2010-10-19 14:31:57
私の著書、『テレビの大罪』で、私が娘から山田優さんのウエストサイズが70cm以上あったという話を聞いてかいたところ、それが服を着てのサイズだからあてにならない。60cmくらいだろうというメッセージを下さった方がいる。
私にとっては、そんなことはどうでもいいことだ。というのは、山田さんがウエストサイズが太いとか、それを詐称してきたとか批判するつもりはなく、世の中の女性、とくに思春期の女性が、ウエストサイズ50cmとか、58cmを目指すことが危険だということが言いたかったからだ。
そう言う点では、山田さんが結果的に上のほうにウエストサイズを詐称してくれることは、世の中の少女たちの健康を守るために、非常に役立つことをしてくれたことがある。
その本の中でも書いたが、私自身、娘のやせすぎに悩んでいる。一応、代謝が亢進しているらしく(私も若いころはやせの大食いで、168cmで48kgだった時代があった)、食べることは食べるのだが、さっぱり太らない。ただ、偏食もひどいので、やせすぎだから食べろといっても、やせすぎとは思っていないようだ。ちなみに彼女は身長159cm、体重は最近38kを切った。その娘のウエストサイズが57cmというのだから、58cmはやはり病的だ。
そのせいで、脳に栄養が回らず頭が悪いのではないかとか、将来ちゃんと子供が産めるのかと親としては気をもんでいるのだが、代謝が彼女のように更新していない人間が、そんな体重やウエストサイズを目指すのは明らかに危険だ。もう一人の娘だって、標準体重を15%くらい割り込んでいるが、思春期のころは60cm代の後半だった記憶がある。
やせることは私は健康と思っていないが、私のアンチエイジングのクリニックには、やはり痩せたいという人がくる。体が若返ることでやせることはあるし、もともとが不健康な太り方の人はやせるのだが、標準体重よりちょっとやせている(日本ではこのくらいでも太っていると思っている人が多い)人がやせるわけではない。
前にも書いたが、中高年以上(おそらくは思春期も)は、ダイエットと老化とか健康はトレードオフの関係になっているようだ。やせようとして栄養をとらないと老化が進むし、思春期の子供は臓器の成長がうまくいかなくなる。
やせることと若さや健康をどちらをとるかを聞かれたら、私は絶対に若さや健康をとるべきだという。
ぽっちゃり系の女性は中高年でも、若い子でも意外にもてている。
娘にいわせると、異性にはそっちのほうがもてるのはうすうすわかっているが、同性にかっこいいと思われたいなどとほざいているが、何のための美容かと感じてしまう。
もっとインテリジェンスとか教養でかっこいいと思われるようになれというのだが、あまり関心がないようだ。
ところが、私の師匠のクロード・ショーシャー先生が、これまでの経験から代謝を上げるハーブなどを調合して、やせるのを助ける薬を開発した。
最近体重が増えた人に利くらしいが、即効性は期待できないと思っている。ただ、ショーシャー先生に聞くと、パリや香港の患者さんで効いている人もそこそこいるようだ。
で、この薬の話を林真理子先生が週刊文春のコラムで書いてくれたのだが、ほしいという電話が次々とくる。林先生の影響力にはちょっとびっくりする。ただ、そこまで期待されてもというのが正直なところなのだ。
このコラムにも書いてあったが、もともとは三枝成彰さん(コラムに書いてあったので、守秘義務にひっかからないと思って、患者さんの名前を公開するが)が、うちのクリニックではやせないと不満をもらされたのでこの薬を取り寄せることになった。なんとかならないかとショーシャー先生に問いただしたところ、勧められたのがこの薬だ。やせないとはきちんと説明していて、三枝さんにしても林先生にしても、今後、老化しないで、元気でいてほしいという願いで、私のクリニックにきていただいた。そして、私自身もそのサプリを飲んでいる。
何度もいうが、やせることは決して目標ではない。健康と老化予防が第一で、結果的に太りにくい体になるというのが基本的な考え方だ。
そのために個別に検査もしている。
ところで、GLP-1受容体作動薬ビクトーザで二人も死亡者が出たそうだ。私自身、とくに高齢のⅡ型の糖尿病にインスリンを使うのは危険だと思っていたので、この薬の出現には期待していたが、どうもこの薬に期待しすぎて、インスリンをやめてしまったせいだという。
どうして日本の医者はこう極端から極端なのだろうか?
血糖値の下げすぎが危険だというのは高齢者の治療をやっていて痛感するが、やはり糖尿病そのものは怖い病気だ。
さじ加減というのはじつに難しい。
やせることと老化予防のさじ加減も実は難しいということがわかってもらえたら本当に嬉しいし、やせることと健康は世間が考えるほど相関関係がないこともわかってほしい。
私にとっては、そんなことはどうでもいいことだ。というのは、山田さんがウエストサイズが太いとか、それを詐称してきたとか批判するつもりはなく、世の中の女性、とくに思春期の女性が、ウエストサイズ50cmとか、58cmを目指すことが危険だということが言いたかったからだ。
そう言う点では、山田さんが結果的に上のほうにウエストサイズを詐称してくれることは、世の中の少女たちの健康を守るために、非常に役立つことをしてくれたことがある。
その本の中でも書いたが、私自身、娘のやせすぎに悩んでいる。一応、代謝が亢進しているらしく(私も若いころはやせの大食いで、168cmで48kgだった時代があった)、食べることは食べるのだが、さっぱり太らない。ただ、偏食もひどいので、やせすぎだから食べろといっても、やせすぎとは思っていないようだ。ちなみに彼女は身長159cm、体重は最近38kを切った。その娘のウエストサイズが57cmというのだから、58cmはやはり病的だ。
そのせいで、脳に栄養が回らず頭が悪いのではないかとか、将来ちゃんと子供が産めるのかと親としては気をもんでいるのだが、代謝が彼女のように更新していない人間が、そんな体重やウエストサイズを目指すのは明らかに危険だ。もう一人の娘だって、標準体重を15%くらい割り込んでいるが、思春期のころは60cm代の後半だった記憶がある。
やせることは私は健康と思っていないが、私のアンチエイジングのクリニックには、やはり痩せたいという人がくる。体が若返ることでやせることはあるし、もともとが不健康な太り方の人はやせるのだが、標準体重よりちょっとやせている(日本ではこのくらいでも太っていると思っている人が多い)人がやせるわけではない。
前にも書いたが、中高年以上(おそらくは思春期も)は、ダイエットと老化とか健康はトレードオフの関係になっているようだ。やせようとして栄養をとらないと老化が進むし、思春期の子供は臓器の成長がうまくいかなくなる。
やせることと若さや健康をどちらをとるかを聞かれたら、私は絶対に若さや健康をとるべきだという。
ぽっちゃり系の女性は中高年でも、若い子でも意外にもてている。
娘にいわせると、異性にはそっちのほうがもてるのはうすうすわかっているが、同性にかっこいいと思われたいなどとほざいているが、何のための美容かと感じてしまう。
もっとインテリジェンスとか教養でかっこいいと思われるようになれというのだが、あまり関心がないようだ。
ところが、私の師匠のクロード・ショーシャー先生が、これまでの経験から代謝を上げるハーブなどを調合して、やせるのを助ける薬を開発した。
最近体重が増えた人に利くらしいが、即効性は期待できないと思っている。ただ、ショーシャー先生に聞くと、パリや香港の患者さんで効いている人もそこそこいるようだ。
で、この薬の話を林真理子先生が週刊文春のコラムで書いてくれたのだが、ほしいという電話が次々とくる。林先生の影響力にはちょっとびっくりする。ただ、そこまで期待されてもというのが正直なところなのだ。
このコラムにも書いてあったが、もともとは三枝成彰さん(コラムに書いてあったので、守秘義務にひっかからないと思って、患者さんの名前を公開するが)が、うちのクリニックではやせないと不満をもらされたのでこの薬を取り寄せることになった。なんとかならないかとショーシャー先生に問いただしたところ、勧められたのがこの薬だ。やせないとはきちんと説明していて、三枝さんにしても林先生にしても、今後、老化しないで、元気でいてほしいという願いで、私のクリニックにきていただいた。そして、私自身もそのサプリを飲んでいる。
何度もいうが、やせることは決して目標ではない。健康と老化予防が第一で、結果的に太りにくい体になるというのが基本的な考え方だ。
そのために個別に検査もしている。
ところで、GLP-1受容体作動薬ビクトーザで二人も死亡者が出たそうだ。私自身、とくに高齢のⅡ型の糖尿病にインスリンを使うのは危険だと思っていたので、この薬の出現には期待していたが、どうもこの薬に期待しすぎて、インスリンをやめてしまったせいだという。
どうして日本の医者はこう極端から極端なのだろうか?
血糖値の下げすぎが危険だというのは高齢者の治療をやっていて痛感するが、やはり糖尿病そのものは怖い病気だ。
さじ加減というのはじつに難しい。
やせることと老化予防のさじ加減も実は難しいということがわかってもらえたら本当に嬉しいし、やせることと健康は世間が考えるほど相関関係がないこともわかってほしい。
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