本作品は全米最大のジャンル映画の祭典「ファンタスティック・フェスト」で最優秀作品賞の栄冠に輝き、世界中の注目を集めた。
監督は『トロール・ハンター』で大きな反響を呼び、カルト的な人気を博したアンドレ・ウーヴレダル。『28週後...』など数多くのホラー、スリラーを手掛けたセブ・バーカーが視覚効果を担当し、製作は『ラ・ラ・ランド』のフレッド・バーガーが名を連ねている。
主演は『X-MEN2』『ボーン・アイデンティティー』の名優ブライアン・コックス。その息子役には『イントゥ・ザ・ワイルド』で一躍脚光を浴びたエミール・ハーシュが共演している。
本作での見どころはリアルな映像と音で描かれた解剖シーン!こだわりを追及した製作陣は、実際にロサンゼルス郡遺体安置所を訪れ、廊下に凸面鏡が設置されていることや、遺体から出て来るハエを捕まえるための電気虫取り器があること等、現場で見て知り得た情報をセットに反映させている。見たものは、遺体安置所という閉ざされた空間の恐怖がよりいっそう煽られる事だろう。

ある一家が惨殺された家の地下に埋められていた裸の美女“ジェーン・ドウ”の死体。彼女の検死を行うことになった、検死官・トミー(ブライアン・コックス)と息子のオースティン(エミール・ハーシュ) がメスを入れる度に、その死体に隠された“戦慄の事実”が判明し、次々に怪奇現象が発生する。外では嵐が吹き荒れる中、遺体安置所という閉ざされた空間で、逃げ場のない恐怖がはじまろうとしていた……。

ヴォードヴィル劇場にて『お気に召すまま』(1987年)のオーランドー役でデビュー。その後、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『タイタス・アンドロニカス』(87)、ロイヤル・ナショナル・シアターで上演された『リア王』(90)をはじめ、舞台上で数々の圧倒的な演技力を見せたコックスは、その後、映画界へ進出。マイケル・マン監督作の『刑事グラハム/凍りついた欲望』(86)でハンニバル・レクター博士役を好演しブレイクする。そして映画賞を受賞したケン・ローチ監督の『ブラック・アジェンダ/隠された真相』(90)などに出演しスター街道を走ると、1996年のアカデミー賞で作品賞、監督賞、撮影賞などを獲得したメル・ギブソン監督作の『ブレイブ・ハート』(95)にも出演。その後、ダグ・リーマン監督のアクション・スリラー作品『ボーン・アイデンティティー』に出演すると、続編のポール・グリーングラス監督作『ボーン・スプレマシー』(2004年)にも引き続き出演している。近年の出演作は、『DATSUGOKU -脱獄-』(08)、『RED/レッド』(10)、『REDリターンズ』(13)、『ピクセル』(15)など。2002年には、新年叙勲者として大英勲章代3位が授与された。

ショーン・ペン監督作『イントゥ・ザ・ワイルド』(07)で、世界的に高評価を受け、全米映画俳優組合賞にノミネート。その後、ウィリアム・フリードキン監督作『キラー・スナイパー』(11)で主演を務め、ガス・ヴァン・サント監督作でショーン・ペンと共演した『ミルク』(08)、『野蛮なやつら/SAVAGES』(12)、『スピード・レーサー』(08)、『アルファ・ドッグ 破滅へのカウントダウン』(06)、『ロード・オブ・ドッグタウン』(05)、『イノセント・ボーイズ』(02)などに出演。近年は、2013年サンダンス映画祭で初上映、ベルリン国際映画祭で監督賞(デヴィッド・ゴードン・グリーン監督)を受賞したコメディ『セルフィッシュ・サマー』や、ダコタ・ファニングと共演し、ローマ国際映画祭で観客賞を受賞した『ランナウェイ・ブルース』(12)、ペネロペ・クルスと共演した『ある愛へと続く旅』(12)など。日本公開を控えるゲイリー・マイケル・シュルツ監督脚本作でゾーイ・クラヴィッツと共演する『Vincent-N-Roxxy(※原題)』の撮影を終えたばかり。

14歳でチャンネル4のシットコム『The Wilsons(※原題)』でデビュー後、数々の話題作に出演。映画デビューは、2005年にロマン・ポランスキーの映画賞受賞作でディケンズの名作を映画化した『オリバー・ツイスト』。その後、サム・テイラー=ウッドの監督デビュー作で高い評価を受けた『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』(09)、英国のハードボイルド作品『ロンドン・ブルバード - LAST BODYGUARD -』(10)、アメリカのラブコメでヒットを記録した『抱きたいカンケイ』(11)、アメリカのファミリーコメディでジム・キャリーと共演した『空飛ぶペンギン』(11)などに出演している。またラヴィボンドはジェームズ・ガン監督のスーパーヒーロー映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(14)にも出演。

13歳でロシア版の「VOGUE」誌にモデルとして登場すると、それを機に世界を股にかけて活躍。その後もタッティー・ディバイン、ダイエット・コーラ、アックス、エデン・ディオダーティ、セバド、ヴェスティーノといったブランドでモデルとして抜擢されてきた。最近でも「Ballad Of..(※原題)」誌、「タトラー」誌、「Milk Magazine(※原題)」誌、「Beauty Rebel(※原題)」誌、「Image and Huff(※原題)」誌(アメリカ)などに登場している。映画デビュー作は『Darkness on The Edge of Town(※原題)』(14)。