成分のこと

    2015 年 2 月 3 日 火曜日

    化粧品の成分、気にしている女性も多いと思います。
    直接肌につけるものですから、有害なものや悪影響のあるものは避けたいですよね。
    しかし、化粧品の成分、皆さんは正しく理解していますか?

    実はとても優秀!『パラペン』

    パラペンといえば防腐剤。パラペンが入っている化粧品は避けるという方も多いと思います。もちろん、レネジストにも入ってはおりません。

    ですがこのパラペン、実はとっても身近なところで大活躍しているのです!
    誰もが使うシャンプー。あんなに湿気の多いお風呂場に置いていても中にカビが生えたりしませんよね?歯磨き粉も、開封後1ヶ月以上経っても問題なく使用出来ますよね?
    これらはパラペンが働いているおかげなのです!
    もしこれらにパラペンが入っていなかったら?
    シャンプーも歯磨き粉もカビが生えて中身は緑色や黒くなってしまうでしょう!手のひらや歯ブラシに出した時、緑色のものが出てきたらと思うとゾッとしますよね・・・!
    そうならないのはパラペンのおかげなのです。

    ノンシリコンシャンプー

    商品数も増えかなりメジャーになったノンシリコンシャンプー。汚れがしっかり落ちて髪にも頭皮にもいいと言われています。
    確かにノンシリコンシャンプーは洗うことには特化しています。ですがシリコンの保護剤が入っていないため、髪がきしんで指通りが悪くなってしまったり、ドライヤーの熱が直接髪に伝わり枝毛になりやすいなどのデメリットもあります。また、最近のCMや広告の影響でシリコンは悪者のような印象を受けますが、化粧品などに幅広く使用されており、実は安全性の高い成分なのです。

    ではどちらがいいのでしょうか。
    ノンシリコンシャンプーは先程も記述したとおり、洗うことに特化しており髪にハリ、コシが生まれ根本からふわっとした仕上がりになります。髪が細い方や、ボリュームを出したいという方にはノンシリコンシャンプーがおすすめ。
    シリコン入りシャンプーは髪をコーティングするので指通りがよく、ツヤが出ます。全体的にボリュームが落ち着き、まとまりやすくなります。サラサラ感やまとまりを重視する方はシリコン入りのものを選ぶと良いでしょう。
    どちらが良い、悪い、ということはありません。自分にあったものを選びましょう。

    日焼け止めには2種類ある

    紫外線対策には欠かせない日焼け止め。その成分は大きく分けて2種類あることを知っていますか?
    ひとつは紫外線反射剤。反射剤の成分には無機粉末が用いられており、鏡のように紫外線を反射し、ダメージを防ぎます。反射剤は塗った時に白っぽくなることがありますが、比較的肌への負担が少なくなっています。
    もうひとつは紫外線吸収剤。吸収剤は肌の上で紫外線を吸収し、熱エネルギーに変えて放出することで肌への浸透を防ぎます。吸収剤は多少肌への刺激となる場合がありますが、日焼け止めとしての効果が高くなります。
    最近は白くならない反射剤や、肌への負担が少ない吸収剤も増えています。何を重視するかを考え、自分に必要な方を選びましょう。

    原液なんて存在しない?

    よく『美容成分の〇〇原液』『100%原液』という広告を目にしませんか?
    でも成分表示をよく見てみてください。原液、と謳っているにもかかわらず美容成分の他に水と防腐剤が使用されていると思います。

    実は原液=美容成分のみというわけではないのです。
    そもそもヒアルロン酸やコラーゲンなどの美容成分はもともとは粉です。厳密に言うと原液というものは存在しません。〇〇原液と謳われているものは原料を水に溶かして防腐剤を入れたものがほとんどです。
    『原液』については特に定義がないので、メーカーの表現次第ということになります。

    水も大切な成分

    化粧品の成分表を見るとほとんどのものに『水』と表示があるでしょう。そう、水も大切な成分のひとつです。化粧水などは一目瞭然で水が使用されていることはわかりますが、水=成分という認識を持っている方は少ないのではないでしょうか?
    皆さん美容成分ばかりに気を取られてあまり気にしていないかもしれませんが、水はとっても重要なのです。美容成分は原料が粉状のものが多いので、肌に塗布しやすいよう水に溶かして配合します。そしてこの水の浸透力によって効果は変わってきます!

    『ナノ化』という言葉をご存知ですか?水の分子をナノレベルまで細かくして浸透力をアップさせる方法です。分子が細かいほど肌の奥まで浸透し、美容成分を届けることが出来るのです。
    しかしこのナノ化、今後化粧品では使用できなくなるかもしれません。薬事法の記事(リンク)でもお話しましたが、効果が高すぎると化粧品の範囲を超えてしまうからです。
    最近は水にこだわる化粧品も増えてきたので、みなさんも成分としての水に注目してみては?

    いかがでしたか?
    このように化粧品の成分は、まだまだ一般的に知られていないことが多いのです。
    化粧品会社の広告にも踊らされがちですね。
    何が正しいのか、情報を得ることはとても大切です。
    私たちも情報発信していきますが、皆さんも気になったことは積極的に調べてみましょう!