もう結構な歳の大人ですが、いつまでたっても、ニキビや吹き出物、肌荒れが治りません。
話題のニキビ治療薬やニキビ肌用洗顔料をいろいろと使ってもみましたが、効果があった試しがありません。
藁にもすがる思いで皮膚科に相談すると「内部からきているのでは?」とのことでした。
内部というのは、内臓のことですよね?
これって内臓に疾患があるとかの話でしょうか。
あるいは便秘がニキビや肌荒れの原因になっているのでしょうか。
ちなみに、私は長年の便秘症で、出ない時には2週間くらい出ない状態が続きます。
便秘を解消すれば、大人ニキビも治るのでしょうか。
A.便秘が続くと肌荒れの原因になります
便秘が原因で大人ニキビや肌荒れが治らない、という人は結構いるのではないでしょうか。
ここでは便秘が肌荒れの原因となるメカニズムについてまとめてみます。
便秘と肌荒れの関係性
便とは、いわば食べ物から栄養分を搾り取った後の残りかすですが、私たちは、普段気づかないうちに、食べ物だけでなく、空気中や手についた細菌など、できれば体内に入れたくないもの(有毒物質)も、口から体内に取り込んでしまっています。
なので、残りかすである便にはそういった有害物質も含まれている場合が少なくなく、言ってしまえば、便とはできればすぐにでも体外に排出したいもの、といっても過言ではありません。
そういった有害物質が滞留便として体内に長い時間留まり続けるとどうなるか、というと、有害物質が腐敗したり、有毒ガスを発生したりと、身体によいはずがありません。
通常、有毒ガスはおならとして本来は下から排出されるものですが、便秘の人の場合、下の出口が詰まっていて排出しにくい状態。
そうすると行き場を失った有害ガスは腸壁から血液中に取り込まれ、全身の肌細胞へと運ばれることになります。
これは、肌細胞にも、体内の有毒物質を体外に排出しようとする働きがあるからで、全身の毛穴から有害物質を排出するためにこうなるわけです。
毛穴から有毒ガスや有害物質が排出されることになれば、その過程で、当然ながら、肌細胞はその影響を受けることになります。
これが肌荒れや大人ニキビという現象です。
- 便秘になると有害物質が下から出せなくなる
- 仕方がないので毛穴から出そうとする
- その過程で肌細胞が傷つく
簡単に言うと、これが便秘で肌荒れ等が起こるメカニズムなのです。
便秘は自律神経の乱れにも繋がる
加えて、便秘は自律神経の乱れとも関係しています。
腸は第2の脳と言われるくらい、腸の不調と脳の不調には深い関係性があることが知られています。
便秘の原因にはいろいろありますが、どんな理由があるにせよ、便秘が続くと、脳の自律神経の乱れにも繋がります。
肌の新陳代謝等をコントロールしているのも、実はこの脳の自律神経なので、自律神経の乱れは新陳代謝の低下に繋がり、肌のターンオーバーのサイクルを狂わせてしまいます。
これが便秘が肌荒れやニキビの原因となる第2の理由です。
まとめ
まとめると
- 便秘を放置すると毛穴が有害物質で汚れる
- 自律神経の乱れが重なると有害物質の排出がスムーズにいかず肌内部にとどまり続けることもある(毛穴のつまりや吹き出物)
腸の主な働きは消化吸収と、そしてあまり知られていませんが免疫です。
体内に病原菌や毒素などが侵入した際、それに抵抗し、体外に排出する役割・能力。
その免疫機能が正常に働かないと、様々な症状として、多くの場合、上記のようなメカニズムから肌荒れや吹き出物として、体外に噴出します。
肌は内臓の状態を移す鏡であるとよく言われますが、多くの場合、この内臓というのは腸であることが多いです。
女性である以上、便秘は誰もが避けては通れない道ですが、それを放置しておくと、どんなにスキンケアを頑張ったところで焼け石に水です。
有害物質が肌内部から無限にあふれ続けてくるわけですから、どんなに洗顔を頑張ったところで肌は綺麗にはなりませんよね。
そういう意味では、便秘を解消することこそが、美肌への第一歩だと言えます。
大人ニキビや肌荒れを治そうと、高価な化粧品等を購入する前に、まずはやるべきことがあることを常々忘れないようにしたいものですね。
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