血液の知識



■ 血液の知識
血液は、血球と血漿から構成されいて造血幹細胞から骨髄系細胞とリンパ幹細胞に分けられます。造血幹細胞からの成分は、赤血球、血小板、白血球で体重比の7~8%です。
幹細胞は、まだ変化してない未熟な細胞で、これが成長するにつれて分化し、B細胞、T細胞などの血球になります。血漿の主成分はタンパク質で、血液凝固因子などの成分が含まれています。

■ [赤血球]
赤血球の主な成分はヘモグロビンという鉄をもった物質で、これが酸素を体中に運ぶ主役です。赤血球は肺の中で酸素を受け取り、ヘモグロビンと結合させます。動脈を通って全身の毛細血管へ行き着くと、酸素はヘモグロビンから離れて、細胞の中へ入っていきます。
細胞が酸素を使ってエネルギーを得ると、二酸化炭素を生じます。この二酸化炭素は血漿中に溶け込み、肺まで運ばれます。そして、静脈を通って心臓に入り、再び肺へ戻って二酸化炭素と酸素の交換(ガス交換)をします。
赤血球が連鎖状になると血液の流れに異変が生じます。


■ [血小板]
血小板は、けがをして出血をした場合に、血管の破れ目に集積して応急処置的に止血し、多量に出血するのを防いでくれます。


■ [血液の寿命]
血液の寿命は、赤血球は120日ですが、白血球は顆粒球では2週間、リンパ球のうちT細胞はおおむね4~6ヶ月、B細胞は2~3日のものから5~7週のものまでさまざまです。血小板は10日間程度です。


■ [免疫機能]
ウイルスや細菌などの病原体は、呼吸器官や皮膚、粘膜の傷などから体内に侵入してきます。この侵入した異物(抗原)に対して、免疫反応という特別の防御システムの白血球働いて、病気の予防をします。


■ [白血球]
白血球の構成は、顆粒球(50~70%)と単球(5%)とリンパ球(30~50%)に分類それます。顆粒球は好中球、好酸球、好塩基球の3種類があり、通常の細菌から体を守るのは好中球で敵を飲み込み、毒性の強い活性酸素を使って敵を分解し殺します。好中球が少なくなると発熱(例えば風邪)の症状となります。
単球は、血管から臓器にはいるとマクロファージとよばれ、体内のさまざまな組織に移動します。そして老化した赤血球や細菌、ウイルスを貧食(掃除屋)して分解します。


■ [リンパ球系細胞]
 リンパ幹細胞は、T細胞、B細胞、NK細胞に分類され、B細胞がさらに成熟すると再び骨髄に戻り、最終成熟段階である形質細胞になる。T細胞は胸腺で人体の免疫機能(極めて優秀な細胞)を学習し司令官として指令を出すT/ヘルパー細胞とT/キラー細胞(体の自衛隊)で防御している。
マクロファージが貧食した情報をもとにT/ヘルパー細胞は、T/キラー細胞に異物、標的細胞に攻撃をかける。

B細胞は、リンパ節内で成熟し、最終的には骨髄に戻り形質細胞と呼ばれる免疫グロブリン(抗体)を生産する。T/ヘルパー細胞からの情報をもとに抗体(ウイルス等の突起物を鍵穴で塞ぐ)を血漿中に出して、細菌、ウイルスを無毒化してマクロファージの貧食を助ける役割である。
これらは病原体の情報を数多く保有し、一度かかった麻疹などは二度とかからぬような仕組みになっている。リンパ節は、リンパ管が首の付け根、脇の下、脾臓(横隔膜の後ろ側)、鼠頸部(太股の付け根)にあり、リンパ管を通じリンパ球にリンパ液を送っている。
血管はリンパ節で動脈から静脈に流れが代わり、血液のいろいろな情報に対応している。

NKナチュラルキラー細胞は、血管中を巡回する警察官の役目で、ガン細胞を見つけだし殺傷する。ガン細胞とは、正常の細胞寿命は決まっていて一定の回数(60~80回)の分裂を終えて死ぬが、細胞のDNAに異変が生じると細胞が死なずに限りなく増殖する。普通の人でもガン細胞は3000から5000は出来ているが、これらの防御のNK細胞で体は正常に保たれている。
健康食品のアガリクスなどは、NK細胞を活性化させる役割があると言われている。
(警察官も拳銃が無いと麻薬組織に立ち向かえない。しかし、やたらと発砲する警察官にはなって欲しくない。血管に傷がつき皮膚に湿疹ができたり・・・)


■ [ガン細胞]
ガン細胞がどうして出来るかは解っていない。(警察官の到着が遅れたのかな・・・)
ガンに冒されないためには、体の三位一体の脳、免疫系、内分泌系の役割を保つことにより防げる。それにはストレスをため込まず笑顔で過ごし、バランスのとれた食事で適度な運動がよく、過度の運動は、体内で活性酸素(過酸化水素)が血管を傷つけるとガンになりやすいからしない。(落語や漫才を聞いて、添加物や農薬のない食材を料理して、散歩程度とする。それでは運動選手はガンの確率は高いのか・・・。しかし、刺激のないのもストレスになるよ。少しの苦労とストレスは、人生の発展に必要でないか。)
細胞は分裂をおこしてやがて死ぬのだが、DNAが活性酸素によってダメージを受けると細胞は限りなく分裂を起こし、ガン化(腫瘍)となる。
活性酸素は、好中球やマクロファージも進入してきたバクテリアなどを飲み込み分解するときに、活性酸素を武器としている。又、ミトコンドリアで栄養素を燃焼するときにも発生します。
(すると、誰でもガンになるというのか。通りでこの頃のテレビや新聞に生命保険の広告が多いと思った。)