往年の名プロレスラー、“鉄人”ルー・テーズは、必殺技バックドロップを伝授する際、「へそで投げる」と助言したという。「へそで茶をわかす」なる慣用語もあるが、今回の癒やしスポットは、その名も「へそエステ」。
さっそく『オーガニックスリム』代表取締役の板橋たか子さんに話を伺うと、ビックリ仰天、これまでのへそ観が一変しました。
--どんな方がへそエステを
「若い男性の方が多くいらっしゃいます。真面目に通われる方が多く、ご年配の男性は奥様と一緒にいらっしゃいます。奥様が先にいらっしゃって、後日ご主人と一緒に来られますね。小川さんは、体臭が気になったりされますか」
--まだ30代半ばですが、たまに「臭い」っていわれます
「年齢を重ねると、体内毒素の分解が低下して不純物がたまりやすくなり、体の外に出にくくなります。男性ホルモンと血中の老廃物が混ざると、加齢臭になるんです」
加齢臭って血液の汚れが原因だったんですか…。
--そもそも、なぜ、へそなんですか
「へそエステは、古くは中国の漢時代の『金医安略』という文献に記載された手法。へそはもっとも内臓に近い皮膚であり、粘膜が発達しています。へその下は毛細血管が集中しているので、オイルなどを吸収しやすく、全身にも作用しやすくなっています。ですから、へそと周辺をケアすると、血流や免疫の調整、体質改善や美肌、デトックス、スリム、リラックス、体臭軽減も期待できます。顧問の医学博士監修のもと、様々なデータを出し、現代版にアレンジしました」
自らのへそを見つつ、このよ~くわからない穴にそんな重要性があるとは…、驚きです。
【施術の中身】
今回は、へそエステ+ブレストケア+後頭骨ケアのコースを体験させていただきました。
まずは、おなかをマッサージ。ちょっと押されるだけで、かなりの圧迫感があります。そして、「ヒートバレル」と呼ばれる樽のような、火を使わないお灸のような器具をへそ周辺のツボに乗せて、おなかに熱を与えます。
温めている間に後頭骨のマッサージ。耳の後ろ辺りを押されると、これが痛いのなんの。
終了後、へそ周辺に小麦粉で土手を作り、へその中と周辺にホットオイルを注ぎます。オイルは脂肪細胞減少や胃腸機能回復などデトックス効果の高いグリーンオイルと、フェロモン&女性力アップのレッドオイルの2種類あり、特許を取得、または出願しているそうだ。
当然、今回はグリーンオイルを使用。約42度のオイルを土手に流し込み、その中にアロマエッセンスと農薬を使用していないバラの花びらを入れます。
さらに、ヒートバレルを周囲に乗せ、約60度の赤外線熱を体に与え、各ツボに温熱刺激を加えます。これは、体の活性化とオイルの吸収を早める効果があるという。
その後、土手を取り払い、グリーンオイルをおなか全体に塗布してハンドマニュピレーション(手でほぐす)。同時にヒートバレルで腹部へ、さらに熱を与えます。胸腺(鎖骨の下辺り)や胸鎖(きょうさ)乳突(にゅうとつ)筋(首の横)も入念にほぐされるわけですが、これがまた痛い。体をのけ反らせてしまうほどで、ヒートバレルが落ちないように痛みをこらえるのに必死でした。
時折、詰まったリンパが体の中でプチプチと音を立てながら老廃物の詰まりが流れていくのを感じます。
「血流やリンパの流れが良くなっても、しっかり吐き出してくれないと、老廃物が体外へ排出されません。おへそで内臓を活性化し、気になる部分を同時にケアすることで悪いものをきちんと体外へ出し、体質の改善が期待できます」(板橋さん)
最後は、アルコールランプのようなものをへその上にかぶせます。この手法は、煙による燻蒸(くんじょう)で、煙を吸い込ませて、体内の余分な水分を除去すると古来からいわれてるという。
5分弱ほどいぶし、約1時間の施術が終了しましたが、おなかの張りがすっかり取れて、柔らかくなっています。それだけではありません。
「脇のニオイを嗅いでみてください」(板橋さん)
怖る怖る嗅いでみると、なんといい香りが…。オイルの成分が全身に行き渡っているんだという。へそエステ、恐るべし、です。(小川康弘)
【店舗情報】
『オーガニックスリム渋谷松涛店』(〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2の23の10 渋谷ランドビル7階 (電)03・6416・9292)。予約制。13時~22時(最終受付21時)。休日は月・木。
へそエステコースは、+フルボディ2万1000円、+二の腕スリム8400円、+背中スリム8400円、+レッグスリム1万500円、+ブレストケア+後頭骨ケア8400円、+ブラックハーブフェイシャル8400円など。へそ以外のコースもあり。ホームページはwww.exceed-lady.com/organics/※「夕刊フジまたはZAKZAKを見た」で全コース10%OFF(初回のみ。2012年2月14日まで)。