発芽玄米の1日の摂取量の目安は?

発芽玄米が健康に良いのは分かっていても、1日に必要な量が分からない。また、糖尿病の予防や症状の改善に対しても、やはりどれぐらい食べたらいいのか分からない。こんな疑問を持っている人は、多いのではないでしょうか。

他にも、コレステロール値を下げるためには、あるいは血圧対策にはどの程度の量を食べたらいいのか、分からない人も多いと思います。

そこで、ザックリと目的別に、発芽玄米を毎日どのぐらい食べれば効果が期待できるのか見ていきましょう。

発芽玄米に健康効果がある理由

白米よりも玄米、それよりもさらに発芽玄米には大きな健康効果があるといわれています。それは、玄米が発芽するときに酵素が活性化して、持っている栄養素が大幅に増えるからです。

中でも一般的にはGABAといわれているγアミノ酪酸は、白米の約10倍、玄米の3倍ぐらいあります。

このGABAですが、ヒトが健康にしていられるためには、絶対的に欠かせない物質です。血圧のコントロール、中性脂肪の抑制、肝臓や腎臓の活性化、神経の鎮静効果などが認められているのが、その大きな理由です。

そのGABAが大量に含まれていることが発芽玄米に健康効果があるという、大きな理由のひとつです。

その他にも、ビタミンB1やビタミンE、各種ミネラルや豊富な食物繊維、それに酵素などの健康に欠かせない栄養素が満載されています。

ちなみに、普通の酵素は40度で活動を停止、60度以上になると破壊されてしまいますが、発芽玄米の酵素は炊飯温度でも破壊されることはありません。しっかり健康に役立ってくれます。

この為、普通に健康維持を考えるのでしたら、毎日ご飯茶碗1~2杯程度の摂取量で、十分だといいます。しかし、何かの症状改善を求めるのでしたら、摂取量を増やす必要があります。その際の摂取量について紹介していきます。

糖尿予防と症状改善にはどれぐらい食べるの

糖尿病は怖い病気です。いろいろな余病を併発してしまう為、重篤な症状になってしまうこともあります。

ヒトの身体を動かすエネルギーはブドウ糖です。食事をしたときの食べ物や飲み物は、消化されて腸でブドウ糖に変わります。これが血液に流れ込んで、インスリンの働きで各器官に運ばれてエネルギーとして使われます。この時の血液中のブドウ糖濃度が、血糖値です。

食後、急激に血糖値が上がるのは、空腹時に足りなくなっていたブドウ糖を送り込むためです。しかし、あまりに急激に血糖値が上がると、インスリンの働きが追い付かなくなってしまい、血糖値が下がらなくなります。これが、糖尿病の第一歩です。

この状態を防ぐことが、糖尿病の予防と症状の改善になります。その為には、食後の血糖値が急激に上がらないようにすることが重要です。

食品には食後の血糖値の上がり方を示す数値、GI値というものがあって、この値が低いほど食後の血糖値の上昇率は低下します。

GI値の低い食品を食べることは糖尿病予防には極めて効果的ですし、症状の改善にも効果的です。

発芽玄米は低GI値食品ですから糖尿病予防や症状改善のために、目安として1日にご飯茶碗で4~5杯程度を食べることが、効果的です。

高血圧の予防と改善にはどれぐらい食べると良いの

高血圧は血管由来の疾病を招きやすいですね。これも、非常に怖いものです。

血圧が高くなると異常に血流が速くなり、血管の内壁にササクレのような傷が出来てしまうことがあります。ここに、血中の脂質が引っかかってしまい、塊のようななり、やがてそれが大きくなって他に流れます。

その流れていった塊が、主要な血管をふさぐと、脳梗塞や心筋梗塞という恐ろしい病気を引き起こします。

しかし、発芽玄米に含まれているGABAには、アドレナリンの分泌を抑えてくれる効果があるため、興奮状態になりづらい状態を作ってくれます。

また、アドレナリンの分泌が押さえられると筋肉の緊張も少なくなりますから、血管が収縮することを防いでくれます。この結果、血圧の上昇を相当押さえてくれます。

この効果を求めるためには,目安として1日にご飯茶碗で2~3杯ぐらい食べると良いといわれています。

コレステロール値低下のためにはどれぐらい食べるの

コレステロールは血管壁に付着して、血液の流路を狭くすることがあります。また、コレステロールが付着した血管は、硬くなりますから動脈硬化を招きます。こうなると、やはり血管由来の重大な疾病を呼び込んでしまいますね。

発芽玄米にはコレステロールを作り出す胆汁酸や、コレステロール自体を早期に便として排出してくれる作用があります。

軽度から中度のコレステロール値の人に、1日360gの発芽玄米を、2ヶ月連続して食べてもらったところほぼ全員の数値が下がり、ウエスト周りの脂肪が少なくなったという結果があります。

したがって、コレステロール対策の目安としては、ご飯茶碗で1日3杯ぐらいを食べていればいい、という事になります。

主食の白米を発芽玄米に替えるだけで、こんなにすごい効果があるって、本当に驚きですね。でも、ここにあげた毎日の摂取量は、あくまでも目安なので、効果には個人差がありますから、注意してください。