ウォーターボーイズ

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本記事では、シリーズの概要と映画版『ウォーターボーイズ』について解説する。

当初は少数の映画館のみの上映だったが、全国各地での地道なキャンペーンと独特の宣伝展開で劇場数が増え、最終的には上映劇場100館、上映期間は6ヶ月を越える。この現象は映画業界で話題になり、それ以降同じような映画が乱立した。シネマコンプレックスの普及と時期と重なり、2000年以降の邦画復活のきっかけを作った。

本作のヒットを受け、2003年フジテレビがテレビドラマ化。映画スタッフがドラマ製作に参加することにより、映画の世界観を壊さずドラマ化に成功し、高視聴率を記録。この「映画から連続ドラマ」という連動は、その後他局にまで影響を与えることになる。この後フジテレビは、パート2(2004年)、スペシャル版(2005年)と制作し、完結した。

ところが、佐久間が本当に教えたかったのは、なんとシンクロナイズドスイミングだった。恐れをなした多くの部員たちは逃亡。しかし取り残された部長の鈴木、何事も中途半端な元バスケ部員の佐藤玉木宏)、筋肉を付けたいガリガリのダンス少年・太田三浦哲郁)、カナヅチ克服と水の力学の解明を目指すガリ勉・金沢近藤公園)、ちょっと女の子っぽい早乙女金子貴俊)の5人は泣く泣く学園祭に向けてシンクロをやる羽目に。

しかし佐久間は突如、妊娠によるつわりを引き起こして休職してしまう。さらに学校のプールは、男子がシンクロを行なう事をバカにしたバスケ部により、釣りぼりとして使われる事になり、周囲からバカにされまいと5人は急にやる気を見せだした。既にプールに放たれていた魚を捕まえ、オカマバーのママ柄本明)など地元の商店街から協力を得ながらも、予行演習で全くシンクロらしい演技もできず、水泳部の責任者・杉田杉本哲太)を怒らせてプールの使用を禁止されてしまう。

学園祭の発表は絶望的になる中、鈴木は予備校で桜木女子高の空手少女・木内静子平山綾)と出会い、一目惚れ。勿論、学園祭でシンクロをやる事は言えるはずもなかった。ある日、木内と訪れた水族館で、見事に泳ぎ回るイルカのショーに触発された鈴木は怪しげなイルカの調教師・磯村竹中直人)に頼み込み、離れかけていた佐藤たちと共に水族館や海でシンクロの練習(実はいい様にこき使われているだけ)に鍛えられて、見事に上達していく。

ある日、海で練習していた所に水難救助隊が駆けつけてきた。練習を海で溺れていると勘違いした人による通報だったが、これが話題を呼んでテレビ報道されるまでに至り、多くの住民をはじめ唯野高全体も惹きつけて、シンクロは正式に実施されることが決まり、大勢の生徒によって演じられることとなって勢いを増した。

それでも、水族館練習中に発覚した早乙女が前々から佐藤に恋をしていたという真実、自分が学園祭にシンクロをやるのだと木内に明かせない鈴木と、部員二人の心は迷っていた。

だが学園祭前日、学内でボヤ騒ぎが発生してしまい、消火のために消防隊はプールの水を用い殆ど使い切ってしまった…。

作品賞

個人賞

  • 佐藤勝正:玉木宏
    • 当初はアフロヘアーだったが、予行演習中にカセットデッキを叩き壊したため火花が頭に飛び散り、髪の毛が焼けてしまい、以降丸刈りになる。後に2003年のドラマ版「WATER BOYS」に登場している。
  • 早乙女聖:金子貴俊
    • 幼少の頃から、佐藤に好意を抱いていた。後のドラマ版では告白をしたが見事に振られたとのこと。卒業後教員免許を取得し、2004年のドラマ版「WATER BOYS2」では世界史担当の臨時教師兼シンクロ部顧問として登場している。
  • 金沢孝志:近藤公園
    • ガリ勉高校生。論理的な考えで、むしろややこしい一面があるが、素直で潔い一面もあり、弁償を要求されたときに「実際にはもっと高いです」と自分に都合の悪いことも素直に白状した。
  • 木内静子:平山綾(現:平山あや)
  • 伊丹弥生:秋定里穂
    • 女子高の文化祭実行委員。プールの水がなくなるというハプニングが発生したとき、女子高のプールの使用を申し出、危機を救った。
  • 杉田:杉本哲太
    • 当初は部員のシンクロに難色を示していたが、最終的には揃いのパンツを用意するなど好意的になった。
  • 磯村:竹中直人
    • やや怪しげな水族館のイルカ飼育員。練習のため水族館を訪れたメンバーをナメていたが、次第に認めるようになった。
喫茶バー(オカマバー)「ともしび」
その他のウォーターボーイズ(シンクロ参加者)
バスケ部
その他

サウンドトラック

シンクロで使用された曲

  • MAKING OF WATER BOYS(2003年・ワニブックス
  • MAKING OF WATER BOYS 2(2004年・ワニブックス)
  • ウォーターボーイズ・オフィシャルブック(2004年・扶桑社