取り扱い上の注意点
- コンタクトレンズを着けたまま、スポーツはできますか?
- ソフトレンズであれば、多くのスポーツの時に装用は可能です。ただし、激しくぶつかりあうスポーツの場合はソフトレンズでも外れてしまうことが有りますし、埃っぽい状況での装用はゴミが入ってしまい不向きな時もあるので、注意して装用する必要があります。
水中で眼を開けるような水泳は、ソフトレンズでも使用できません。
ハードレンズは、ソフトレンズより外れたりずれたりすることがあるので、スポーツの時にはおすすめしません。
- 人やボールとぶつかった時など、眼の中でレンズが割れることはありますか?
- コンタクトレンズは通常の生活では、レンズの欠けや亀裂などの原因が無い状態で眼の中で割れることはありませんが、眼に物がぶつかったような場合には、衝撃で破損する可能性はあります。
ハードレンズは破損する可能性が高いため、眼に違和感があれば洗眼などで破損したレンズを取り除きますが、安心のためには眼科を受診して完全に取り除いてもらいましょう
ソフトレンズの場合も、レンズが眼の中で折れ曲がったり、衝撃により破損のきっかけとなるキズがついたりすることがあります。レンズが眼の中で割れたり折れ曲がったりしたら、眼科を受診してすることをおすすめします。
- ヘアスプレー、マニキュア、マスカラなどの化粧品類がレンズに付いた場合はどうしたら良いですか?
- コンタクトレンズはお化粧をする前に装用してください。
特にアイメイク用の化粧品などで汗や皮脂に強いウォータープルーフの製品や、化粧落し後でもクレンジング剤などに溶け込んだ成分がレンズに付着すると、洗浄しても取れなくなり、使用できなくなります。
その場合には、新しいレンズに交換する必要がありますので、ご注意ください。
- 使い捨てレンズを使わなかった場合、どれくらいの期間、保管できるものですか?
- 温度が極端に暑くなったり、寒くなったり(または凍る)する環境で保管されていなければ、製品に記載されている使用期限内であれば問題なく使えます。コンタクトレンズの使用期限とは“開封期限”を指します。
- ごくわずかなキズであれば、レンズをそのまま使い続けても大丈夫ですか?
- 目視で確認できるキズの場合は、破損の原因となる可能性が高くなります。
使い捨てレンズであれば、直ぐに新しいレンズに交換することをおすすめします。
ハードレンズや通常のソフトレンズは処方した眼科や、購入した販売店で確認してもらうことをおすすめします。また、キズのあるなしにかかわらず、裝用中に異常を感じたら直ちにレンズを外して検査を受けて下さい。
- 家族のコンタクトレンズを借りたり、貰って使用しても良いですか?
- 家族であっても他人のコンタクトレンズは、絶対に使用しないでください
同じ度数であっても製品が異なったり、同じ製品でも度数やカーブが異なったりと、コンタクトレンズは個人個人の眼に合うように処方されています。自分の眼に合わない他人のコンタクトレンズを使用すると、眼に障害を起こる危険性があります。使い廻しは厳禁です。
- 現在、使っているコンタクトレンズと同じ度数やカーブなら、どんな種類のコンタクトレンズも使用できますか?
- コンタクトレンズは、メガネレンズと違って度数などのデータだけで処方しているわけではありません。カーブや度数が同じでも、処方された製品の素材やデザインが個人に合っていることを確認して処方されています。レンズのデータが同じでも装用状態に違いが出たり、見え方にも影響が出る場合があります。処方されたレンズ以外のものを使用することで、眼障害の原因になることもありますので、絶対にやめましょう。
- ソフトレンズでも、ハードレンズの場合と同じように、眼にゴミが入ったときなどに痛くなりますか?
- ハードレンズに比べると、レンズサイズが大きくて角膜全体を覆っているため、レンズと角膜の間にゴミが入りこんで痛みを感じることは少ないと思います。
しかし、いったんレンズの下にゴミやまつ毛などが入ってしまうと、ハードレンズよりも簡単に流れ出ないために、レンズの下で角膜をキズつけている場合あります。
そのような場合は、レンズを外した後に痛みが生じますので、痛みがあるような場合は眼科への受診をおすすめします。
風の強いところや埃っぽいところで、ゴミが入ったと思った場合は、ソフトレンズ用の人工涙液などで眼の中やレンズをすすぐことをおすすめします。
- ソフトレンズの洗浄や保存に、ハードレンズ用の洗浄・保存液を使用しても良いですか?
- ソフトレンズ用のケア用品は、ソフトレンズの形状を保つような成分調整がされており、レンズ内に取り込まれても眼に障害を与えないように作られています。
しかし、ハードレンズのケア用品は、水道水で洗い流すことでレンズに成分が残らないように作られています。ハード用の保存液を使用したことでソフトレンズの形状が変化したり、成分を取り込んだレンズをそのまま装用することで、眼に痛みや障害が起こりますので、絶対に使用しないでください。