日本のエステ業は、自治体や公的な機関の許可を取る必要もなく特別な資格も必要としない自由業という位置づけですので、誰でもどこでも自己責任で開業できてしまいます。
フランス、ドイツを始めとしたヨーロッパの美容先進国では、エステティシャンになるための国家資格が設けられています。
韓国でも、2008年1月にエステの国家試験化が行われ制度が施行され、「皮膚美容師」という位置づけがなされ、美容師が髪に関する専門的知識を保有したものに対し、皮膚美容師は、皮膚に関する美容の専門性を有するもので、良質なサービスを提供する美容業界の発展を目的に制度化されています。
でも日本は美容先進国でありながらエステティシャンには、美容師や整体師のような国家資格がありません。今存在している協会や団体、スクール、資格はすべて民間のもので公的なものではありません。
かと言ってお客さまの大切な体に触れて施術を行う以上、さまざまな専門知識や技術が必要であるのは当然のことです。
資金さえあれば、特別な資格や免許がなくてもだれでも開業できてしまうエステサロン。女性が独立や起業を目指す方が多いのは納得できますよね。でも気軽にはじめてしまったからこそ閉店に追いやられる人が多いのがこの業界の特徴です。
簡単に参入出来て、楽に稼げると思ったら大違い。技術もままならない、ビジネスをやるという心構えもできていなかった人が多いこの業界は、開業後 一年以内に閉店する人の割合が60%もいます。3年以内に閉店に追い込まれる人の割合は90%。10年以上継続できた人は全体のたった5%です。
免許も資格も必要としない日本のエステ業界は、なんの専門知識がなくても明日からサロンのオーナセラピストとして堂々と看板をあげてビジネスができてしまう恐ろしい現状です。
知識も技術も使用する化粧品もピンからキリまで差が激しく、どこが平均値なのかもはかれない現状で、どうやってお客さまに安全や信頼をお届けすることが出来るのでしょうか?
わたしはこのような状況だからこそ、お客さまの安全と信頼のためにも、周りのエステサロンと一線を画すためにも、一定以上の高い安全性・有効性・信頼性そして医師のバックアップのあるメディカルエステ・医療機関提携サロンを強くお勧めします。
すべては未来のお客さまの肌のためであり、長く愛されるサロンを継続するためだと思っています。