9月になり、暑さも徐々に落ち着いてきました。季節は秋へと向かっています!
どのタイミングで衣替えを行おうかと考え始める時期でもありますね。
収納していたお気に入りの服に、虫食いができてしまった・・・そんな経験を持つ方は少なくないのでは?
衣替えの準備期間である今のうちに、防虫剤の種類や使用方法を確認しておきましょう!
衣替えの前にするべき2つのポイント
ポイント1
衣類の汚れはしっかり落としましょう。
衣類についた汗や汚れなどは、虫食い・シミの原因となってしまうことがあります。
たとえ目には見えなくても、洗濯やクリーニングなどで必ず汚れを落としてから収納するように注意しましょう。
ポイント2
衣類を収納する前に、きちんと乾燥させましょう。
衣類を洗濯したら、天日干しできちんと乾燥させましょう。
湿気が残ったままですと、カビが生える原因にもなります。
クリーニングから戻ってきた衣類は、風通しの良いところで2〜3日乾燥させましょう。
また、衣類にかけられているビニール袋は必ず外してから収納しましょう。
そのまま収納してしまうと、ビニール内が蒸れてカビが発生してしまうことがあります。
市販の防虫剤 主な種類と特徴
パラジクロロベンゼン
- 【特徴】
- 効き始めるのが最も早い
消耗が早い
臭いが早くなくなる - 【他種類との併用】
- ピレスロイド系以外は不可
- 【有効期間の目安】
- およそ3〜6ヶ月
- 【適した素材】
- ウール・絹など虫のつきやすい衣類 など
- 【使用できない素材】
- 塩化ビニール製品・スチロール製品・金糸・銀糸・ラメ・人形類・合成皮革 など
ナフタリン
- 【特徴】
- 効き始めるのが遅い
効き目がゆっくりと持続する - 【他種類との併用】
- ピレスロイド系以外は不可
- 【有効期間の目安】
- およそ6ヶ月〜1年
- 【適した素材】
- フォーマルウェアなど出し入れの少ない衣類・毛皮・皮革製品・ひな人形 など
- 【使用できない素材】
- 塩化ビニール製品・金糸・銀糸・ラメ など
しょうのう
- 【特徴】
- 全ての衣類に使用可能
自然の穏やかな香りがする - 【他種類との併用】
- ピレスロイド系以外は不可
- 【有効期間の目安】
- およそ6ヶ月
- 【適した素材】
- 和服・絹製品・高級毛皮 など
- 【使用できない素材】
- なし(金糸・銀糸・金箔には直接触れないように注意)
エムペントリン(ピレスロイド系)
- 【特徴】
- 無臭
他の種類と併用できる
大きさなど種類が豊富である - 【他種類との併用】
- 可能
- 【有効期間の目安】
- およそ5ヶ月〜1年
- 【適した素材】
- 着る機会の多い衣類・毎日着る衣類 など
- 【使用できない素材】
- 真鍮・銅が入っているもの、金属のボタンがついている服 など
かんたん早見表
| 種類 | パラジクロロベンゼン | ナフタリン | しょうのう | エムペントリン(ピレスロイド系) |
| 特徴 | 効き始めるのが最も早い・消耗が早い・臭いが早くなくなる | 効き始めるのが遅い・効き目がゆっくりと持続する | 全ての衣類に使用可能・自然の穏やかな香りがする | 無臭・他の種類と併用できる・大きさ・サイズなど種類が豊富である |
| 他種類との併用 | ☓ | ☓ | ☓ | ◯ |
| 有効期間 | およそ3〜6ヶ月 | およそ6ヶ月〜1年 | およそ6ヶ月 | およそ6ヶ月〜1年 |
| 適した素材 | ウール・絹など虫のつきやすい衣類など | フォーマルウェアなど出し入れの少ない衣類・毛皮・皮革製品・ひな人形など | 和服・絹製品・高級毛皮など | 着る機会の多い衣類・毎日着る衣類など |
| 使用できない素材 | 塩化ビニール製品・スチロール製品・金糸・銀糸・ラメ・人形類・合成皮革など | 塩化ビニール製品・金糸・銀糸・ラメなど | なし(金糸・銀糸・金箔には直接触れないように注意) | 真鍮・銅が入っているもの、金属のボタンがついている服など |
防虫剤をもっと効果的に!5つのコツ
その1
収納場所の密封性を意識しましょう。
市販されている防虫剤の大半が、ゆっくりと蒸発して収納場所に充満することで虫を防ぐタイプのものです。
そのため、密封した状態で使用すると効果が高まります。
【ここをチェック!】
クローゼットや押入れなど、収納場所が開けっ放しになっていませんか?
また扉を頻繁に開け閉めしていませんか?
その2
防虫剤は衣類より上の場所に置きましょう。
防虫剤が蒸発した気体は空気より重いため、どんどん下に沈んでいきます。
そのため、衣類の上や、衣類より高い場所に置かないと十分な効果が得られません。
その3
防虫剤は併用しないようにしましょう。
2種類の防虫剤を併用すると、蒸発をせずに液体となってしまい、衣類にシミをつけることがあります。
併用可能な組み合わせは、既出の「かんたん早見表」をご参照ください。
その4
衣類を詰め込みすぎないようにしましょう。
防虫剤が蒸発した気体が広がりにくくなるため、
ある程度の余裕を持って収納することが大切です。
その5
適切な使用量を心がけましょう。
防虫剤の使用量は多すぎても少なすぎても効率的ではありません。
それぞれの商品パッケージに記載されている標準使用量を守ってご使用ください。
もし虫や卵を見つけたら・・・
虫や卵は熱を加えることにより死んでしまうため、アイロンなどのスチームで衣類を蒸すと良いでしょう。
気になる場合は、ドライクリーニングをされるのもおすすめです。
ぜひ、この秋冬の衣替えからお役立てください!