お風呂 × 医学
医学的に診ると私たちの体調や症状によって、最適なお風呂の入り方があるのです。!
■医師50人の方に聞いた
専門分野別 医学的に正しい入浴法
■医学的に理にかなったお風呂の入り方とは?
■内科医は風の時にハッカ飴をなめながらお風呂に浸かります!
■皮膚科医は肌の為に、長風呂はしない!
■お風呂の入り方
ダイエット 睡眠 かぜ、美肌 体臭 疲労回復
■お湯の温度、入る時間帯、何分浸かるか、この一つ一つの選択の違いによって、医学的には大きな差がでてくるのです。
今回お聞きする先生は、温泉療法研究のスペシャリストの
東京都市立大学教授&医学博士
早坂 信哉 先生 です。
■最近の研究で症状に合わせた、最適なお風呂の入り方があることが判明
温度は、1度変わるだけで、体にとってかなり違う事が最近分かってきてます。
その日に合わせて、体調とかに合わせて、温度を変えることが医学的に重要です。
★睡眠~グッスリ眠る為の入浴法
医学的には、お風呂と睡眠に深い関係があるのです。
正しいお風呂の入り方をすれば質の良い深い睡眠を得やすくなる。
一方で入り方を間違えてしまうと逆に寝つきが悪くなってしまうのだそうです。
■良い睡眠を取る上でもっとも注意しなければいけないのが、お風呂に入るタイミングです。
■ぐっすり眠る為には、寝る2時間前にお風呂に入る事です。
2時間前に入るって言うのは理由があるのですけども、それは、体温カーブのジェットコースターを作るためです。
基本的には人間の体は眠くなってくるのです。
■体温が下がってくるときに眠くなってくるのです。
ここで、お風呂に入るって事を行うわけですね。
体の中心に当たる深部体温がお風呂に入って、いったん上がり、お風呂から出る事でジェットコースターのように急激に温度が下がるのですが、その落差が大きいほどグッスリ眠れるのだそうです。
寝るのに最適な体温に下がるのが寝る2時間ぐらい、だからこそ、寝る2時間前にお風呂に入ることが大事だったのです。
と、いう事は、ぐっすり眠るカギは、
眠る前の体温の上昇&下降
■どうすれば上手く、体温を上げたり下げたりできるのでしょうか?
教えてくれるのは、
睡眠のエキスパート
KESM新横浜
睡眠・呼吸・メディカルケアクリニック院長
白濱龍太郎 先生です。
■名医がすすめるぐっすり眠れる入浴法
①お風呂で体温を上げる為に
背中を をゴシゴシこする。
肩甲骨の周りには多くの筋肉が繋がっている場所、背中をゴシゴシしながら大きく動かす事で、数多くの筋肉が活発に動き体が中から温まると考えられるのです。
②入浴後、体温を下げる為に
風呂上りに、冷たいっ水をコップ1杯飲む
冷たい水を飲む事で、体の中から体温が下がり、寝つきがよくなるそうです。
ぐっすり眠る為の入浴法
・寝る2時間前に入浴
・背中をゴシゴシする
・お風呂上りに冷たい水を1杯飲む
賢く、お風呂を利用して体温を上げてから下げましょう。
★美肌の為のお風呂の入り方
実はは肌によくない入り方をしている人が非常に多い言うのです。
女性は美容の為に、お風呂に入っている時間が長い人が、
しかし、長時間の入浴は、美肌を目指すには逆効果!?
■美肌のための最適な入浴時間はどのくらいですか?
答)それは、10分です。
それは、長い時間お風呂に浸かり過ぎると肌の保湿成分
■長風呂がNGである理由?
答)長い間お風呂につかっていると、肌覆う皮脂が必要以上に取れてしまい、肌の
中の保湿成分が流れ出てしまいます。
そうすると肌の水分量が減ってしまうのです。特に乾燥しやすい冬の時期は肌荒れに繋がりやすいそうです。
だからこそ、肌の為には10分程度の入浴が理想そして、入る温度は42度(高温)で10分だそうです。
その理由は、ヒートショックプロテインという肌の再生を促すタンパク質が作られやすいから
ヒートショックプロテインというのは、熱さによって人間の体が作りだすタンパク質。
これは、簡単に言うと、外から熱を加えられると人間の体はビックリして肌を守るためにタンパク質を作るのです。それは、人間の体を守るっていう事ですので様々な体の痛んだ所を修復する。ある程度の温度になりますと、体の温度が上がってきますと、こういったものを作り出すわけですが、ここで、あまり温度が高すぎますと、もちろんプロテインはでるのですが、それよりも人体へ悪影響が出るので、そのぎりぎりのラインという事で42℃が良いという事です。
■名医がプライベートでやっている、美肌のための入浴法
教えてくれる先生は、
肌のアンチエイジング医療が専門
マブチメディカルクリニック 院長
馬渕 知子 先生です。
■ヒートショックプロテインを多く出す入力方法とは?
答)お風呂上りに、バスタオルで10分間保温
お風呂から上がってすぐに、10分間バスタオルや毛布に包まって保温することも、ヒートショックプロテインが増えるポイントです。
■皮膚科の名医がやっている入浴法
①42℃の集めのお湯に10分つかる
②入浴後、服の上からバスタオルか毛布で10分間保温。
バスタオルや毛布で包まる事で入浴により上昇した体温が下がってくるのを抑えられます。
馬渕先生によると、この10分間がポイントだそうです。
この入浴法を行うと肌の再生を促すヒートショックプロテインは徐々に増え二日後には、1.4倍に増えたという最新研究も。
※しかし、この入浴法は、注意すべき点があるのです。(^_^;)
連続して毎日入っても、逆にヒートショックプロテインがでなくなるのです。
と言うのは、続ける事によって肌が熱刺激に慣れてしまってヒートショックプロテインが出にくくなるのです。
■この入浴法は、1週間に2回程度に留める事
※熱すぎる場合は中断し水分補給を忘れない事。
■さらに、プラスワンポイント
■体を洗う時馬渕先生が必ずやっている事とは何ですか?
答)体を洗う時いつも足の裏をタオルでゴシゴシ洗います。
その理由とは、肌の新陳代謝を高める上で大切な臓器といわれる肝臓と腸
馬淵先生によると
足の裏の中心にある、肝臓と腸の末梢神経を刺激することで美肌につながるのだそうです。
★美肌のための入浴法
①42℃(熱めのお風呂)に10分
②風呂上りに、体を10分間保温
(ただし、1週間に2回程度に。)
★ダイエットの為の入浴法
最大のポイントは、お風呂に入るタイミングが重要です。
■ダイエットのためのお風呂に入るタイミングとは?
答)
鍵となるのは、血液中の糖と脂肪。
食事を摂ると血液中の当夜脂肪が増えます。
それを、そのままにしておくと中性脂肪として蓄えられます。
そこで脂肪になる前に血液中にある糖や脂肪を入浴する事で少しでも多く燃やしてしまおうと言う狙いなんだそうです。
■ダイエットに良い入浴法3つのポイント
①お風呂は食事の1時間後に入る
理由 夕食後は血液中に糖や脂肪が血液の中を流れるのですね。そのまま夜寝てしまうと、、それが脂肪となって体に溜まってしまいます。ですからそれを運動のエネルギーとして使ってしまおうという発想です。
食前の血液と食後の血液を比べると食後はかなり糖や脂肪が血液にはいっています。
この糖が中性脂肪として蓄積される前に入浴でエネルギーとして消費して血液中の糖をすくなくしようという狙いだったのです。
②浴槽の中で自転車こぎ運動
人間は下半身に60~70%の筋肉が集まっているんです。ですから、その筋肉
を動かす為に、湯船の中で自転車こぎ運動をしているのです。
湯船の中で足を動かせば適度な水圧がかかりますから、筋肉をより効果的の動
かす事が出来るんです。そうすると、余計なエネルギーが体の中から消えていきますので脂となって溜まりにくいという事なんですね。
水圧がかかりカロリー消費が大きいので、1分間でも効果が期待できるそうです。
③浴槽の中で入浴時に氷水を飲む。
理由は、口から入った氷水をいったん体内で体温近くまで暖める為に多くのエネルギーを使うそうです。
冷たい水であればあるほど体温近くに上げるのでより大きなエネルギーが使われるので血液中の糖や脂肪もより多く消費されるっという事だったのです。
●食事の1時間後に入って血液中の糖や脂肪を燃焼させましょう。
★体臭予防の為の入浴法
臭いの元を流すには、ただお風呂に入ればいいという事ではないのです。
お風呂を利用した、医学的根拠に基づいた体臭予防法があったのです。
臭いの元をどうやって流すのか?
そして、どこを重点的に洗うべきなのか?
これは、大人のエチケットとして覚えておきない入浴ほうです。
教えてくれる先生
肌のアンチエイジング医療が専門
マブチメディカルクリニック 院長
馬渕 知子 先生です。
■体臭予防のカギは、寝ている間のたまった皮脂
実は一番きつい臭いとされているのが、寝てる間にでた、
皮脂と汗がまじってでる体臭です。
夜寝ている間に皮脂とゆう脂が出ているのですが、この皮脂が日中にかいた汗と混ざりあるとひどい臭いを発するというのです。
これが体臭の原因。
■体臭予防の為の入浴法2つのポイント
①朝に熱いシャワーを浴びる
朝起きたら熱めのシャワーを浴びる事をオススメしています。
理由は、皮脂をきっちり洗い流す為。臭いの元になる皮脂を朝洗い流しておけば汗と混ざるのを防ぐ事ができるからです。
②首の後ろを入念に洗う。
臭いの元である皮脂は、首の後ろから多く出ているので、ここをしっかり洗うのがポイントなのです。
■体臭予防には、朝の熱いシャワー、首の後ろはきっちり洗い流しましょう。
★ 疲労回復の為の入浴法
疲労回復の為のポイントは乳酸。
疲れが溜まると言うのは乳酸が溜まることなのです。しかし、最新の研究のよるとこの常識を覆る新説が出てきたようなのです。
長年疲労の原因だと言われ悪者扱いされてきたこの乳酸ですが、実はある条件を満たすと逆に疲労回復に繋がる物質になるという事なのです。
最近の研究では乳酸は必ずしも悪者ではないと。
乳酸は疲労したら出てくる事は出てくるのですがそれが、いったん肝臓に運ばれていきます。
そこで、グルコースという体を動かす為の原料なのですけど、これに変えられるという事が分ってきました。
ようするに、乳酸は疲労回復効果を発揮する物質に変わるのです。
脳は、グルコースが不足すると、疲労を感じやすくなります。
血液によって肝臓に運ばれた乳酸がグルコースに変わるため、そのグルコースが脳などに届くため疲労回復に繋がると考えられているのです。
しかし、血流が良くないと乳酸は筋肉に留まって疲労が抜けないのです。
先生が言うには、疲労回復には血流を良くする事が重要だとの事です。
■どんなお風呂の入り方をすれば疲労回復に繋げられるのでしょうか?
答)疲労回復のためには、、熱い・冷たいの繰り返しです。
例として、全身の血流アップ疲労回復入浴法
①42度で3分入浴。
②20度の水に20秒手や足をつける。
これを、2回繰り返す
こうすると、血量量が非常にアップするという結果があります。
温かいお湯に浸かると血管が広がり、冷たい水に浸かると血管は収縮します。
この繰り返しにより、血管がポンプのような働きをして血流を良くする事に繋がります。
そうすると、乳酸が血液に乗って肝臓へ運ばれやすくなり、乳酸がグルコースに変化し、疲労回復が期待できるという事です。
■炭酸風呂は、疲労回復に効果的です。
炭酸風呂は、簡単でお手頃な価格でできます。
重曹 大さじ3杯(食用)+クエン酸大さじ2杯(食用)
(お風呂のお湯200リットルの場合)
※追い炊き機能を控えて使用 浴槽のタイプによってはいたむ可能性があります。
炭酸の作用なのですが、炭酸が皮膚から吸収されるのですね。これは、外から二酸化炭素が入ってきたという事で、体が、二酸化炭素をはやくからだからださなければと、酸素不足と勘違いして、酸素を血管を送り込まなくては、ということで、血管が広がるのです。そして、どんどん血液を送り込むということが起こるのです。
炭酸風呂は、普通のお湯に比べて2倍以上、血流量が多くなるそうです。
■疲労回復のための入浴法
①熱い・冷たいの繰り返し
②炭酸風呂で血流アップ
★かぜの時の入浴法
かぜの時でも、38度以上の高熱がなければ、お風呂に入っても良いというのが、医学会での常識と、なりつつあるそうです。
■なぜ、かぜの時でも、お風呂に入った方が良いのでしょうか?
間違ったお風呂の入り方をして、風が悪化しないためにも。
答)かぜのひき始めや治りかけの時は、お風呂に入っても問題ない
■かぜの時のお風呂の入り方
40度のお湯に、10分浸かる
この入り方で、体温が1度上昇します。
体温が1度あがりますと、免疫力がアップして、かぜウイルスに対して体が強くなります。
ウイルスと戦う身体の免疫細胞は、体温が37~38度の時活発に、はたらくと言われていて、お風呂に入って体温が1度上がると、風邪に対して、体の抵抗力が高まる事が期待できます。
さらに、風邪ウイルスは、気温の低い冬に活発になります。
体温が上がるとかぜウイルスの活動が弱まるので、かぜにかかりにくい状態に繋がると言うのです。
■40度に10分というのは、肩まで浸かって10分ですか?
答)それは、肩までです。
風邪のときであってもお風呂に入る最大の理由は、湯気です。
医学的に診ると湯気を吸い込むことは非常に大切な事なんだそうです。
■しかも、ハッカ飴をなめながら、湯気を吸い込むという事を提案したいとのこと。
ハッカに含まれているメントールという成分なんですけど、いわゆる、すうっとする製分なんです。これが、病院の吸入器でも薬に加えてメントールを入れる事が多いです。
その効果に近いものが、家庭で手軽に再現できるのでオススメなのです。
■かぜの時に湯気を吸い込むと良い理由は何ですか?
答)たんが出やすくなるから。
たんは、ウイルスや菌が増える原因となる、いわば、エサの様なものなのです。
たんを出す事は、かぜの治りを早くすることに繋がるのだそうです。
先生も、子どもが風邪をひいた時は、シャワーで湯気を立たせて吸わせているそうです。
■かぜの時のための入浴法
湯気を吸い込みながら、40度のお湯に10分。
しかし、39度以上の高熱の時は、入浴は控えて下さい。
■普通に入る場合は、何度で何分が一番良いのですか?
答)40度で10分です。これが、基本です。
体調や症状に合った入浴法を取り入れるのがオススメです。
今回は、林修の今でしょ!講座からでした。
どうも有難うございました。
また、よろしくです。m(__)m