年をとっても若々しくいたい!アンチエイジングの心得
年とともにお肌のシワやたるみが気になり、これ以上老化させないようにしたい!と考える女性も多いのではないでしょうか。テレビを見ていると、年を取っても変わらず美しいお肌をキープしている女優さんを目にすることが多いですが、女優さんといえども同じ人間です。エイジングケアへの取り組み方次第で、お肌の状態は変わってくることがよくわかります。
アンチエイジングのためにできる方法は多く存在しますが、一朝一夕で肌を若返らせることは至難の技です。日々のケアを地道にコツコツと積み重ねてアンチエイジングをしていく必要がありますが、できるだけ早い段階から始めた方が効果は期待できるでしょう。今回はお肌が老化する原因とともに、自分で肌の老化を防ぐ方法をまとめていきます。
肌が老化する原因とは?
■紫外線による光老化
紫外線を浴びると肌はダメージを受けるとされています。紫外線を数分間浴びただけでも肌はダメージを受けますが、長年の積み重ねによってダメージが蓄積した状態となります。このように紫外線によって肌が老化し、シワやシミ、たるみを引き起こすことは「光老化」といわれています。
光が当たる顔の肌は特に光老化が進んだ状態になりやすく、いつも服で隠れているおなかやおしりといった部分の皮膚と比べて衰えていることは実感しやすいでしょう。
また、紫外線によるもう一つの影響としてメラニン色素が生成されることが挙げられます。紫外線によってメラニン色素が作られていくと、角質層や表皮にメラニン色素がたまり、お肌のくすみを引き起こす原因となると考えられています。
■お肌の乾燥による老化
一般的には、20歳をピークとして肌の保湿成分が年とともに減少していくとされ、その結果として肌の乾燥が引き起こされやすくなると考えられています。肌が乾燥すると角質層の間に隙間ができてしまい、そこから水分が蒸発することでますます乾いた肌になっていくとされています。
乾燥した皮膚では弾力が失われて小じわができやすく、老化した印象を与える原因となります。目のまわりにできる「ちりめんジワ」も乾燥が原因となって生じると考えられています。
■細胞が酸化することによる老化
金属は空気に長い時間ふれていると酸化してさびていきますよね。実は人間の肌も同じように酸化してダメージを受けていくことが知られています。体の細胞が酸化するメカニズムは、取り込んだ酸素が「活性酸素」と呼ばれるものに変化することで細胞を老化させていくと考えられています。
この活性酸素がお肌の老化に影響を与えているといえますが、これは紫外線やストレス、喫煙、汚染した大気、過剰な食品添加物の摂取などで増えていくとされています。
■肌が薄くなって老化する
赤ちゃんの肌はもちもちと弾力があることがイメージされますが、高齢になるとお肌の弾力は失われていくとされています。肌の弾力を作り出すコラーゲンやエラスチンと呼ばれる成分の量が年齢とともに減っていき、その結果として皮膚が薄くなっていくことが知られています。肌が薄くなると、肌はダメージを受けやすくなって老化が進んでいくとされます。
肌の老化を防ぐためにできること
■日焼け止めで紫外線カット
紫外線は目に見えませんが、お肌へダメージを与える因子となります。生きている上で紫外線を全く浴びないということは難しいですが、日焼け止めを使って紫外線による光老化を遅らせることは可能でしょう。曇りの日でも紫外線は雲を通過してくるため、日焼け止めが必要となります。
日焼け止め自体が刺激となってお肌の健康を害すると考える人もいるかもしれませんが、紫外線によるダメージはそれ以上に大きなものとされています。紫外線からお肌を守るために、日焼け止めの使用はもちろんのこと、帽子やサングラス、手袋等の使用も視野に入れてみましょう。
■睡眠はゴールデンタイムにたっぷりと
睡眠中にはお肌をはじめとする各組織の修復を促す「成長ホルモン」が多く分泌されると考えられています。また、成長ホルモンがたっぷり分泌される睡眠のゴールデンタイムは、一般的に22時〜深夜2時とされています。忙しい人もこの時間帯を含めて眠れるように努めてみましょう。
どんなに良い化粧品を使っても、睡眠が不十分だとお肌はボロボロになっていく可能性があります。まずは毎日7時間以上の睡眠をとることを目標としてみましょう。
■運動習慣を身につけてエイジングケア
アンチエイジング効果が期待できる運動としておすすめしたいのは、軽い有酸素運動です。有酸素運動は酸素をたくさん消費することから、体の中で老化を引き起こす原因となる活性酸素をおさえるように作用するとされています。ウォーキングやエアロビクス、ヨガなどがおすすめです。
しかし、運動を行おうと思っても、なかなか継続できなかったり、3日坊主で終わってしまうという人も多いのではないでしょうか。継続するためにジムやヨガ教室に通ってみることも方法ですが、まずは1日10回のスクワットでも良いのでしっかり継続することに重きをおいてみると習慣化しやすいでしょう。
■1日の中に空腹の時間を持つ
若返りの遺伝子や長寿遺伝子として知られている「サーチュイン遺伝子」は、飢餓状態になると活性化するとされています。毎日の生活の中で飢餓状態を作り出すことはできませんが、少なくとも空腹の時間を持つことはできます。間食が多い人は空腹感がないということもあるかもしれませんが、メリハリのある食生活によって空腹の時間を作ることが若返りのポイントとなります。
■岩盤浴でデトックス
岩盤浴ではたくさん汗をかいて毒素を排出できることから、優れたデトックス効果があるとして知られています。毎日生活を送る中でどうしても農薬や重金属といった化学物質が体の中に蓄積されていきますが、それらは汗から排出されていくとされています。
サウナでは外側から表面だけが温まってしまいますが、岩盤浴では内側からじんわりと温めてくれるために皮脂腺という汗腺が開き、そこから毒素が排出されると考えられています。また、岩盤浴でかいた汗は流さなくても良いとされており、汗がお肌を保湿してくれるため美肌にも有効といわれています。アンチエイジングをしたい方は、岩盤浴に通う習慣をつけてみることも良いでしょう。
食べ物で老化予防!栄養素別にご紹介
■植物性のタンパク質
タンパク質は体の大部分を構成する成分ですが、肉類のような動物性のタンパク質ではカロリーが気になりますよね。また、動物性のタンパク質だと腸の中で悪玉菌が増えやすくなり、便秘や肌荒れの原因となっていく可能性があります。
タンパク質を摂取するときには肉類だけでなく、大豆に代表される植物性のタンパク質もバランスよく食べることが良いと考えられています。日々の食事に納豆やナッツ類を食事に取り入れみると良いでしょう。
■食物繊維でデトックス
食物繊維といえば便秘の解消に有効というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実はデトックス作用もあると考えられています。食物繊維は腸の壁をきれいに掃除してくれ、有害物質も吸着して便として外へ出してくれるといわれています。
食物繊維を多く含む食べ物には、豆類やおから、ごぼう、アボカドなどが挙げられます。忙しい人は食物繊維を含んだ野菜ジュースを活用してみることをおすすめします。
■低GIの糖質で若々しく
食後には食べたものが体の中で分解されていきますが、急激に糖が増加すると大量のインスリンがすい臓から分泌されるといわれています。急激な血糖値の増加はすい臓に負担をかけてしまうため、糖の分解をゆっくり行う「低GI」の食品をとることが良いとされています。
GIとはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)を略したもので、食後の血糖値が上昇する度合いを示す指標です。低GIの食品とは、血糖値が上昇する度合いが小さい食品ということになります。低GI食品とは、精製された白い食品ではなく皮や殻がついた茶色の食品のことです。具体例としては、白米ではなく玄米、普通の砂糖ではなく黒砂糖が健康に良いとされています。
■お肌の健康に必須のビタミン群
ビタミンはお肌の健康を支える重要な成分として位置づけられています。ビタミンAは皮膚の代謝を高め細胞を再生すると考えられており、にんじんやホウレン草などに含まれています。同様にビタミンBも新陳代謝を高めるために重要とされていますが、ビタミンBを含む代表例には玄米や納豆、バナナが知られています。
ビタミンEはお肌の老化の原因となる活性酸素を減らすために作用するとされ、さらに血行を促進することも知られています。かぼちゃや玄米、ナッツ類に多く含まれているとされます。
そのほか、いちごやみかんに含まれるビタミンCもメラニンの生成をおさえ、抗酸化力があるとして知られています。ビタミン群はお肌の健康に欠かせませんが、食材から栄養素をとることはもちろんビタミン群をバランスよく配合したサプリメントを補助的に摂取することも有効でしょう。
■ポリフェノールで酸化防止
体をさびつかせる原因となる活性酸素へ対抗するためには、抗酸化作用のある成分を摂取することが良いとされています。赤ワインなどに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があり、アンチエイジングに有効とされています。
ほかにもプルーンやぶどう、コーヒーにもポリフェノールがたっぷり含まれています。最近では奇跡のフルーツともいわれるアサイーにポリフェノールがたくさん含まれているとして、芸能人やプロアスリートもアンチエイジングために取り入れている人が多いです。
■リコピンで美肌をゲット
リコピンとは緑黄色野菜に含まれる赤い色素のことであり、優れた抗酸化作用があるとして注目されています。リコピンはビタミンEの100倍もの抗酸化力があるとされており、美肌づくりに貢献してくれる成分として位置づけられています。
リコピンを含む食べ物の代表例はトマトですが、この真っ赤な色素が体のさびつきや老化を抑制してくれると考えられています。トマトの赤い色にこんな力が秘められているとは驚きですよね。サラダなどでたっぷりトマトを摂取しても良いですし、トマトジュースで手軽にリコピンをとることも有効でしょう。
■ミネラルで潤いをキープ
昆布やわかめといった海藻類にはミネラルがたっぷり含まれており、お肌の潤いをキープして免疫力を高めてくれると考えられています。ミネラルと一言でいっても、海藻類にはカルシウムやマグネシウム、亜鉛や鉄といった様々な成分が含まれるといわれています。まさに海からの恵みということができますが、アンチエイジングに効果が期待できる栄養素なのです。
クリニックでのアンチエイジングってどうなの?
■クリニックでの治療は敷居が低くなってきた
アンチエイジングを手がける美容クリニックも登場しており、メスを使わずにできる治療法も存在するなど敷居は低くなっているようです。治療法には様々なものがあり、費用の面でもピンからキリまで存在します。
しわを取るためのボツリヌス・トキシン注射や、お肌に弾力をもたせるためのコラーゲン注射など、用途に応じた方法がとられます。くすみへの対応にはメラニン色素をかさぶたにして落とすことを目的としたレーザー治療など多岐に渡ります。
■メリットとデメリットは?
クリニックでのアンチエイジングを行う際、メリットとなるのはやはり即効性があることでしょう。効果がいつまで持続するかは個人差がありますが、施術後にははっきりと変化が実感できることは多いです。
デメリットとしては、効果が薄れてきたら2回目以降も通う必要が出てくるので、コストの面が挙げられるでしょう。経済的に余裕のある人はクリニックでの治療も視野に入れてみると良いかもしれません。
30代後半からお肌の状態に差が開く
若いうちは友人とのお肌の違いもそれほど気にならないかもしれません。しかし、30代半ば〜後半頃からは、きちんとアンチエイジングの対策をしてきた人とそうでない人の間にはっきりと差が出てくるようになります。
アンチエイジングは3日坊主で終わらせるのではなく、習慣化することが大切です。そのため、何でも無理して取り入れるのではなく、確実に継続できそうな方法から一つずつ取り入れてみることをおすすめします。
アンチエイジングには「早すぎる」ということはなく、いつからでも始めることができます。美容クリニックでの治療も可能ですが、コストの面を考えても毎日の積み重ねでアンチエイジングを目指していくことが根本への対応として望ましいでしょう。自分でできる取り組みもたくさん存在するので、アンチエイジングへの意識を高く持って継続してみてください。