体中に貨幣状湿疹をかかえて・・・(アトピー歴18年 女性)③ 体験記
体中に貨幣状湿疹をかかえ、どうしようもなくなった時に行った皮膚科で今までにない治療を受けました。
ステロイドの注射です。
医師は副作用などの詳しい説明もしないまま、3cmくらいの小瓶に入った透明な液体を、足の湿疹に直接注射しました。
注射の効果は絶大で、次の日には足の湿疹にかさぶたができ、やがてめくれ2、3日の間に足をはじめ体中の湿疹がぐんぐん良くなり
週1回の注射で2ヶ月過ぎる頃には、酷かった足、おしりの貨幣状湿疹はすべてなくなり色素沈着だけが残りました。
あまりに効果絶大だったので、今までの苦しみは何だったのか?
医師は何故すぐ注射をしなかったのか不思議に思いました。
注射のせいかおかげか、高校の間はステロイドの軟膏を塗らなくても湿疹は出ませんでした。
皮膚科の医師は「色素沈着が治れば治れば完治」「今年の夏は水着がきれるよ」と言っていました。
でも湿疹とは違う形で副作用は確実に私の体に現れていました
日常生活が困難になるほどの生理痛、生理の周期もめちゃくちゃで、1ヶ月に2度きたり、3ヶ月こなかったり。
内股にできた妊娠線のような肉割れ、異常なほどの喉の乾き、帯状疱疹、免疫力が低下しているため常に風邪をひいている、
夏なのに夜寝苦しいほどの手足の冷えと痛み。
皮膚のほうにも異常がありました。首の皮膚が薄くツルツルになり、血管が透け黒光りして見えました。
他にも数えるときりがないです。
当時医師から聞いたステロイドの副作用は「太る」「毛が生える」の2点で上記の症状の原因がステロイドだとは思いもしませんでした。
高校を卒業し大阪の学校に通うようになり、体力的にもハードになり落ち着いていた症状も徐々に悪化していきました。
悪化といっても今までとは何か違う、痒いのはもちろんですが痛い、疼く感じがし、湿疹自体も赤黒く腫れました。
アトピー以外の症状もきつくなりだし、
立っているのも苦痛なくらい激しい生理痛、歯茎からの出血、突然不安感に襲われたりとにかく異常な状態でした。
薬は相変わらず効かず日増しに酷くなってくる症状に耐え切れなくなり学校はやめてしまいました。
学校をやめたのを期に、塗っても意味のない薬をやめてみようと思いました。
脱ステロイドの意味を知っていたわけではなく、塗っても効かないなら塗らなくてもいいのでは?と思ったからです。
大した決意もなく何となく始めた脱ステロイド。
最初の2週間くらいは気持ち悪いほど何事もなく過ぎ、この頃から徐々に湿疹が悪化しだしました。
今まででていた湿疹はもちろんですが、なかった所まで出だし
この先どうなるか分からない不安に耐えかね、もう一度皮膚科に行く事にしました。
その時偶然母がこちらの事を思い出し、すでにどん底の状態だったので、わらをもつかむ気持ちで診察を受けました。
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