ニキビ跡は治るの?ニキビ跡の治療方法について
ずっと気になってたニキビ。
やっと治ったと思ったら、跡が残ってしまった…。
そうなんです、治すところまでにはなんとか漕ぎつけても、跡が残ってしまう可能性があるのがニキビなんです。
また、ニキビ跡には赤く跡が残るタイプ、茶色っぽい跡が残るタイプ、クレーター状に残るタイプ、ケロイドとして残るタイプなどに分類されており、それぞれにケアの方法が異なります。
それでは、それぞれのタイプ別に、治療方法をご紹介することにしましょう。
赤く跡が残るタイプ
炎症を起こした赤ニキビの色素がそのまま残り、定着することによって起こります。
なぜこのようなことが起こるのかといえば、炎症を治すために、皮下での毛細血管が増殖・拡張してしまったから。
このタイプのニキビ跡は、月日の経過とともに薄くなって行く可能性もあります。
慌ててケアを行う必要はありませんが、どうしても気になるというのであれば、皮膚科、美容皮膚科、形成外科、美容外科などで取り扱っているハイドロキノン外用薬&トレイチノン外用薬での治療があります。
また、医療機関によってはレーザーで治療を行うこともあるようです。
このレベルのニキビ跡であれば、ピーリングによるセルフケアでも改善することが可能ですので、医療機関へ足運ぶ前に、まずは市販のピーリング剤でピーリングを行ってみるとよいでしょう。
茶色っぽい跡が残るタイプ
セルフで行うことのできるケアとしてはピーリング+ビタミンC誘導体配合の化粧水を使うという方法があります。
ニキビ跡の数が多い場合では、医療機関でのケミカルピーリングやハイドロキノン外用薬&トレイチノン外用薬での治療、レーザー治療などがおすすめです。
クレーター状に跡が残るタイプ
炎症が真皮にまで到達し、皮下組織が壊れてしまっている状態です。
大きく次の3種類に分類されています。
- アイスピックで突き刺したような細い穴が開くアイスピックタイプ
- 半円形にえぐり取られたような形の跡が残るローリングタイプ
- ローリングタイプのようにえぐり取られたような形で、底部分が平らな状態になるボックスカータイプ
アイスピックタイプの場合では、真皮層まで傷つけられてはいても、目視できる表面の穴が小さいため、ファンデーションやコンシーラーでカバーすることが可能です。
ところが、ローリングタイプやボックスカータイプとなると、ファンデーションやコンシーラーではカバーすることができないため、専門的な治療が必要となります。
ローリングタイプやボックスカータイプのニキビ跡治療法
その場でお肌の凸凹をなくしてしまいたい場合では、ヒアルロン酸注入という方法がありますが、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収される性質を持っているため、根本的な解決策にはなりません。
このニキビ跡を改善する方法には、ケミカルピーリングのほかに、フラクショナルレーザー治療、フォトフェイシャルなどがあり、皮下のコラーゲン生成を目的として行われます。
ただし、いったん破壊されてしまった皮下組織を完全に元の状態に戻すことは非常に難しいと考えられているため、これらの治療を行ったとしても、完治するとは限りません。
ケロイドとして残るタイプ
ニキビそのものが治っても、ニキビがあった部分のお肌が赤く盛り上がり、ケロイドとして残ってしまうことがあります。この方法もまた、セルフケアで改善することは難しいため、医療機関でも専門的な治療が必要となります。
ケロイド状のニキビ跡の改善には抗アレルギー剤の内服薬が用いられることが多く、それに加えてステロイド注射による治療が行われることもあります。
また、医療機関によってはレーザー治療で症状を改善させるという方法を採用している場合もあります。
そして、最終手段としては外科手術があり、この場合ではケロイド部分をメスで切り取り、皮膚を縫合するという方法で行われますが、ケロイドの大きさによっては、目立つレベルの傷跡が残る可能性があるというデメリットを持っています。
ニキビ跡治療は保険適用外?
ニキビそのものであれば、”皮膚の病気”という捉え方もあり、保険が適用されることも少なくはありません。
ところが、ニキビ跡となると、また話しは別です。というのは、ニキビ跡のおもな目的は”皮膚を綺麗な状態に戻す”ことであり、医療目的というよりかは、美容目的の要素が強いと考えられているからです。
また、ケミカルピーリングやフラクショナルレーザー、フォトフェイシャルなどは、ニキビ跡の治療のみならず、シミの除去やお肌の若返りにも使用される美容機器であるため、ますます美容目的の要素が強いと考えられます。
このような知識を持たずに美容皮膚科などでカウンセリングを受けた場合では、その施術料金に驚くことになりますので、まずはこの部分をしつかりと頭の中に入れておきましょう。
ただし、ケロイドで痛みや痒みを伴い、生活に支障をきたしているのであれば保険適用となることも少なくはありませんので、医療機関に直接問い合わせてみるとよいでしょう。