エステティシャンが教える、眼精疲労を改善する簡単マッサージ
Illustration : Hiroe
眼精疲労が蓄積すると、頭痛や肩こりにつながるばかりか、目のクマやシワにつながってしまうようです! 女性にとって眼精疲労は、健康面でも美容面でも、なるべく早く解決する方がよさそう。オールハンドによるエステティックを得意とするエステティシャンの道谷和代さんに、自宅やオフィスで簡単にできて、さっぱりリフレッシュさせてくれるマッサージを教えていただきました。
眼精疲労は老け顔につながる
眼精疲労というと、目の奥の方が重い、目が疲れる、頭痛がする、肩がこるなどの症状が感じられると思いますが、目の周りのクマや、乾燥からくる目尻のシワ、たるみも、眼精疲労が原因の場合もあるのだとか! エステティシャンの立場から考える、眼精疲労の美容面へのマイナス要因について伺いました。
「眼精疲労になると、筋肉がかたくなってきて、血行不良につながります。そうすると、血流が滞り、目にクマができてしまいます。クマができていると、不健康そうですし、覇気がないように見えますので、老けて見えてしまいますよね。
また、血行不良はお肌のターンオーバーを邪魔してしまうため、乾燥を引き起こし、小じわ、たるみにつながります。目の疲れを感じたら、早いうちに対処することをおすすめします」
マッサージで、血流、神経、リンパの流れを整える
目の周りにはたくさんのツボがありますが、眼精疲労の改善に加え、美肌効果も期待できる簡単なマッサージを道谷さんに紹介していただきました。
「ツボとツボを結ぶ道を東洋医学では経絡と言いますが、経絡は体中に張り巡らされていて、リンパ、血液、神経がすべてつながっていると考えられています。ツボを押すことで、血流、リンパ、神経の流れを良くして、眼精疲労を始めとする不快な症状を改善に導きましょう」
眼精疲労改善 おすすめツボ押し「攢竹(さんちく)」
場所:目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみ部分
効能:眼精疲労、眼精疲労からくる偏頭痛、ストレス改善
方法:あごを引き、テーブルに肘をついて、攢竹を親指で上に引き上げる。就寝前や、PC、スマホなどを長時間見た後など、5カウントほど数える。1日に2、3回やっても効果的。
眼精疲労改善 おすすめツボ押し「四白(しはく)」
場所:目の真ん中の下、ほほ骨のくぼみ部分
効能:眼精疲労、頭痛、偏頭痛改善、視力回復
方法:人差し指で軽く押す。目の周りの皮膚はすごく薄いので、強くやるとたるんでしまうので、軽くやりましょう。就寝前や、PC、スマホなどを長時間見た後など、5カウントほど数える。1日に2、3回やっても効果的。
攢竹(さんちく):机にひじをつきながら、親指で攢竹(さんちく)を押す
四白(しはく):人差し指で軽く四白(しはく)を押す
眼精疲労改善 おすすめツボ押し(3)糸竹空(しちくくう)
場所:眉毛の一番外側の骨の部分
効能:眼精疲労、頭痛、目尻のシワ、シミ改善、リフトアップ
方法:指で円を3回ほど描くようにする。就寝前や、PC、スマホなどを長時間見た後など。1日に2、3回やっても効果的。
糸竹空を指で押しながら、円を3回ほど描くようにマッサージ
眼精疲労改善のおすすめアイテム「アロマホットタオル」
効能:眼精疲労改善、安眠、鎮静、自律神経を整える、血行促進
方法:カモミールやラベンダー(100%天然のものがおすすめ)などの精油を洗面器に数滴落としてホットタオル作って、目の上、首の後ろに当てる。就寝前など。一緒に深呼吸をすると、鼻から芳香力が大脳に伝わり、自律神経も整えられる効果も。
ポイント:冷やしたタオルは血管が収縮し、頭痛を引き起こすことがあるのでおすすめしません。
眼精疲労改善のおすすめアイテム「ホットスプーン」
効能:眼精疲労改善、デトックス、血行促進
方法:40〜45度くらいのお湯にスプーンを入れて温める。スプーンの膨らんだ部分を目にそっと押し当てる。マッサージオイルを目の周りに塗っておくと、さらに滑りがよくなる。手でやるより力が均一で、やりやすい。
アレンジ:温めた少し大きいスプーンを、耳下腺〜鎖骨まで押しながら滑らせる。胸鎖乳突筋(胸骨から鎖骨、耳下腺の間にある筋肉)という、顔と肩を結んでいる大きな筋肉がほぐれ、眼精疲労や頭痛の改善、お顔のハリアップにも効果的。
胸骨から鎖骨、耳下腺の間にある「胸鎖乳突筋」をほぐすことで、眼精疲労や頭痛、お顔のハリにつながる
「眼精疲労が溜まると、目がくすんでどよんとした印象になってしまいます。普段から、きれいなものを見ることで、目をキラキラさせる効果があると思います。花や自然などもそうですし、アクセサリーなど、心がときめくものならどのようなものでもいいと思います。女性ホルモンは通称『喜びホルモン』とも言われます。幸せを感じると、自律神経も整えられ、目もキラキラしてきますよ」
お話をうかがったのは……道谷和代さん
取材・文:飯田麻衣子
(「プティソワン」オーナーエステティシャン)
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プティソワン
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