アスパラガスの旬は、4月から5月です。
アスパラガスは、ビタミンとミネラルをバランスよく含んでいるだけでなく、アスパラギン酸、ルチン、グルタチオン、プロトディオシン、そして2015年5月に発見された新しい成分といった健康機能が認められた成分を豊富に含んだスーパーベジーです。
アスパラギン酸
アスパラギン酸は、アミノ酸の一種で、旨味成分でもあります。
体内の代謝酵素といっしょになって窒素代謝やエネルギー代謝を高めてくれるので、運動の後、筋肉に乳酸が蓄積されることを予防してくれます。そのため筋肉痛になりにくく疲労回復も早くなります。また、お肉類など、窒素含有量の高い食品といっしょに食べることで、窒素が体内に蓄積されることを予防してくれます。
更に、新陳代謝が促進されれば、お肌のターンオーバーも活性化され、シミになりにくいお肌を保つことができます。アスパラガスが、紫外線が気になる季節に旬を迎えるのは、偶然ではないですよね。
また、アスパラギン酸には、利尿作用があるので、毒性をもつ代謝された後の窒素(アンモニア)を速やかに体外に排出してもくれます。アンモニアが体外に速やかに排出されることで、中枢神経が守られ、神経障害を予防してくれます。イライラや不眠症などの予防にもなります。
末梢血管を拡張して、心臓の収縮を強化するので、血圧を下げる効果があります。そのため、高血圧症や冷え症の改善と予防に効果があります。
鉄分の吸収を促進する効果もあると言われており、そのことから、貧血予防、生理痛やPMSの改善・予防への効果が期待されます。
アスパラプチン
2015年5月26日に、理化学研究所によって発見された新しい成分です。血圧を上昇させる酵素の活性を阻害する含硫黄代謝物です。含硫黄代謝物は、一般的にも抗酸化作用、抗がん作用、抗炎症作用があると言われている成分です。
今回発見されたアスパラプチンは、アルギニンとアスパラガス酸で構成されていて、アスパラガス酸との結合体として摂取した場合に効果を発揮するとのことですから、やっぱり、抽出された成分をサプリで摂るというよりも、アスパラガスそのものを食べる方が良いですね。
ルチンとグルタチオン
アスパラガスの穂先には、ルチンとグルタチオンが豊富です。ルチンはビタミンPとも呼ばれていますが、利尿作用、ビタミンCの吸収促進、毛細血管の強化に効果があります。グルタチオンには抗酸化作用があり、細胞が活性酸素によって傷つけられることから守ってくれますので、老化防止やアンチエイジングになる他、お肌細胞に蓄積されると美肌効果を生みます。
プロトディオシン
アスパラガスの根本には、プロトディオシンが豊富です。プロトディオシンは、脂肪が体内で吸収されることを抑制する効果があるので肥満予防に、また、腫瘍の増殖を抑える効果により、腫瘍の悪性化予防、癌予防に効果が期待されています。
そんないいことずくめのアスパラガスですが、アスパラガスを食べた次の日、おしっこが変な臭いになっていることに気がついた人は少なくないはずです。なんだかプラスチックのような変な臭い・・・。臭いの正体は、アスパラギン酸です。しかもアスパラガスを食べ過ぎると、おしっこが緑色になってしまうことも!でも、変な病気になったわけではありませんから、ご心配なく。
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