2017年春から夏へ向かう5月のスキンケアやエイジングケアについてご紹介します。どんな季節でもスキンケアやエイジングケアの基本は、常に清潔、保湿、紫外線対策です。これは、年代に関係ありません。
しかし、5月という新緑の季節の特性や月別の環境を考慮して優先順位を考えたり、ちょっと工夫が必要になったりなどもスキンケアに必要です。
この記事では、春から夏へ向かう新緑の季節、5月のスキンケアとエイジングケアをご紹介します。
エイジングケアアカデミーでは、前年までの気温や湿度、紫外線照射の状況を踏まえて、毎年、最新の季節別、月別のスキンケアやエイジングケアでお役に立てる情報を発信していきます。
今回は、その第2回である2017年の新緑の季節、5月のスキンケアやエイジングケア情報をお届けします。
気象庁などのデータを確認しながら、最新情報を発信しますので、2017年度の最新情報に基づく5月のスキンケアやエイジングケアをチェックしたいなら、ぜひ、続きをお読みくださいね。
<ナールスからワンポイントアドバイス>
5月は春ですが、もう夏間近。気温の急上昇と紫外線の影響が大きくなる月が5月です。だから、紫外線対策はとても大切。一方、湿度は高いので外気の影響による乾燥肌のリスクは下がります。そこで、シンプルなスキンケアをベースとしながらも、紫外線ダメージを癒したり急激な温度上昇による肌疲労を回復させるエイジングケアがオススメ。
そんな5月のスキンケアは、
- 5月は、気温が前月から急上昇。夏に向かう季節なので汗や皮脂分泌が増えます。
- しかし、花粉などの影響は減り湿度も高いのでお肌の状態は上がる季節です。
- 紫外線は、どの地域でも日中は、「強いレベル」以上になってくるので、紫外線をカットしたり、日焼け止めをはじめする紫外線対策がスキンケアで優先順位が高くなります。
- 保湿は、年中大切ですが、5月は普通肌の方なら保湿クリームや乳液、美容オイルは不溶な場合が多くなります。
- 5月は、「5月病」の季節。新生活の影響で肌荒れなどのリスクも高まるのでリラックスを心掛けましょう。
1.5月の季節的特徴
スキンケアの前に、ここでは、2017年新緑の季節、5月の環境を考えてみましょう。
1)新緑の季節、5月の気温と湿度
地域差がありますが、5月の平均気温は、12カ月で高い方から5番目です。年度で異なりますが、2016年の場合は20.2度で、ここ数年は、約20度です。
4月の気温は、15度程度なので、5月には前月から5度も上がっています。この上昇率は1年間の中で最も高いのです。5月のスキンケアやエイジングケアを考える上で、この気温の急上昇が大きなポイントとなります。
湿度については、5月の平均相対湿度は、2016年度では66%でした。5月の湿度は
ここ数年でも60%~65%の間なので、それほど大きなバラつきはありません。
4月はバラつきが多いのですが、5月の湿度は安定しています。
5月の湿度は60%を超えていますので、外気が原因で乾燥肌になるリスクは少ない月です。
なお、相対湿度とは、ある温度の空気中に含みうる最大限の水分量(飽和水蒸気量)に比べて、どの程度の水分を含んでいるかを示す値で、百分率(%)で表します。
一般的に湿度と言えば、相対湿度のことです。
このデータから言えることは、気温や湿度の観点からは、5月は4月以上にお肌が育ちやすく、ターンオーバーにもよい環境であると言えます。
一方、5月は急激な温度上昇で、汗や皮脂分泌が増える月であるもと言えます。
また、4月からの新生活のストレスや急激な温度上昇に対する身体や肌へのストレスも5月病や肌荒れなどの原因になっている可能性もありそうです。
2)夏近し!5月の紫外線の状況
①紫外線と地域の関係
日本は、南北に縦長の国なので紫外線量は、地域によって異なります。
そのため、気象庁では、つくば、那覇、札幌のデータを公開しています。
それぞれ住んでいる地域で、どこに近いかで自分の地域の紫外線がどの程度かが推測できます。
基本的には、南へ行けば南へいくほど、紫外線照射量が大きくなるので、より高いレベルの紫外線対策が必要です。
これは、5月だけではなく、どの月でも同じ傾向です。
②紫外線の強さの指標「UVインデックスとは?」
紫外線は波長により、A波(UV-A;波長315~400nm)、B波(UV-B;波長280~315nm)、C波(UV-C;波長100~280nm)に分けられます。
幸いにも紫外線C波は地上にくるまでにオゾン層で吸収され、紫外線B波も大きく吸収されます。
このように、紫外線は波長によって強度が大きく異なる状況を鑑みて、1つの指標として表す工夫をしたのがUVインデックスです。
日本では、UVインデックスを、弱い順から0~13+までで表示されます。
このマニュアルでは、UVインデックスに応じた紫外線対策の具体的な例が示されていますので、お役立てくださいね。
③5月の紫外線
詳細は、このデータを見ていただければわかりますが、5月のUVインデックスは、
- 5月は、4月に比べ、いずれの地域でも上昇している
- 札幌では、10時~14時で、5.7以上です。11時、12時は6を超えているので、「強い」レベルです。
- つくばでは、10時~14時で、強いレベル以上の6.8~8.3です。11時、12時は8を超えているので、「非常に強いレベル」です。
- 那覇では、10時~14時で、非常に強いレベル以上の9.4~11.2です。特に12時は11.2なので「極端に強いレベル」です。
この数値からも、5月はどの地域でも日中は、夏と同じレベルでしっかりと紫外線対策が必要なことがわかります。
また、5月は、6月や7月と比較すれば、雨が少ない月なので、総紫外線量(=紫外線の強さ × 日照時間)は大きな月です。
5月は気温や湿度の点ではお肌の状態にとってよい月ですが、紫外線の強さの点では、問題が大きな月なのです。
3)お肌やスキンケアに影響を与える他の要素
新緑の季節5月に考えられるその他のお肌に影響を与える要素は、まだ花粉の影響があること。スギ花粉のピークは終わっていますが、ヒノキやブタクサ、カモガヤ、シラカバなどの花粉は飛散しています。だから、4月よりは少ないながらも、5月でもこられの花粉による花粉症のリスクがあります。
気温については、肌寒い日はあまりありませんが、逆に夏のような陽ざしの日や気温が高い日が増えてきます。
こうした急激な変化は、ホルモンバランスに乱れにつながるケースもあります。
さらに、4月からの新生活がこの5月のゴールデンウイーク明けにでることもあり、その影響で肌荒れなどのトラブルになってしまうこともあります。
その影響で、5月も一時的な敏感肌であるゆらぎ肌になってしまうことあるのです。
また、5月は皮脂分泌が増えるのでの方にとっては、皮脂対策に気を付けるべき月です。
2.夏は目の前!5月のスキンケアとエイジングケア
1)スキンケアとエイジングケアの考え方の基本
今、見てきた5月の季節的特徴はあっても、スキンケアの基本は、清潔、保湿、紫外線対策です。これは、5月であっても他の季節でも同じです。
しかし、その優先順位が季節の特徴や月の特徴で異なるのです。
もちろん、夏間近の5月という状況に加えて、あなたご自身の肌状態や肌質なども意識することも必要です。
そして、もう1つはエイジングケアの視点。
誰もがそうですが、毎年、5月が来るたびに、1つずつ年齢を重ねます。
だから、去年の肌とは少し異なっているのです。
だからこそ、来年の5月も少なくとも同じ若さのお肌、エイジレスなお肌でいるには、何をすればよいかを意識することも大切なのです。
特に、5月は紫外線ダメージによる肌老化を防ぐことが大切になってきます。
<季節にかかわらず意識したいポイントの整理>
①スキンケアの基本は、清潔、保湿、紫外線対策の3つ。
②肌状態や肌質を意識する。
③来年の同じ季節、同じ月でも今年より老けないお肌を目指す。
この上で、季節特性や5月の特性を考えてスキンケアやエイジングケアを実践しましょう。
2)実践、5月のスキンケア
①第一優先は紫外線対策
5月はすべての地域で日中のUVインデックスが、「強いレベル」となります。
だから、紫外線対策がスキンケアの最優先事項です。
4月も同じでしたが、まず意識するのは紫外線A波対策です。
UV対策としては、まず、日傘、帽子、サングラスなどで紫外線をカットしましょう。
その上で、ライフスタイルに合わせて日焼け止めの使用も。
5月の紫外線レベルは、夏と同じ、あるいはそれ以上と考えた対策を行うことが大切です。
紫外線A波対策として、PA++以上を目安に地域や時間帯で日焼け止めを使いましょう。
一方、紫外線B波を全く浴びないとビタミンD不足で骨粗鬆症のリスクが高まることに加え、高血圧や糖尿病などのリスクがある可能性も指摘されています。
それでも、15分程度の日光浴で十分ビタミンDは合成できるので、過剰な紫外線対策を行わなければ、あまり心配はないででしょう。
5月のスキンケアで重要な紫外線対策に関する情報は、下記も参考にしてください。
②5月は抗酸化ケアも意識しよう。
紫外線対策と合わせて活性酸素の対策もエイジングケアには大切です。
紫外線防御だけでなく、活性酸素を排除することを考えましょう。
1つは、抗酸化作用の高い食べ物を意識的に摂ることです。
ビタミンACEには、抗酸化作用がありますので、それらを含む食べ物がオススメです。
- ビタミンA モロヘイヤ、にんじん、ほうれん草、春菊など
- ビタミンC 赤・黄ピーマン、アセロラジュース、レモン、キウイ、ケールなど
- ビタミンE ひまわり油、べに花油ほか植物性油脂
すじこ、いくら、たらこ、子持ちがれい、オイルサーディン、モロヘイヤなど
他では、フィトケミカルも抗酸化力の高い栄養素です。
- リコピン トマト、すいか、さくらんぼなど
- ポリフェノール 赤ワイン、ブルーベリー、カカオなど
- イソフラボン 豆乳や豆腐など大豆製品
- ペクチン りんご、みかん、あんずなど
なども意識して摂ることでお肌の酸化を防ぐことが可能です。
5月は、4月に比べると花粉の飛散など減る月なので、洗顔にそれほど神経質になる必要のない月です。
一方、気温は急上昇して、皮脂腺も活発化して、皮脂の分泌量が増えてきますので、不要な皮脂はしっかり、また、優しく洗い流しましょう。
クレンジングや洗顔についての詳しい情報は、下記を参考にしてください。
④5月も保湿でスキンケア
5月は、基本的にはお肌の潤いを増す季節です。
だからといって、スキンケアの要である保湿に手を抜いてはいけません。
また、皮脂分泌や汗も増えるので、過度にスキンケアで保湿しなくてもよい季節です。
特に、脂性肌の方は、むしろ皮脂対策が必要な場合もあるのでビタミンC誘導体化粧水などを取り入れるのがよい選択肢になります。
ただし、肌が疲れていると感じる場合は、紫外線に当たりすぎたかなと感じる場合は、しっかり保湿ケアを行いましょう。
なお、乾燥肌の原因や改善の対策は、次の記事を参考にしてください。
⑤5月からは美容オイルによるスキンケアは控えめに
先ほども保湿クリームや乳液も5月のスキンケアでは不要な場合が多いお伝えしましたが、美容オイルも同じです。
美容オイルのはたらきは、「水分の蒸発を防ぐ」ことです。
5月は、皮脂分泌が十分で皮脂膜も十分あるので、その上の美容オイルを塗ると表皮常在菌のバランスを崩してしまうリスクも。
お肌の乾燥を感じないなら、美容オイルは控えてもよいでしょう。
3.5月に気を付けたい日常生活
1)5月病を意識した日常生活
今では、定着した「5月病」という名前。もちろん医学的な診断名ではありません。
新年度の4月には入学や就職、異動など新たな環境に対して、ストレスなどが多く、その環境に適応できない場合にでてしまう疲れややる気がない状態をこう呼びます。
ゴールデンウィークがあるので、一旦休むと、溜まった疲れが一度に出てしまうこともあります。
もちろん、全ての人に起こるわけではありませんし、環境の変化に適応できれば問題のないことです。
とはいっても、知らない間に疲れやストレスが溜まってしまうことも。
お肌にも悪影響を与えるリスクもありますね。
5月はそんな時期であることを意識して、ストレス発散やリラックスできる時間を持つことも大切です。
お風呂にゆっくり入ったり、アロマセラピーを取り入れるなどもよい方法です。
スキンケアやエイジングケアもリラックスして意識的に時間をかけてみてはいかがでしょうか?
2)美肌に効く!5月の食べ物
スキンケアも大切ですが、美肌の基本を支えるのは食べ物。
5月が旬な食べ物をご紹介します。
野菜では、たらのめ、アスパラガス、春キャベツ、グリーンピース、ぜんまい、わらび
果物では、日向夏、グレープフルーツ
魚では、いさき、まあじ、赤貝、しゃこ
などが、5月の食べ物です。
どんな食べ物も旬が美味しいく栄養価も高い場合が多いので、これらもおススメです。
もちろん、どんな季節に限らず抗酸化や乾燥肌対策を意識した食べ物や飲み物、栄養素を摂ることは大切です。
美肌のための食べ物や乾燥肌を防ぐ食べ物は、次の記事を参考にしてください。
4.まとめ
2017年夏間近の5月のスキンケアとエイジングケアについてご紹介しました。5月は1年の中でも過ごし易い季節ですが、気温の急上昇と紫外線がとても強い季節。
そんな季節的な特性を考えたスキンケアを考える必要があります。
どんな季節も、どんな年齢も「清潔」「保湿」「紫外線対策」が基本ですが、5月で優先順位が高いのは紫外線対策。
これを最も意識して実践することで、いつまでも健やかで若々しい素肌を目指しましょう。
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