ちょっとぐらい大丈夫かなーといい加減に処理しておくと、硬化した後に意外と目立ってしまって「失敗した~」と思うこともしばしば。
特に背景が白っぽいと、気泡の影が点々と黒く写ってしまったり。
また、見た目では気づかなかった気泡が残っていて、硬化したレジン表面にちっちゃな窪みがぽつぽつと…。そんな気泡の抜き方を少々。
■まずは気泡ができないようにする■
○レジンを細かく混ぜない。
※2液を混ぜるタイプのレジン(クリスタルレジンなど)は、よく撹拌しないとダメなんだ
そうです。「2分混ぜ、5分おく」といいらしいです。
○質のよいレジンを使う。
お安い値段のレジンは品質が良くない場合があるそうです。
レジンも新鮮なほど質がよく、古いレジンは安売りされたりするそうなので、
安価なレジン=経年劣化したレジン、な場合もあるそうです。
劣化したレジンは、黄色っぽかったり、硬化し辛かったりもするようです。
○粘度の低い(さらさらした)レジンを使う。
粘度が高いと気泡が抜け辛い。
○かき混ぜる棒は爪楊枝がお手軽で一般的ですが、レジンに水分が入ると濁って
しまうそうで、木製である爪楊枝はわずかに水分を含んでいる場合があり、
濁ったりすることがあるそうです(気泡ではないけど)。
また、使い込んだ爪楊枝だと先が毛羽立ったりしていて、それが気泡の原因に
なる場合もあるみたい。
かき混ぜたり気泡をつぶしたりするには、目打ちの先やクリップを伸ばしたものなど
金属製のものがベターなようです(目打ちなどお取り扱いにご注意を)。
(ケチな私は爪楊枝愛用…)
爪楊枝より竹串の方が長くて扱いやすいかも?
○低温の場所だと気泡が抜け辛い。レジンの粘度が高いと抜け辛いから。
(20度以下だと粘度が増すみたいです)
○細かいパーツなど中に封入するものの窪みにレジンを塗っておく。
チャームの細かい凹凸に気泡が絡みつき、なかなか取れない場合があります。
そういった個所に事前にレジンを塗っておくと気泡が予防できます。
紙ベースのものを封入する場合も気泡が出やすいので、レジン先塗りがおススメ。
■しばらく放置する■
気泡(空気)はレジンより軽いので、しばらく放置しておくと自然と浮き上がってきて表面に到達すると自然消滅してくれます。粘度の高いレジンだとなかなか浮き上がってこなくて時間がかかったり、浮き上がり切らなくて消えなかったりします。
■振動を与えて気泡を浮かび上がらせる■
振動を与えると気泡がレジンの上部に浮き上がってきて、表面に到達するとぽんっと消滅します。が、あまり振動を与えすぎると、レジンが飛び散ってしまったり、縁からこぼれだしてしまったりするので注意。
■爪楊枝でつつく■
UVレジン硬化前に爪楊枝の先で気泡をつんつんつつくと、気泡が割れて消えます。
大きめな気泡は簡単にこれで簡単に消えますが、1mm以下サイズの小さな気泡は何度つついても爪楊枝の先端から逃げてしまいなかなか消えてくれません。
小さな気泡は、爪楊枝の先で一か所に集め、先端を転がすようにして気泡と周囲のレジンを巻き込むようにすくい取ると除去することができます。が、当然ながら盛ったレジンの量は減りますので適宜レジンを足します(と、また気泡ができるというループに陥ることも…)。
■温める■
レジン液を温めると気泡内の空気が温められて膨張し、勝手にはじけて消滅します。また、軽くなった気泡が浮き上がって表面に到達し、自然消滅します。
★注意★レジンは可燃性物質(通常環境において着火した場合に燃焼が継続する物質)
ですので、温める場合、火気の取り扱いには十分にご注意下さい。
○エンボスヒーターで温める。
エンボスパウダーを加熱して定着させるヒーターのようです。
(使用経験ないので詳細不明…ごめんなさい)
※扱い方にコツが要るようなので、使用する際は説明書などよくお読みになり取扱いには
十分ご注意下さい。
○ドライヤーで温める。
レジンが風で飛ばされないように、遠くから熱風を当てる。
表面に近い気泡しか消え辛いようです。
○暖かいものの上に置く。
お湯の入ったタッパーなどの上に置いて温める。
※レジンは水分が入ると濁ってしまうので、お湯を使う場合は蒸気が上がらないような工夫が
必要なようです。
※冬季などホットカーペットの上でもいいようです(踏みつけたりしないように…)。
■脱泡装置を使う■
2液式のクリスタルレジンなどは「真空脱泡装置」なるものを使うと気泡が抜けるそうです。
型に流し込む前にコレで脱泡しておくといいらしいです。
が、UVレジンのアクセサリー作成などで使っている、という情報がないので、詳細・効果の程は不明。いつか検証…できるかなぁ。
<真空脱泡の仕方>
1.レジンを規定量通り混ぜ、よく撹拌する(2液レジンの場合)。
2.真空脱泡装置の中に入れ、容器内を真空状態にすると、気泡がぼこぼこと浮き上がってきて
消滅する。
3.脱泡されたレジンを使う。成型した後は脱泡装置に入れて脱泡はしない(逆に気泡ができて
しまうため)。しばらく放置すると気泡はなくなる(はず、だそうです)。