予告とセルフ二次
2017年 06月02日 (金) 23:44
真面目な作品の合間に手遊びで書いている落書き的なアホ短編を、明日の朝に予約投稿セットしました。
のんびり気楽な異類婚姻譚…?? な感じ。『最強ドラゴン~』と似たノリです。まだ最後の締めが書けてないんですが、まぁいいかーと見切り投下。4話1.2万字ぐらいで終わる見込み。
終わったらもうひとつ、また似たような小ネタを書く予定。
そんなこんなで慣らし運転をしながら、真面目な作品をどうするか(金枝のロングバージョンも含め)ぼんやり考えつつ、夏を乗り切りたい所存…。
もそもそ動き出すのは秋になってからになると思います。
※※※ 以下、金枝のセルフ二次 ※※※
●前置き
卵泡立てて焼くお菓子はいつできたのかを知りたくて、『キッチンの歴史』(ビー・ウィルソン、河出書房新社)を読みました。
メレンゲとか泡立て製法はルネサンス期に広まったらしいのですが、肝心の泡立て器がいっかな発明されず、樺の小枝を束ねたものなどで料理人が腕を酷使して何時間もかけて卵白を泡立てていたという話。
(もちろん金枝の時代には製法も道具も存在しません。念のため)
シェイダール「卵白を泡立ててから小麦粉と混ぜて焼くと、ふんわりした菓子ができるらしい」
リッダーシュ「それでさっきから、柳の枝で妙な道具を作っているのか」
「シャニカに食べさせてやろうと思ってな。よし、これで泡立てるぞ」(かしゃかしゃかしゃ)
「少し泡が出て来たが……」
「まだまだ」
かしゃかしゃかしゃかしゃかしゃ
「いつまでやるのだ?」
「ピンと角が立つぐらいまで、だそうだ」
「はぁ!?」
「……腕がだるい」
「交代しよう」
「いやだ。俺が作る」
「しかし」
ぱしゃぺしゃかしゃかしゃかしょかしょ
「くっ…」
「無理をするな、ほら貸せ」
「い や だ!! ……そうだ、この動きを自動で繰り返させよう! ちょっと待てよ…」(ふんふん)
「……」(嫌な予感)
「よし! 《小枝よ 回り踊れ 足元の水が雪となるまで》!」
カシャカシャカシャカシャブイーーーーーーン!!!
(分離した上に飛び散った)
「……」
「…………掃除するか」
ムスメ愛が盛大に空回り(物理)したお父様。ただでさえシャニカがリッダーシュにばかり懐くので、彼の手を借りたくなかった模様(笑)
そんなこんなで、何とか焼き上がった後得意満面で持って行ったらば。
「ほらシャニカ、どうだ! 見た事ないだろう、ふわふわのお菓子だぞ」
「ありがとうお父様! リッダーシュ、いっしょに食べましょう!」
「えっ、あ」
「……っっ」(轟沈)
「はい、リッダーシュ、あーん」
「…(いたたまれない)光栄です、姫。(ぱく)大変美味しゅうございますよ」
「良かったぁ! それじゃ、お父様も、あーん」
「シャニカ~~! なんてお父様思いの優しい子だぁぁ!」
そうか、いつも毒見役がいるからリッダーシュが先に食べないと駄目だと思ったんだな! …と納得してコロッと機嫌を直すシェイダール。チョロい。
コメント
皆でふわふわお菓子を食べました。
めでたしめでたし。
お父様、私たちの結婚式でもこれ作ってね!
(陛下撃沈)
ワシュアール新王、卵の泡立てすぎで腱鞘炎に!?
って週刊誌にすっぱ抜かれちゃう(ありません)
かなり大変なんですよね?
手をずっと高速に回し続けないといけないから。昔のパティシエとか大変だったんでしょうね。
それにしても……。
チョロい。
チョロいです、シェイダールさん(笑)
どんなに嫉妬しようが、どんなに機嫌が悪くなろうが、シャニカちゃんがいれば無問題ですね。
ワシュアールの歴史の中で「シャニカちゃんが最強説」が私の中で生まれてます(笑)
シャニカちゃんが「右向け」と言ったら右に向くんでしょうね、この親バカ大王様は(^^)
短編、楽しみにしてます!
風羽洸海様の久々の新作♪
時間のある時にじっくりゆっくり拝読させていただきまーす(´▽`)ノ
というワケで、氷水を作ってから作れば早かったかもですね。
それにしても、チョロいな~陛下。
ああぁぁ(^^; けっ……こん…しき……(早くも花嫁の父の心情で泣き伏す)
シャニカ姫むごい(笑)
週刊誌があったらシェイダールは色々ネタが豊富過ぎてやばいですね!
たこすさん
泡立て、電動ハンドミキサーを使わなかったら腕が死にますね!
昔は何人も交代でやってたそうですよ…ヒィ…
それにしてもチョロいお父様です(笑)
知ってて手玉に取るシャニカ姫は小悪魔ですね末恐ろしい! 右向け右~!
あ、短編は(それこそメレンゲ菓子みたいに)かる~いやつなので、
隙間時間にでもお楽しみいただけましたら幸いです(*´ω`*)
いずはらさん
冷やすのは生クリームで卵白は常温…と教わったのですが、
調べてみたら冷やしておいて強い力で一気に泡立てると
空気もたくさん入って泡もちも良いのですね。
どっちにしてもまともな泡立て器がなければ苦行でございますが!