ニキビが発生しやすい5個の内的要因と8個の外的要因

ニキビになりやすい環境を避ける

肌荒れに悪影響を及ぼす物質や事象を「危険因子」と呼びますが、ニキビのでは意識的に避けられる危険因子も多いです。例えば「脂っこい食事を食べる、夜に洗顔をしない、ニキビを潰す」などは避けられる危険因子です。

一方「ホルモンバランスの崩れ、女性の生理、高齢による肌の老化、遺伝」などは意識的に避けられない危険因子になります。

また、ニキビの危険因子は体の内側と外側に大別できます。内側はストレスや睡眠不足など、外側は紫外線の浴びすぎや乾燥です。肌荒れを治すときは内側と外側の両方から改善することで、通常よりも早く治ります。

ちなみに大人ニキビはストレスなどの内的要因が危険因子になりやすく、外的要因が内的要因を助長します。子供の思春期ニキビは成長期のホルモンバランスの乱れが主原因になりやすいです。

内因性のニキビの危険因子5個

1

食生活の乱れ

脂分や糖分などの過剰摂取は皮脂の過剰分泌に繋がります。逆にビタミン類の欠如は皮膚細胞の生成に必要なコラーゲンの欠乏を招きます。

2

便秘

便通が滞ると体内に残った毒素が排出されず、新陳代謝も悪くなり、ニキビの原因になります。

3

睡眠不足

肌の新陳代謝を促す成長ホルモンは夜23~2時に分泌量が増えるため、この時間に眠ることが理想です。十分な睡眠を取らないと、せっかく摂った栄養も吸収率が下がります。

日本香粧品科学会の調査結果によると、ニキビのある人は睡眠時間は「7時間以下の人が多い」とのことです。

4

過度のストレス

過度のストレスが溜まると交感神経を刺激し、男性ホルモンの分泌を促進します。その結果、ホルモンバランスが崩れてしまい、ニキビができやすくなります。

また、ストレスの影響でニキビが普段以上に気になって、頻繁にかいてしまうこともニキビを悪化させます。

5

ホルモンバランスの乱れ

食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足、ストレスなどで、ホルモンバランスは簡単に乱れます。例えば「23時に帰宅後して、ご飯を食べてすぐ寝る」や「寝る前にスマホをいじって、生活リズムが崩れる」などで、私たちのホルモンバランスは正常に作られず、肌質が悪くなります。

特に女性は生理前後はホルモンバランスが崩れて、肌荒れを起こしやすいですし、成長期の子供はホルモンバランスが乱れて、ニキビを発症しやすくなります。

外因性のニキビの危険因子8個

1

夏の湿度

毛穴は開きすぎると雑菌の侵入を許しますし、閉じすぎても皮脂が詰まりやすくなります。つまり、ほどよく皮膚呼吸できる状態がベストです。

しかし、夏場に湿度が上がると汗や汚れで毛穴を防ぎ、毛穴から出られなくなった皮脂などの分泌物が溜まっていき、それがアクネ菌の増殖を誘発させます。

2

冬の乾燥

肌表面が脂ぎっているよりも乾燥していたほうが、ニキビは治ります。ただし、冬場の乾燥は肌細胞の水分量が少なくなり、毛穴が収縮されます。

その結果、皮脂や古くなった角質が毛穴を塞いでしまいがちです。肌にはかなりマイナスの要素であるため、ニキビができやすい人は要注意です。

3

紫外線の浴びすぎ

紫外線は肌組織を破壊して、炎症を起こします。直接、ニキビの原因になるわけではありませんが、皮膚の温度が上昇して、皮脂の分泌が多くなり、アクネ菌が活性化されやすいです。

また、紫外線を防御しようとして角質が厚くなり、水分と油分が奪われて、肌のバリア機能が低下します。新陳代謝が乱れるために活性酸素が増え、肌が荒れやすくなります。

4

汗や汚れ

汗、汚れ、ほこりなどはニキビ菌が増殖しやすい環境を作ることになります。清潔を心がけるために汗をかいたらすぐ拭いたり、洗顔を行うことで防げます。

5

メイク

メイクはなるべく薄めが好ましいですし、メイクはしっかりと落とさないと、毛穴に化学物質が残ってしまいます。特にメイクをしたまま寝ることは避けなければなりません。

また、栄養豊富な美容クリームや美容液の過剰投与は、皮脂分泌が増加してしまうことがあります。

6

指で触るなどの刺激

ニキビを触ったり、潰したりすることで、肌は炎症し続けてしまいます。ニキビが治りにくくなり、炎症していた部分は長期的に赤みが帯びて、色素が沈着、これがニキビ跡の原因になります。

7

タバコの煙

タバコは吸うと血流が悪くなり、栄養が隅々まで行き渡らない上に、細胞の生成を鈍化させます。ビタミンCも多量に消化してしまいます。

これは内的要因ですが、さらに外的要因であるタバコの煙もニキビには悪影響です。アレルギー性皮膚炎や化学物質過敏症のように、受動喫煙でかゆみや軽い痛みが発生する人もいます。

8

ニキビ専用薬

薬がすべての人に適しているとは限らず、むしろ悪化することもあります。医師が診断した結果の投薬でも、ニキビの治療経過をよく観察しましょう。

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公開日 2006.08.05
更新日 2015.07.02
Kirito Nakano