股ずれを何度も繰り返すと、太ももの内側、擦れ合う部分がだんだんとガサガサになってきます。そのまま放置してしまうと黒ずみの原因にもなってしまいます。
このように、股ずれのやっかいなところは、まず股ずれ自体の痛みに苦しめられて、さらにそのあとガサガサお肌や黒ずみに悩まされるという二段階構造になっているところなんですよね。
こうしたガサガサ太ももは、ときには股ずれの痛み以上に、私たちにコンプレックスを与えることもあります。ガサガサ太ももが恥ずかしくて水着になれないとか、意中の彼とのデートにも積極的になれないとか。
「つるつるスベスベの足を取り戻したい!」
そのために大事なのは、「股ずれを起こしたあとのケア」なんです。
ガサガサ肌の原因は?
肌の「ターンオーバー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。肌の細胞というのは一定期間で生まれ変わるのですが、そのいわゆる新陳代謝のサイクルがターンオーバーです。
このターンオーバーが正常に進むことで、古い肌細胞は角質となって一定期間で剥がれ落ち、新しいきれいな肌細胞にバトンタッチするわけです。
そして何らかの原因でターンオーバーが乱れてしまうと、古い肌細胞が剥がれ落ちずに角質が溜まるようになり、次第に肌表面が古い角質の厚い層で覆われてしまうのです。これが「角質肥厚」と呼ばれる状態です。新しいきれいな肌細胞に生まれ変われないので、ガサガサした肌がいつまでも続くというわけですね。
角質肥厚を引き起こす原因のひとつに「摩擦」があります。
摩擦によって肌に刺激が加わると、肌を防御しようとする力が働いて、その結果角質がどんどん厚くなっていくのです。股ずれを繰り返すということは、つまりひっきりなしに肌に摩擦という刺激が加わっている状態なので、その防御反応として肌はガサガサ度を増していってしまうんですね。
ガサガサ肌を治すには?
ガサガサになってしまった太ももを治すには、まず「保湿」することが有効です。
ガサガサ状態の肌を見ると乾燥しているのが分かると思います。摩擦という肌トラブルによって「バリア機能」が失われ、肌の水分が失われることによって、乾燥したりシワシワになったりしているのです。バリア機能が正常な状態でないと、肌のターンオーバーもうまく機能しなくなるので、いつまでたっても新しいきれいな肌に生まれ変わってくれません。
なので、太ももがガサガサ肌になってしまったと思ったら、一にも二にもまず保湿をしっかりしましょう。
特に、セラミドが配合されているクリームや化粧品が保湿には最適です。
セラミドとは、お肌の水分をキープするために重要な働きを持つ細胞間脂質。肌の細胞間バリア機能が失われてガサガサになった肌というのは、セラミドが減少した状態になっています。ですので、外側からこのセラミドを補ってあげることで、肌にうるおいをキープする力を与えてあげるのです。
股ずれによるガサガサ肌を予防するには?
股ずれを起こさないようにするのが一番確実な方法ではありますが、なかなか簡単にはいきません。
そこで、股ずれの摩擦をできるだけ少なくするような対策をとることで、「ガサガサ肌」を予防するというのが最も現実的ではないでしょうか。
摩擦が抑えられれば、当然痛みや炎症が起こるほど股ずれの症状がひどくなることも防げますし、股ずれ部分の肌が角質肥厚を起こしてガサガサになることも防げます。
摩擦を抑える方法としては、サイズがぴったり合ったスパッツを履いたり、すべりのよいクリームを塗ることで、肌を保護するのがいいでしょう。
* * *
繰り返し股ずれを起こして、それをそのまま放っておくと、肌機能はどんどん低下していってしまいます。
保湿
摩擦を減らす
よく股ずれする人は、とにかくこの2点をしっかり覚えておきましょう。「股ずれしちゃったな」と思ったらその都度早めに対処をすることが何より大事です。「万年ガサガサ黒い股」から解放されて、すべすべしたきれいな足を取り戻しましょう。