妊婦は皮膚科に行って薬をもらっていいの?
妊婦さんで、皮膚科にかかった事のある方。これは意外と多いものです。
産婦人科での検診以外に他の病院に通院するのはなかなか大変な事に感じがちですが
妊婦さんは、普段よりも抵抗力が落ち、肌も乾燥したり荒れたりしがちなので
皮膚トラブルに見舞われやすく、皮膚科に相談するのもごく普通の事なのです。
では実際に皮膚科に行くにあたっての細かい疑問についてお答えしていきましょう。
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皮膚トラブルが出たら行くのは産婦人科?皮膚科?
冒頭でも書いたとおり、皮膚科を選んでも全くかまいません。
産婦人科では皮膚トラブルへの専門知識が乏しい場合もありますし、薬を特に処方してもらえず
かゆみや湿疹をご自身で我慢しなければいけないケースもあります。
また、軟膏を処方してもらえる産婦人科であったとしても、その人それぞれの症状に合った
軟膏の調合などが得意なのは、やっぱり専門家である皮膚科なのだそうです。
ですので、患部がかゆくてとても我慢できないなど辛い症状があるのなら
皮膚科の方に行く事をオススメします。
ただし、妊娠何か月であることなど事前にしっかりと医師に伝えて下さい。
妊婦さんが皮膚科に行く時の主な症状
では、どんな症状の妊婦さんが皮膚科を利用しているのでしょうか?
よくある症状を挙げてみましょう。
- 妊娠性掻痒
- 口唇ヘルペス
- 妊娠によるニキビ
この3種類が特に多いケースと思われます。
「妊娠性掻痒」は、お腹や腕、足などにとてもかゆい部分が出来て
掻いているとどんどん患部が広がっていく病気です。
出産が終われば治るものなので悲観する必要はありませんが、かゆみに耐えるのが大変で
かかるととてもつらい症状になります。このかゆみを軽減するために皮膚科を受診する方が多いのです。
「口唇ヘルペス」は体の免疫力が落ちた時に口の周りに出来る水泡の事です。
これはウイルス性なので、水泡の中の汁が皮膚に付くと、ついた部分も感染して
同じように水泡になる病気です。痛痒く、完治に2週間ほどかかります。
「妊娠によるニキビ」は、妊娠してホルモンバランスが変わった事によって、皮脂を多く分泌する効果のあるホルモンが優勢になってしまったために出来ます。
額にびっしりと出来たり、背中に出来て治らなくなったりと出来る部位は人それぞれです。
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皮膚科を受診した方がいいと判断する目安は?
たとえば皮膚がかゆくてたまらない場合、その患部を掻き壊したりしていませんか?
皮膚に傷がついているとしたら皮膚科に相談すべきレベルでしょう。
口唇ヘルペスももし今回が初めての感染であれば、初回は症状が重くなりがちなので
すぐに見てもらって薬を出してもらった方が早く治ります。
ニキビは多少の事であれば肌を清潔にしたり、刺激の少ない化粧品でのスキンケアなどでしのげますが
やはり患部が広すぎる場合、長期間出来ている場合は受診して下さい。
どんな薬が出される?
皮膚科では主にステロイド系の塗り薬と刺激の少ない保湿剤がセットで出されます。
肌にかゆみがある方の場合、症状が軽ければ保湿剤だけでも改善されることもあります。
症状が重ければステロイドで患部の炎症を速やかに取り去った方がいいでしょう。
さらに、かゆみが一日中あって苦痛な方は抗ヒスタミン系の飲み薬を出される可能性があります。
口唇ヘルペスの場合は抗ウイルス薬の軟膏や飲み薬を処方されます。
ニキビの場合は、よく処方されるアダパレンという薬や抗生剤が
妊婦には良くないとされている為、強力なものは処方してもらえないかもしれませんが
市販の化粧品よりも安心して使える、医療用の保湿剤をもらうことも出来ます。
妊娠中に薬は大丈夫なの?
まず皮膚科の先生に妊娠していることは必ず伝えましょう。
その上で出されたお薬であれば、まず問題ないと言えます。
医師もプロですから、妊婦の場合に処方してはいけない薬はもちろん把握されていますし、
胎児に影響のないレベルで用法や容量を決めて、その分しかもらえないようになっていますから
先生の言うとおりに使用すれば大丈夫です。
塗り薬などは特に皮膚にしか浸透しないのであまり気にする必要はありません。
飲み薬の場合は体内に入る為、怖いなと思う妊婦さんもいらっしゃることと思います。
あまり気になるようであれば、胎児への影響が無いかを質問してみて下さい。
保険は効くの?
実際に症状が出ていれば何らかの病名がつきます。病名がついたものは必ず保険が効くようになっていますので安心して下さい。
産婦人科は自治体が補助券を何回分か配布しているので、無料で検診が受けられることもあると思います。妊婦さんの中にはその特権をいかんなく利用するために
「検診ではなく、皮膚症状の相談のために無料券を1回使ってしまうのはもったいないので、安くあがる皮膚科に行く方を選んだ」という意見もありました。
皮膚科を上手に使えば皮膚トラブルを最小限に抑える事が出来て、その後のマタニティライフも楽になることでしょう。
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