スノーボード(snowboard)がジョギングや水泳と同じくらいカロリーを消費できることをご存知ですか?
山の上に昇るのはリフトがあるし、ゲレンデを滑って降りてくるだけだからダイエットには向かないと勘違いされているかもしれません。
スノボは全身の筋肉を使うハードなスポーツであり、立派な有酸素運動でもあるのです。
そして高地の雪山という厳しい環境で行う、過酷な競技でもあります。
この記事では、スノボで痩せる7つの理由と注意点をご紹介します。
スノボに使うエネルギー(カロリー、METS)はどれくらい?
スノーボードが有酸素運動と言っても、どのくらいのエネルギーを必要とするのでしょうか。
体重60 kgの人が1時間スノボをしたときの消費カロリーは、420 kcalとされています。
球技ではテニスやフットサルと同等の消費量であり、ランニングやスイミングにも匹敵する、減量のためには効率の良いダイエット方法です。
1時間あたりの代謝が安静時の何倍であるかを示す指標であるMET(メット、メッツ)では、7に分類されています。
体重×METs=消費カロリーですので、体重50 kg の人なら1時間で350 kcal 消費できることになります。
下半身の引き締め効果のあるスノボに必要な筋肉とは
スノーボードは中腰の姿勢を維持するために下半身の筋肉を使います。
太もも、お尻、ふくらはぎに継続して力を入れるので、筋肉トレーニングと周囲の脂肪燃焼効果も期待できます。
さらにバランスを保つ必要があるため全身(体幹)の筋肉を使います。
方向転換の時にはお腹の腹筋やわき腹の腹斜筋を使うため、くびれを作る作用もあります。
低い気温の中で体温を保つため代謝が高まる
スノボを行うゲレンデは、当然ですが山の中にあります。
100メートル高くなるほどに気温は0.6℃低下するため、1000メートルの山に登ると平地よりも6度も気温が低下しています。
そして周りは銀世界であり、周りは氷と同じ0℃の雪だらけです。
このような条件下ではヒトの体は体温を維持するために、代謝を高めて寒さに抵抗しようとします。
この体温上昇によって雪山にいるだけでカロリー消費が高まることになります。
薄い空気の中で呼吸することで心肺機能が向上する
同じく100メートル高くなるほどに大気圧が10ヘクトパスカル減少するため、1000メートルの山に登ると9割の空気しか周りにないことになります。
大気に含まれている酸素の量も同じ比率で少なくなるので、山の上で行うスノーボードは酸素を吸収する肺と酸素を運ぶ心臓を鍛えます。
この刺激は、平地に戻ったときの呼吸を助けて運動をしやすく体を改善することになります。
自分にあったスノボウェアを用意しよう
スノーボードに使う装備(ボード、ブーツ、バインディング)は、スキー場やゲレンデでレンタル可能です。
ウェアもあらかじめお店でサイズを選んでおいて、ゲレンデに届けてくれるサービスもあるようです。
その場合、中に着る防寒具を含めて自分にあったものを選ばなければいけません。
スノボはハードなスポーツであるため、体にフィットしてない服装では十分に滑ることもできません。
またゲレンデは気温も低く雪の上で滑るため、寒さをきちんと防げないと風邪など体調を崩してしまう危険があります。
手首を守れる専用グローブを準備しよう
グローブはあなたの手(手首)にあったものを購入されることをお勧めします。
グローブをレンタルできるところが少ないということもありますが、スノボが手首をねんざ、骨折しやすいスポーツだからです。
緩すぎるグローブ(スキー用のものなど)を無理に使うと、怪我の危険性が増えてしまいます。
スノボは上級者であっても転倒する競技ですので、上手い方ほど転び方も上手いのです。
転んだときに手をつかないで、体全体で雪に倒れこむことで衝撃を分散させて痛みなく倒れることが出来ます。
上手な転び方をマスターすることが、スノボ上達の近道とも言えます。
ゲレンデに座って休まない
毎年発生する事故ですが、疲れても人が滑る可能性のある場所に座ることは止めましょう。
ゲレンデの端であっても、初心者の方が流れてきたりすることはよくあります。
無防備な後頭部や背中にボードが激突すれば、最悪命に関わることになります。
背中を保護するジャンプやトリックをするためのパッドも市販されていますが、あらかじめ危ない場所にはいないようにしましょう。
まとめ
この記事では、スノボでダイエットできる理由と、スノボをするときに注意していただきたい点を7つ紹介しました。
スノーボードは、多くのカロリーを消費できる激しいスポーツであり、同時に雪山という厳しい環境で行うスポーツでもあるため、エネルギー消費効率のとても高いダイエット向きの運動のひとつです。
ですが、初心者の方でも簡単に始められる手軽さから、怪我や事故の起こりやすいスポーツでもあります。
楽な遊びだと油断せずに、しっかりと準備をされることで、スノボの効率の良い脂肪燃焼と筋肉強化を体感されてみることをオススメします。