“ 肌は育つと必ず美しくなる ”
- 肌は育つと、必ず健康で美しい肌へと変わっていく
- 肌が本来の姿に育つプログラム(設計図)は、壊れていない
- 表皮細胞は、年齢に関係なく育つ能力を秘めている
育つ条件が整うと、肌は育ち度を上げるように創られています。
全ての肌には、美しくなる資格と能力が備わっています。
今回より肌の再建計画・応用編…さまざまな肌のトラブル毎に解説してゆきます。
第一回目のテーマは肌の「乾燥」です。
乾燥を広い視点で見渡すと…
サッポー先生ガサガサ、カサカサ、こわばる肌、くすんだ透明感のない肌……このような肌感覚は、少なくとも一度は誰しもが味わった経験のある肌状態です。
そして化粧乗りが悪くなっているのは共通現象です。このような状態・状況が乾燥の影響を受けやすくなった肌だというイメージではないでしょうか。
ところが、乾燥をもっと広い視点で見渡すと、さらなるトラブルが見えてきます。
乾燥肌という言葉のイメージとは異なる影響が様々に出ているのです。
乾燥の影響は、奥が深いというか、もっと拡がりを持ったダメージであることが判ります。例えば、
- 皮むけ現象
- 粉吹き現象
- 皮脂詰まりしやすい肌
- よく見ると額などに小さなぷつぷつがある
それだけではありません。
- 毛穴が黒ずみやすい
- 角栓が出来やすい
これらも乾燥が及ぼす影響なのです。
さらに別の視点から見ると、
- 洗顔後のつっぱり感が強い
- 時々ピリピリしたり、ヒリヒリ感を覚えることがある
- 時々痒みを覚えることが……
- 肌が過敏だと思う
- 化粧品にかぶれることがある
- 乾燥で赤みが現れる時も……
これらも乾燥の影響として現れる現象、乾燥した肌が示す現象です。
- 「えーっ? 乾燥はこんなに様々な影響を肌に与えてるの!」
そうなんです。
乾燥が与えるダメージは、肌に様々な状態をもたらします。
でも、この方向で講義を進めていくと、話が細分化され過ぎて混乱は必定……視点を変えることにします
乾燥対策の新視点
前段で見たように、乾燥が様々に影響することを考えると「これが乾燥肌だ!」「これが乾燥による影響だ!」…というような固定的で狭い範囲の見方に限定してしまうと、必ずしも適切な肌トラブル改善に繋がらないことが判ります。
サッポーの視点は次のようになります。
- 急激な乾燥ダメージを受けて一気に状態悪化が進行したものか?
- 肌の育ち度が低い状態で、ターンオーバーが続いていたものか?
1の状態なら、自覚症状があります。
なぜそうなったかの原因も見当がついているはずです。
対策は、保湿・保護のケアに加えて、しばらくは何らかの防御策、例えばマフラーを携行するようにしよう……などと結論すればいいわけです。
比較的短期間に元の肌に復します。その他の乾燥の現れは全て2が原因です。
はい、全てなのです。
これなら、簡単明瞭、判りやすいですね。
対策は肌の育ち度を上げていけばいいだけです。しかし、一度のターンオーバーで表皮細胞が全て入れ替わったからといって、すぐに乾燥の影響・現れがなくなるわけではありません。
2の改善は肌状態に応じて何度かのターンオーバーが必要です。
乾燥対策の取組の秘訣
すぐ良くなろうなどと、欲張った計画を立てると失敗します。
肌は育ちながら良くなっていくからです。
朝目覚めたら、天使の肌になっていた!…は無いのです。乾燥肌対策の取組は、「ガサガサ肌にはこうする」「くすんだ肌にはこうする」「化粧乗りを良くするにはこうする」…では上手くいかないケースが多くなります。
上手くいってもそれは偶然ピッタリのケアだっただけです。一度風が吹くと今度は同じように上手くいく保証はありません。
正しくは、肌の育ち度別にケアの対処を変えるのです。
登り始める階段の高さを考えてスタート位置を決めるのです。
間違った高さから登ろうとすると、上手く登ることが出来ません。
最初の一歩が確実に踏み出せる位置からスタートすると、どこまでも肌の育ち度を上げていくことが出来ます。下表が指標となる登り始める階段の高さ(レベル)を表しています。
(参考:前回講義)
| レベルA3 | 90%~100%の育ち度でターンオーバーを繰り返す肌 (現実には、なかなか実現が難しい最高に良い状態の肌) |
|---|---|
| レベルA2 | 80%台の育ち度でターンオーバーが繰り返されている肌 (誰が評価してもそれなりの美しさと健康を備えた肌) |
| レベルA1 | 70%台の育ち度は確保できているだろう…の肌 (大きな不満こそないが、大きな満足もけっしてない肌) |
| レベルB | 60%台の育ち度でターンオーバーが繰り返されている肌 (大きな不満を複数抱えており、肌の過敏さも気になる肌) |
| レベルC | 60%未満の育ち度でターンオーバーが繰り返される肌 (ダメージやトラブルが炎症に繋がりやすい、過敏な肌) |
2012年1月6日 更新