ハーブの女王ラベンダーが持つ効果や効能、栽培のポイントは?
たくさんの働きを持ったラベンダーはハーブの代表的存在!
ラベンダーはハーブに詳しい方だけでなく、日本でも広く親しまれている植物ですよね。原産地は地中海沿岸でシソ科ラバンデュラ属の常緑小低木です。
小さい植物というイメージがあるかもしれませんが、大きくなると1メートルほどにもなり、「ハーブの女王」とも呼ばれています。
古くから用いられて来た人気のハーブで古代ローマ人も使用していたそうです。日本人にとても馴染みのラベンダーにはどのような効果・効能があるのかなどについてご紹介しましょう。
ラベンダーの効果・効能
精神を落ち着かせる作用
眠れない時にはラベンダーの香りを嗅ぐと良いと聞いたことはないでしょうか。これはラベンダーの持っている鎮静作用によるものです。
ストレスを感じやすい方やなかなか眠れない方もラベンダーを取り入れてみましょう。不眠症や入眠障害を改善させるためには寝る前にラベンダーティーを飲むと特に効果的とされているので試してみてくださいね。
ストレスを溜め込んでしまうと、それが原因で目まいや頭痛、消化不良といったトラブルが払われることもあります。自分で気づかないうちにストレスを溜め込んでいる方も多いので、原因不明の不調を感じているのであればラベンダーも試してみましょう。
乾燥させてポプリにしたものを枕元に置くだけでも安眠効果が期待できます。また、安眠枕として販売されているものの中には、真っ暗の中に直接ラベンダーが詰められているのでこちらも試してみましょう。
事実神経失調症による症状緩和も期待できるので、気持ちが落ち着かない、イライラするという方にもおすすめです。
虫除け効果
中世ローマでは部屋の中にラベンダーをつるし、虫除けとして使ったそうです。衣服の防虫剤の中にもラベンダーの成分を含んだものが多くあります。
自分でベランダを育てる場合、それを収穫したらポプリにして防虫剤としても使ってみましょう。
風邪のひき始めに効果的
発汗して熱を下げる働きを持っているだけでなく、毒素も搬出してくれます。そのため、熱を伴う風邪やインフルエンザの症状を早く良くしてくれるハーブです。
車酔いの防止
ラベンダーの香りには車酔いを防止する働きもあります。車の中にラベンダーの香りがするものを置いておくというのもおすすめです。
女性特有の不調改善
精神の乱れからくる様々な不調の改善に効果的ということでラベンダーは幅広く役立てられています。女性の場合、ホルモンバランスが急激に変化すると自律神経が乱れ、月経前症候群のPMSや更年期障害といった症状が現れることがあるのですが、ラベンダーはこういった症状を抑えるのにも効果的です。
体を温める働きも持っているため、冷えが原因で発生しているタイプの月経不順の改善にも効果があります。
ラベンダーの味・香り
ラベンダーの香りといえば多くの方が想像できるのではないでしょうか。入浴剤や芳香剤の中にもラベンダーの香りを取り入れたものがたくさんあります。
とても豊かな花の香りがします。ラベンダーティーはかすかな甘みを感じるのですが、香りの印象が強いのでブレンドなども試してみてくださいね。
また、ラベンダーの香りは好きだけど味はちょっと苦手…という方もいるかもしれません。そういった場合にはハーブティーの香りを楽しむだけでもリラックス効果などを実感できます。
ハーブティーではラベンダーの中でも「イングリッシュ・ラベンダー」という種類が選択されているのでチェックしてみてくださいね。
ラベンダーの栽培について
代表的な色は紫色ですが、園芸種には他にも様々な色があります。白や青桃色、淡青といったたくさんの色があるので好みのものを探してみましょう。
小ぶりの花というイメージが強いので種から育てようと思っている方もいるかもしれませんが、おすすめなのは苗から育てる方法です。非常に生育が遅いという特徴を持っているので、種を植えたとしても花芽が出るのは2年目からとなっています。
ある程度育っている苗を購入してくればすぐにでも花を楽しめますね。
日本でも育てられているラベンダーではありますが、日本の梅雨のように高温多湿な環境を非常に苦手としています。そのため、それまではうまく育っていたのに梅雨に枯れてしまったという経験をしたことがある方も多いようです。
土の湿度が高くなりすぎないようにしっかり水はけをしてあげましょう。また、肥料を与え過ぎるとこちらも枯れてしまいます。
といっても難易度はそれほど高いわけではなく初心者にも向いているハーブとして有名なので、育てやすくて効果や効能が多く、人気の高いハーブを取り入れたいと思っている方もチェックしてみましょう。
花を収穫すれば様々な使い方に利用できます。
ラベンダーの注意点
通経作用があるため妊娠中は避けた方が良いとされています。妊娠初期だけ避ければ良いという声もあるのですが、子宮出血の原因となる場合があるとも言われているので心配な方は妊娠中全般において避けておきましょう。