スピラゾン軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方!
スピラゾン軟膏は岩城製薬が製造しているとびひ、アトピー性皮膚炎やかぶれ、化膿症などに効果的なステロイド軟膏です。
スピラゾン軟膏の中身は半透明のゲル状になっており、匂いはありませんが若干べたつく印象がありますね。薬局やドラッグストアでは売られておらず、値段は1gあたり7.4円となっています。
そしてこのスピラゾン軟膏はニキビに対して効果があるとされています。特に炎症のあるニキビに対して処方されます。
ここではスピラゾン軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方についてお伝えします。
スピラゾン軟膏のニキビへの効果
スピラゾン軟膏にはプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルというハロゲン系のステロイドが配合されています。このステロイドがどのようにニキビに効くのか解説します。
スピラゾン軟膏を塗ってプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルに浸透することによって皮膚の糖の代謝が向上したり、免疫力が向上するとされます。
すると抗炎症作用と収れん作用が促されていきます。抗炎症作用によって赤ニキビやニキビ跡の赤みを鎮静することができます。
さらに収れん作用は皮脂分泌を調整することができて、過剰な皮脂分泌によっておこる脂性肌のニキビや思春期ニキビを改善することができます。
以上のようにスピラゾン軟膏はニキビに対して効いていきます。ただしスピラゾン軟膏は殺菌作用がないためニキビの元であるアクネ菌は残ったままです。
スピラゾン軟膏の強さとニキビへの効き目について
スピラゾン軟膏などのステロイドには強さが1群~5群まで強さが分けられています。1群が最強で5群が最弱となっています。
そしてこのスピラゾン軟膏のプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステルは3群にあたります。3群のステロイドはちょうど中間の強さとされています。
顔や体のニキビの両方に使うことができるため使い勝手がよいとされます。※また市販のステロイドは5群と4群のみで3群からは医師の処方が必要になります。
そして3群のスピラゾン軟膏をニキビに塗ることによってどれくらいで効くのかというと
・軽度の赤ニキビであれば3~5日ほどで鎮静されてほとんど目立たなくなりますね。
・重度の赤ニキビやニキビ跡であれば2~3週間ほどで赤みは鎮静されていきます。
・皮脂分泌の抑制は使用から1週間後には抑制されていきます。
以上のようにスピラゾン軟膏はニキビに対して効いていきます。ただし殺菌作用やピーリング作用はスピラゾン軟膏にはないため、白ニキビ、黒ニキビには効かないとされます。
スピラゾン軟膏の副作用について
スピラゾン軟膏は3群のステロイドが配合されているので副作用が生じる可能性があります。
特に起こる可能性のある副作用としては皮膚のかぶれ、炎症、発疹、乾燥などが起こりえます。もし起こった場合には使用は控えるようにしましょう。
またステロイドを長期的に使用すると皮膚が耐えきれなくなり、皮膚萎縮を起こしてしまいます。皮膚萎縮は静脈が浮き出たり、シミやそばかすを起こしてしまいます。
基本的に2か月以上はステロイド軟膏でニキビ治療は行わないとされます。使用や副作用の注意点に関しては医師がしっかりと説明を受けるので、その指示に従って塗るようにしましょう。
スピラゾン軟膏のニキビへの塗り方について
スピラゾン軟膏は基本的に1日2回朝と夜の洗顔後に塗るようにしていきます。
①1日2回朝と夜の洗顔後に塗るようにしていきます。体のニキビには1日1回入浴後に塗ります。
②そのまま指に軟膏を2mmほどとってニキビ部分にのみ塗るようにしていきます。ニキビ以外には塗らないようにします。
③塗った後は特に触らずにそのまま放置します。もし異常を感じた場合には水で洗い流して使用は控えるようにしましょう。
④軽度の赤ニキビには2週間、重度の赤ニキビ、ニキビ跡には4週間使い続けましょう。それでも効果がなければ使用は控えましょう。
⑤またニキビが効果があったとしても2か月以上はスピラゾン軟膏の使用は控えるようにしましょう。
以上のようにスピラゾン軟膏はニキビに対して塗るようにしていきます。用法用量は個人によって違うので、医師に確認しましょう。
またスピラゾン軟膏はリドメックスコーワ軟膏のジェネリック薬品であるため、皮膚科では先発品であるリドメックスコーワ軟膏の方がよく処方されます。
会社:興和株式会社
有効成分:プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル
値段:1gあたり23.0円
用法用量:1日2回朝と夜の洗顔後に塗るようにする
ただし有効成分はスピラゾン軟膏もリドメックスコーワ軟膏もどちらも同じであるため、ニキビへの効き目は同じとされます。
スピラゾン軟膏は市販の抗炎症作用のあるニキビ薬よりも効き目が高いので、炎症ニキビに悩まれる方にはおすすめです。
ということでスピラゾン軟膏のニキビへの効果と副作用、塗り方についてでした。