【いまどきの香水の付け方】体のどこに付けるのが流行りなの?
2017/05/01
男女ともに香水は体の一部と言われているぐらい大切な存在です。なぜなら、その人が身にまとっている「匂い」というのは、その人を印象付ける大きな要素のひとつだからです。
香りは自分がリフレッシュできるだけではなく、周りにも大きく影響させるもの。
逆に体臭や口臭はマイナスの印象でしかありません。
今回は、香水の付け方をメインに、正しい使い方や使い分けについてご紹介していきます。
香水の付け方、間違えていませんか?
香水の付け方にもいろいろなルールがあります。
ファッションはその時代のトレンドにも左右されがちですが、香水愛用者であるなら基本的な使い方の知識は抑えておきましょう。
テレビドラマや芸能人の影響なのかはわかりませんが、以前はこんな香水の付け方が流行った時代がありました。
- 手首に2~3プッシュし、しっかりと擦り合わせてから首筋に付ける。
最近では、これは典型的にNGな香水の付け方とされています。
「香水なんて別に好きに付ければいいじゃん…」という気持ちもありますが、具体的になにがNGなのかというと、まず手首で擦り合わせること。
手首に付けるのは良いことなのですが、擦り合わせることがダメなんだそうです。摩擦によって香りの成分が破壊されてしまうんだとか。
香りはふんわりと漂わせることが最大のポイントとされています。
なので、擦り合わせるのではなくポンッポンッと叩きながら伸ばして、香りを落ち着かせることが良しとされています。
首筋に付けることもNG
香水はアルコールが主成分で出来ているので、そのアルコールは温度が高いと揮発しやすくなるため、香りがたちやすいと言われています。
このため、顔に近い場所に付けてしまうと、揮発する香りを思いっきり吸ってしまうことになり、自分で付けた香水に酔ってしまって気分を悪くしたりする可能性があります。
例えば首筋は鼻から近いため、香りを直に嗅ぎ続けることになり、鼻が効かなくなってさらに付け足してしまうんだとか。
これではせっかくの香りが台無しです。昔流行った香水の付け方のように、『手首で擦り合わせて首筋に付ける』なんて一番やっちゃいけない香水の付け方だったんです。
また、直射日光の影響を受けやすいところ、汗が出やすい脇の下なども避けましょう。汗と混ざると予想外の臭いになります。
香水を付けるときの基本的な注意点
香水を付けるときに気を付けたい基本的なこと、それは「清潔な肌」に付けるということです。
ここでちょっと余談になりますが、香水の歴史をひも解くと、本来の目的は3つあると言われています。
- いい香りを楽しむもの
- 性的な魅力をアピールするもの
- 体臭を和らげるためのもの
特に体臭予防という目的で使われていた過去が長く、ヨーロッパでは水が非常に貴重であったため、シャワーや入浴が頻繁にできず、貴族であっても簡単に済ませたりするだけだったということはよく聞くことです。
だからこそ、香水は水の貴重な地域や国で盛んに作られ、発達してきたのでしょう。
しかしながら、汗ばんだ肌に香水を付けるということは、自分の体臭と香水が混ざってしまい、本来の香りとは違うものになってしまいます。
それをわざと狙うというのであれば話は別ですが、気に入った香りを変化させずに楽しみたいときには、清潔な肌に付けることが大事です。
つまり、脇の下などの汗をかきやすい場所に付けたりすると、汗と混ざってしまい、本来の香りとは違うものになってしまいます。
このため、現代においては汗をかきやすい箇所は避けて付けるのが香水本来の楽しみ方といえます。ただし、肌に付ける限り、どんなに清潔な肌に付けても個々の体臭と反応するのはいたしかたありません。
ここで言いたいのは、汗をかきやすい箇所には極力付けないようにして、できるだけ本来の香りを楽しめるようにということです。
プッシュ回数・使用量にも気を付けて!
いい匂いと感じるような香りであっても、匂いが強いと台無しになってしまいます。
付ける量が少ない分にはあとから足して行けばいいのですが、最初からいきなり付け過ぎてしまった分には洗い流す他どうしようもありません。
最初に強い香りを嗅いでしまうと自分の嗅覚が鈍るため、必要以上に付け過ぎてしまうことになりかねません。
くれぐれも少しずつ足して行くイメージで付けていくようにしましょう。
付け直す時は4~5時間はあける
香水を付けてから時間が経過すると、自分ではなんとなく香りが弱くなったと思いがちですが、実は自分の鼻が慣れてしまっただけのことが多いです。
そのため付け過ぎにならないように、1回目を付けてから2回目を付け直すまでに時間をしっかりとあけましょう。
香りの変化には段階がある
香水を付けていると、時間の経過とともに次第に香りが変わっていくことをご存じでしょうか。
付けたすぐの香りを「トップ」、次第に「ミドル」「ラスト」というように3段階の香調に分けることができます。
トップノート、ミドルノート、ラストノートというように表現されますが、ノートというのは「香調(香りの調子)」のことをいいます。
- トップノート…香水を付けてから10分くらいの間の香調
- ミドルノート…20分から30分くらいたったときの香調
- ラストノート…30分からそれ以降の香調
香水が香るメカニズムは「揮発性」です。このため商品によってもトップノートやミドルノートの香る時間には違いがあります。
体の部位別!香水の正しい付け方
実際に付ける部分は脈打つ部分、すなわち体温が高いところがおすすめとされています。
上記の注意点も考慮すると、香水が揮発して下から上にふわっと香るという意味で、足首や太ももの裏などの下半身が特におすすめですね。
他にも、耳の後ろ 、腕の内側、手首、足首、肘、腰、お腹なども良いと言われていますので、部位別に見て行きましょう。
耳の後ろやうなじ
耳の後ろやうなじに付けると香りの持ちがよいといわれます。体温が高いので香りがたちやすいというのも理由としてあるのでしょう。
夏場は汗をかきやすくなるため、汗をかいたときには清潔なティッシュなどでふきとって香水を付け直すというひと手間で良い香りを保てます。
ただし、先に説明した通り「首筋周辺」はNG。くれぐれも鼻に近い部分に付けるのは避け、耳の後ろやうなじに少量に留めて下さい。
腕や手首
ファッション誌などで一般的によく言われるのが手首。これは香水の付け方の基本で、「脈打つ箇所に香水を付けると香りが立つ」と言われているからです。
腕や手首に付けるときに注意したいのは、手に付かないようにすることです。手は日常でよく使う部分なので、香りが邪魔になることもあります。
また、夏場、半袖になったときに香水を付けた箇所に紫外線が当たるのも注意したいところ。香水の成分のなかには紫外線によって化学変化をきたすものがあります。
これは賛否ありますが、肌にシミを作ってしまう可能性はゼロではありません。
もしも、どうしても手首や腕に付けたい場合には、スキンケアなどでをしっかりとされたうえで付けることをおすすめします。
手首よりも、ひじの裏側付近が良いかもしれませんね。
ウエスト、腰周り
ウエスト、腰周りでは、汗をそれほどかかない横の部分に付けるのがおすすめ。
背中は暑くなくてもストレスを受けたり気持ちが動揺したりしただけで汗をかく人もいるので、自分の体質によって考慮しましょう。
太ももの内側
太ももの内側は体温も高く、香りとしてはよく立つ部位です。
しかし下半身のため、それほど強く香らず、良い意味でふんわり香るというのがポイント。
「無難」という意味で程良い主張ができる、非常におすすめできる付ける部位です。
足首、アキレス腱
足首やアキレス腱であれば、汗をかくということはさほどない箇所ですし、付け直しも簡単にできます。
足ですから、香りが立ち上ったとしてもそれほど強くはなく、ほのかにふわっと感じるという程度ですので、食事会のシーンでも大丈夫そうです。
ただし、足の裏は汗をかきやすいのでNGです。
衣服や髪に付ける方法も
衣服に付けるときには、できれば裏側にしてシミにならないように注意したいものです。その場合、スカートやパンツであれば裾のほうにしておきます。
あるいは、ハンカチやコットンに香水をしみこませ、それを衣服のポケットに入れて置くという方法もあります。
肌が弱くて付けられない、強い香りが好きじゃない、という方は髪に付けるタイプもおすすめです。ただし、香水をそのまま髪に付けるのはやめましょう。髪に付けるのは専用のヘアフレグランス。
風が吹いて髪がふんわりと揺れた時、フワっと香る自然な香り。さりげない香りを演出できるのが人気です。
デートなどの口臭対策におすすめの飲むフレグランスサプリ
香水を付ける目的はお洒落のためですが、体臭予防や口臭予防にも活用できます。
なかでも口臭は最もイメージダウンにつながるもののひとつです。
フリスクやミンティアなどを常用している人もいると思いますが、強いミント感が苦手という人も少なくありません。
そこに目を付けて今人気なのが、飲むフレグランスサプリ。デートの前などに飲むだけで吐息がほんのりとバラの香りに。「香りが強過ぎないから使いやすい」と口コミで人気です。
香水の種類によっても付け方を変える
香水とひとくちに言っても、その濃度によって付け方も異なってきます。
濃度が高い香水を多量に付けてしまうと、あまりの香りの強さでそばにいる人が体調不良を訴えたりすることもあるので、気を付けたいものです。
以前の記事でも紹介しましたが、香水は主に香料とアルコールで出来ており、その濃度によって種類が変わります。
「パルファム」が最も濃度が濃く、順に「オードパルファム・オードトワレ」「オーデコロン」と濃度が薄くなっていきます。これは香りの強さと持続時間が比例します。
パルファム
「パルファム」は、量をたくさん付けなくても香りを長時間楽しめるようになっていますので、一か所に少し付けるだけにしておきます。できるだけ少量を薄く伸ばして付けましょう。
オーデパルファム・オードトワレ
「オーデパルファム・オードトワレ」の場合には、スプレータイプのものがほとんどになります。
ですから、どうしても量をたくさん付けてしまい、思ったより香りを強く周囲に意識させてしまいがちです。そこで、付け方に工夫をしてみましょう。
上半身の上の方に付けるのではなく、なるべく下の方に付けるようにします。または、コットンにワンプッシュしてから、付けたいところにのばしていきます。
コットンにいったんとると、付けたい量に調節できるのがメリットですが、コットンに浸み込んでしまう分がもったいないという意見もあります。
その場合には、肌に付けたあとのコットンをタンスやクローゼットに入れておき、衣類に香りを移らせて、衣類からも同じが香りが立ち上るようにするといいでしょう。
注意点ですが、衣類に直接、香水がついたコットンがふれてしまうと、ふれたところが変色したりシミになったりしますので、気を付けたいところです。
直接衣類に付かないように、不織布やティッシュなどにいったんくるんでクローゼットに入れるようにしましょう。
オードトワレは、あまり飾らず自然につけられるというのが人気の理由ですが、フォーマルなパーティーなどでは香りの強いパルファムやオーデパルファムが向いています。
このように、TPOによって使い分けていくのが上手な香水の使い方と言えます。
オーデコロン
「オーデコロン」は、ある程度の量が肌に付いてもそれほど強い香りではないため、初心者に使いやすいものになります。
とはいっても、付け過ぎはやはり周囲にも迷惑となりますので、気を付けたいところです。
スプレータイプなので、10センチほど離して好きな箇所に吹き付けるというのが、一般的な付け方ではあります。
それでも、量的に付けすぎるのが気になる、香りが強すぎないか心配、という方もいらっしゃるため、付け方の工夫をいくつかご紹介しましょう。
オーデコロンの付け方バリエーション
使いやすい濃度にしてくれているオーデコロンは、スプレータイプのものが多く、扱いも簡単です。あまり強い香りは嫌だという人には、オーデコロンはちょうどいいでしょう。
でも、簡単にワンプッシュでどこにでも付けられるため、自分では気づかないうちに付け過ぎてしまったり、香りを周囲にまき散らしているかもしれません。
香水を付けると、自分の嗅覚はすぐに慣れてしまいますが、周囲は違います。
しかも、日本人はもともと肌に直接、香水を付ける文化というものがなかったため、「ちょっと控えめかな」と思うくらいでちょうどいいことが多々あります。
コットンに残った香りを無駄にしないという目的で、タンスやクローゼットに入れる方法を前述しましたが、肌には付けず、最初から衣類への移り香だけを楽しんでもいいのです。
また、空間にワンプッシュしたあと、下に落ちてくる細かなミストのなかをくぐる、という方法もあります。
これは、ワンプッシュする場所を考えなくてはなりませんが、全身にほどよく香りがつくので、香水を付ける場所に悩んでしまう方に最適です。
ただし、変色、シミが心配な衣類にオーデコロンがついてしまうのは心配です。下着の状態なら紫外線が当たって化学変化することもなく、シミになることもありませんのでおすすめです。
また、スプレーして全身にくぐるときには下を向いて行ってください。前や上を向いているとオーデコロンを顔に付けてしまうことになります。
プレゼントにはオーガニック香水がおすすめ!ギフトに合う可愛いデザインでパッケージされています。
香水はTPOをわきまえた使い方・付け方でさりげないお洒落を!
香水は嗜好品ですが、自分だけが楽しめれば良いという身勝手なものではありません。
ビジネスシーン、学校、ご近所付き合い、親戚関係、友達や彼氏・彼女…と、私達はさまざまな人間関係のなかで、自分をどう演出するかを考えるわけですが、香水に関しても同じことが言えます。
香水を上手く付けている人はお洒落ですし、周囲に気を遣っていることも感じとれます。そういった心遣いまで出来る人が香水の上級者といえます。
昔と違い、今の時代では香水の付け過ぎや体臭などの嫌な臭いは敬遠される傾向にありますので、不快に思われない、ちょうどよい香りをいつも保つことを目指しましょう。
香りのお洒落は、目に見えないからこそ難しいと感じてしまいがちですが、付ける量や場所に迷ったら、控えめになると思われる方法を選んでいくようにしましょう。
上手な香水の付け方を知っている人は、洋服のセンスがそれほどでなくても、他人に良い印象を与えることができるものです。