歯のホワイトニングによるダメージや影響について
2016/09/16
歯のホワイトニングを受けて白くしたいと考えている人のために、ダメージや悪影響が少ない点についてこのページではご説明しています。
しかし、個人の歯の状態や体質によっては知覚過敏による痛みが出やすく、どんな対処をすれば良いのか見ていきましょう。
歯のホワイトニングによるダメージや悪影響はある?
歯の健康への不安が強い方は、ホワイトニングの処置を行ってダメージや悪影響がないのかどうか疑問を抱えるのではないでしょうか。
- 歯へと薬剤を塗布する
- 薬剤の力で漂白する
- 人工的に作られた物質を使う
このような治療と聞くと既存の歯に対する影響が気になるところです。
しかし、結論から言うとオフィスホワイトニングでもホームホワイトニングでも、歯が弱くなったり虫歯になったりする心配はありません。
歯科医院の処置で使われている薬剤の過酸化水素や過酸化尿素は安全性が認められており、害のない範囲での濃度が治療で使われる形となります。
- 過酸化水素や過酸化尿素が熱によって活性化する
- 酸素と水に分解されて歯の内部の色素と結びつく
- 着色物質を無色透明にして歯を白くする
上記のようなメカニズムで歯の色を変えることができ、ホワイトニングでは歯の構造に変化はないのです。
機械で削る処置は行わないのでダメージが少なく、溶けたり脆くなったりすることはないでしょう。
歯のホワイトニングで痛みが出ることはある
歯へのダメージは気にする必要がなくても、ホワイトニングで痛みが出ることはあります。
- オフィスホワイトニングでは35%の濃度の過酸化水素を使うことが多い
- 市販されている濃度が薄いオキシドールでも傷口に触れるとしみる
- 高濃度の薬剤が歯のヒビから内部へと浸透する
- 強烈な痛みを感じやすく、施術の時間が長ければ長いほど発生しやすくなる
このような原理で痛みが発生しやすく、睡眠中の歯ぎしりが酷い人や虫歯がある人は歯が既にダメージを受けており、ホワイトニングの薬剤が刺激になりやすいのです。
最初に虫歯の治療を済ませる
医師から自然に説明を受けるはずですが、歯のホワイトニングを受ける前に虫歯の治療を済ませましょう。
歯の表面の小さな虫歯であれば悪影響は少ないとしても、薬剤が内部へと浸透しやすいと一時的に知覚過敏の症状が出ます。
一過性の症状なのですぐに治るものの、小さな虫歯を放置していると時間の経過で悪化しやすいので早めに処置するに越したことはありません。
それに、穴が空いたり黒くなったりといった虫歯がある時はホワイトニングを断られることがあります。歯を白くする前に正常な状態へと治療しなければならないのです。
虫歯が神経に達すれば我慢できないほどの痛みが引き起こされやすく、最終的に抜歯が必要となるので早期発見・早期治療を心掛けてください。
歯磨き粉の種類に注意する
ホワイトニングの処置を行っている間に使用する歯磨き粉の種類に注意すれば痛みをある程度は緩和できます。
ホームホワイトニングの場合、自分で毎日薬剤をマウスピースの中に入れて装着しなければなりません。
歯科医院で使われている薬剤よりも濃度は薄いのですが、痛んだりしみたりする可能性がゼロとは言えないので以下のような歯磨き粉でブラッシングしましょう。
- 知覚過敏用の硝酸カリウムが配合されている
- 歯の修復作用を持つナノハイドロキシアパタイトが入っている
シュミテクトやアパガードといった歯磨き粉が代表的で、痛みそのものをブロックする作用があります。
汚れを浮かせて落とす成分が含まれており、ホワイトニングの効果を更に促すことができるので歯に優しい薬用ちゅらトゥースホワイトニングを使ってみてください。
痛み止めや鎮痛剤を処方してもらう
ホワイトニングの治療中にどうしても我慢できない痛みで悩まされることはあります。
そんな時は歯科医院で痛み止めや鎮痛剤を処方してもらいましょう。
どの医薬品も穏やかな作用が期待できますし、個人の体質に合ったものを処方してくれるので副作用の心配は少ないのです。
ただし、痛み始めてからでは効きにくいケースがあり、痛みが出る前に予防として用法と用量を守って服用してください。
まとめ
歯のホワイトニングは歯への悪影響を考えて、安全性が高くなるように処置を施していきます。
しかし、薬剤を使う以上は全くの無害ではなく、知覚過敏による痛みが増幅するかもしれません。
既に知覚過敏の症状が酷くなっていると歯磨き粉では対処できないケースがあり、歯のホワイトニングが痛みの加速の原因となりやすいので担当の医師へと相談してみましょう。