世界的に有名なグルメガイドブック「ミシュランガイド」の関西版「ミシュラン京都・大阪2016」、「兵庫2016特別版」、「奈良2016」に、世界初のカテゴリーとして「ストリートフード」が掲載され、話題になっています。
星はつかなくとも、良質な料理を5,000円以下という手ごろな価格で楽しめる「ビブグルマン」として、お好み焼きやたこ焼きなどの「粉もん」を提供する店が「ストリートフード」として紹介されているのです!
関西だけでなく、全国的に粉もんファンは多いですよね。でも気になるのが、それぞれのカロリー。
大阪では、焼きそばやお好み焼きを白米ご飯のおかずに食べる家庭も多いといいます。
そこで管理栄養士の望月理恵子さんに、「炭水化物って高カロリーなのでは……?」という疑問をぶつけてみました。
それぞれ1人前で比較して「粉もんフードの高カロリー トップ10」を紹介していきましょう。
■10位:明石焼き(330kcal)10個
ソースではなく、だし汁につけて食べる明石焼きは10位にランクイン。1個あたりはたこ焼きよりヘルシーですが、さらっとして食べやすいので、1人前の量も多くなり、結果としてハイカロリーになります。
■9位:焼きうどん(415kcal)
味つけはソース、ウスターソース、醤油、めんつゆ、味噌、塩などさまざまですが、ソースはカロリーが高めに、味噌や塩は塩分が高めになります。
望月さんによると、「お肉を豚ロース薄切りにしたり、野菜でボリュームを出して食べたりするとヘルシー。炒め油の高カロリーが気になる人は、テフロンのフライパンを使うといいでしょう」とのこと。
■8位:ソース焼きそば(469kcal)
自分で調理が可能な場合は、具材に野菜を多くしてボリュームを出し、お肉も豚バラを避け、ロースを使うとヘルシーになります。
■7位:もんじゃ焼き(510kcal)
もんじゃ焼きは生地に水分量が多いので、お好み焼きよりヘルシーです。カロリーを減らしたいと思ったら、「チーズや揚げ玉などは少なくし、えびやイカなどの海鮮、野菜を多くすること。これで、カロリーダウンできます」とのこと。
■6位:関西風お好み焼き(545kcal)
みんな大好き関西風お好み焼きは6位! しかし、キャベツなどの野菜をたっぷり使い、肉や天かすを避け、魚介類をいれるとヘルシーになります。広島風と違い、焼きそばがない分、500kcal台をキープできます。
■5位:塩焼きそば(557kcal)
甘みが特徴の塩ダレがおいしいのですが、その分ソース焼きそばよりカロリー高めに。
望月さんからは「鶏ガラ出汁でしっかり味つけし、ソース焼きそばのように野菜でボリュームを出すのがオススメ。豚肉の代わりに魚介類でもヘルシーに。あんかけ風のアレンジはカロリーが高くなるので要注意です」とのアドバイスをいただきました。
■4位:チヂミ(737kcal)
油でカリカリに焼くチヂミはハイカロリー。じゃがいもやチーズなどいろいろな具材に加え、卵を使う場合がほとんど。でも卵なしでつくることもでき、ほうれん草やニラなどの野菜だけでつくるとカロリーは低くなります。
■3位:広島風お好み焼き(869kcal)
関東ではどちらかといえば珍しい広島風お好み焼き。こちらは、キャベツを使うものの、天かす、豚肉に加え、焼きそば、薄焼き卵も加わるのでカロリーがぐんと高めになります。
カロリーが気になるけど食べたいときは「野菜の量でボリュームを出し、ロースなどのヘルシーな肉に変え、焼きそばの量を減らすことでヘルシーになります」とのことなので、自作するときは試してみましょう。
■2位:オムそば(769kcal)
焼きそばを卵で巻いているオムそば、みなさんも大好きですよね? でも、当たり前ですが、卵の分だけ焼きそばよりも卵の分ハイカロリーです。
ただし、「卵に出汁を入れたり、水で伸ばしたりして、卵液を薄くするのもコツ」なのだそう。ひと手間加えれば、味だけでなくカロリー面でもよいのですね。
■1位:モダン焼き(1,297kcal)
関西風お好み焼きの「そばのせ」ともいわれる「モダン焼き」が1位に!
これがなぜ1,000kcal以上もするのかというと、中華麺に小麦粉と、炭水化物が多く使われているからなのです。焼きそばを中華麺ではなくうどんすると、若干カロリーが抑えられます。
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カロリーが気になるとはいえ、粉もんはソースの香りと焼きたてアツアツの味が魅力的。
使う粉の量やソースの種類(マヨネーズ、ポン酢など)を少し気にするだけでだいぶカロリーは変わってくるので、これまでどおり変わらずおいしく召し上がることができますよ。
(文/中田蜜柑)
【取材協力】
※望月理恵子・・・管理栄養士、サプリメントアドバイザー、ビタミンアドバイザー。調剤薬局、サプリメント会社に勤務後、独立。強制・禁止などの指導ではない“楽しく自然に身に付く栄養カウンセリング”と、アンチエイジングクリニックや皮膚科などで美容・肩こり・冷え・眼精疲労など“健康な人にもおこりうる悩みに対してのカウンセリング”を得意とする。現在は、健康検定協会を運営しながら、栄養専門誌など、幅広い媒体で執筆活動中。