一度発症すると何度も再発する異汗性湿疹。
汗疱という名前の方がなじみがある皮膚病の一つですが、この病気にはいくつも民間療法があるようです。

それらは、本当に効くのでしょうか。
今回は、異汗性湿疹の治し方や民間療法、そして食べ物との関係などについてご説明します。

異汗性湿疹の病院での治療法

異汗性湿疹は再発性の高い皮膚病ですが、一度湿疹が出てそれが潰れて、
かさぶたが剥がれてきれいな皮膚が生まれるという経過をたどります。

そのため、病院での異汗性湿疹の治療法としては、
ステロイド剤で痒みを止めて剥がれ落ちるのを待つという対症療法が一般的です。

また、「ビオチン治療」という治療法を取り入れている病院もあります。
これは、お肌の形成に関わるビタミンBの一種「ビオチン」と、
その効果を皮膚に出やすくするための
整腸剤とビタミンCの摂取を続けることで、お肌を根本から丈夫にするという治療法です。

民間療法とその効果

民間療法には、塩、温泉、ムヒ、お酢などを使ったものがあります。

まず塩を使ったものですが、この方法は「塩浴」とも呼ばれる方法で、
飽和状態まで食塩を溶かした水に患部を浸し、5分ほどで冷水で洗い流して保湿するという方法です。

医学的な根拠は薄いようですが、
濃い塩水の浸透圧で水疱の内容物がしみ出すおかげで治るのではと言われています。


塩を直接すり込んで効果があったという人もいるようです。

また、温泉は食塩泉に浸かることで塩浴と同じ効果が得られるのではと考えられます。
異汗性湿疹に効くと思って温泉に入ったわけではないのに効果があって驚いたという声がよく聞かれます。


身体を温めると老廃物が出やすいということもあるのかもしれませんね。

ただ、これらは根本的な治療ではなく、
出てしまった汗疱の治りを早める程度の効果しか無いようです。

虫刺されの薬として有名な「ムヒ」を塗るという方法もありますが、
これは実は痒みをヒリヒリとした刺激で抑えるという方法で、
ヒリヒリ感が治まった後に強烈な揺り返しが来て、とても痒くなるのだとか。
今すぐ何とかして痒みを抑えたいという人には良いかもしれません。

最後は「お酢」です。
これはただのお酢ではなく、竹から採れる「竹酢液」が異汗性湿疹にも効果があると言われています。
お風呂などに入れると全身がしっとりしますよ(*^^*)


ただ、臭いがとてもキツイようなので、苦手な場合には塩の方が使いやすそうですね。

異汗性湿疹でNGとされている食べ物

異汗性湿疹は、水疱の中の汗に含まれる金属成分が
皮膚にアレルギー反応を起こして痒くなると言われています。
金属の中でも、ニッケルやクロム、コバルトなどが良くないのだとか。

これらの金属がどこから入って来るかというと、お肌に付ける金属製品というよりも、
食べ物に微量に含まれる金属や歯科金属だという説が有力です。

食べ物でNGとされているのは、チョコレートやココア、コーヒーなどの嗜好品類、
雑穀や玄米・オールブランなどのふすま製品や全粒粉、そして大豆や小豆などの豆製品など。

これらは一見健康に良さそうなものも含まれていますが、
異汗性湿疹を引き起こす金属類が比較的多く含まれている食品のため、避けた方が良いようです。

日頃の対策としては

異汗性湿疹を予防するためには、先ほど出てきたような食品をなるべく避けるほか、
家事や入浴で手指にダメージを与えないようにすることをおすすめします。

やはり、お肌が弱って出てしまう湿疹なので、
洗剤などお肌への刺激が強そうなものに触れる時は、手袋をした方が良いでしょう。

万が一手に付いてしまったときのことを考えて、オーガニック系の洗剤を使うとか、
ノンシリコンのシャンプーに切り替えるなどもした方が安心できます。

そして、ビオチン治療と同じく、市販のビオチンサプリと整腸剤、
ビタミンCを飲む習慣を付けると、根本的な改善ができるそうなので試す価値はありそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
異汗性湿疹の治療法や民間療法についてご説明しました。

この病気は命に関わるものではありませんが、痒さで夜も眠れなくなるという人や、
見た目が美しくないので精神的にきついという人が多いようです。

しかも、一回で終わるのならまだ我慢できますが、
定期的に再発するとなると、ストレスはMAXになりますよね。

そんな異汗性湿疹対策としては起こってから治りを早めることも大切ですが、
それよりもビオチンの摂取や金属を含む食品を避けるなどの対処をしてみるのが良さそうです。

興味がある人は、是非試してみて下さいね。