、熱が発生します。
それで、体温が上がったり汗をかいたりする、というわけなんです。
人間の体の代謝には大きく分けて3つあります。
●基礎代謝
寝たり起きたり、血液を循環させたり、脳を活動させたり、体温調節など、体の機能にエネルギーが消費されること。
意識しなくても行われている活動です。
●生活活動代謝
仕事や家事、運動など、体を動かすことによりエネルギーが消費されること。
●食事誘導性体熱産生(DIT)
食事をすることでエネルギーが消費されること。
激しいトレーニング、でもダイエット効果は?
毎日の生活の中で、一番多く使われるのが基礎代謝で、7割を占めています。
一方、生活活動代謝は2割、DITは1割です。
つまり、どんなにキツイ運動をしても、全体の割合で言うと2割程度ということ。
呼吸や食事など、意識しなくても消費されるエネルギーのほうが8割も占めているということなんです。
なんだ、がんばって運動しても意味ないじゃない……。
とガッカリしないでくださいね。
運動でのカロリー消費ももちろん大切です。
運動することで筋肉がつき、基礎代謝がさらに上がるという嬉しい効果があることを忘れないでくださいね。
でも、効果的にやせたいなら基礎代謝を高めることはダイエットの最短距離、ということは言えそうです。
何もしていなくても、体が勝手に脂肪を燃やしてくれるなんて嬉しいですよね。
食べれば食べるほどダイエット効果が上がる?
じゃあ、食事の回数を増やせばダイエット効果が得られるの?
って思いますよね。
北川景子は1日9回食事するのだとか。
それでもスリムな体型をキープしていますよね。
DITでのカロリー消費が関係していそうです。
食事回数が多いイコール太る、というわけではない、ということなんです。
1日の摂取カロリーを守っていれば、回数が増えても何ら影響はない、ということでしょう。
逆に、小分けにすることでDITでのカロリー消費が上がるうえ、空腹感を感じにくくなります。
血糖値の急上昇も避けられるため、肥満や生活習慣病の予防にもなります。
人間の体は長時間栄養の摂取がないと、いざというときのためにエネルギーを備蓄しようとします。
体が危機モードになってしまう、というわけですね。
キツイ食事制限でのダイエットが、太りやすいカラダを作ってしまうのは、そういう体の仕組みからなんです。
食べる回数を増やすことで、体に「今は体の危機ではない」と覚えさせることができますよね。
逆に、お相撲さんは1日の食事を2回にして、1回の食事量がとても多いので、あれだけ大きな体を作ることができます。
空腹にドカ食いという習慣は、太りたい人の食べ方ということなんです。
夜が遅い人の4回食はこうする
残業が多くて、つい夕食が遅くなってしまう、という人へ。
昼食後何も食べず、夜遅い時間に食事をとるのは危険行為です。
知っていますか? 人間の体は昼から夜8時までは代謝モード。
エネルギーの消費が活発になっています。
例えば3時とか4時に間食をはさんでも、ダイエット上は問題がないんです。
逆に、ずっと空腹状態で夜食べ過ぎると、太ってしまうのは確実です。
空腹の状態を避ける上でも、軽く間食をしておいたほうが太りにくいでしょう。
こうすれば太りにくい!4回食の例
4時頃:コンビニのおにぎり、またはうどん
9時頃:おかず、汁物
夕方には、腹持ちがよく、仕事の能率があがる炭水化物(糖質)をとりましょう。
夜は体が吸収モードなので、食べたものは脂肪となって体につきやすいんです。
いっそごはんなどの炭水化物は省いて、おかずやお味噌汁など、消化のいい物を食べるようにしましょう。
脂っこいおかずは肥満のもとです。
寝る直前には食べず、帰宅してすぐに食事して入浴、などできるだけ食後の時間を長く取るようにしましょう。
DITを上げる方法
食事中、最もカロリーを消費するのはタンパク質です。
サラダなどの野菜を食べたほうが、ダイエットにはいいイメージがあります。
でも実際は、お肉などのタンパク質のほうが、食べるときにより多くのカロリーを消費する、ということなんですね。
逆に、脂肪は一番低いそうです。
また、大豆ペプチドには、DITを高める働きがあります。
大豆ペプチドは、しょうゆやみそ、納豆など発酵した大豆製品に含まれています。
ダイエット中でもしっかり食べて、脂肪を燃焼させるようにしましょう。