糖尿病と水虫

アナタも聞いたことがあると思いますが、糖尿病やその予備軍の方は、免疫力・抵抗力が低下し、感染症・合併症に掛かりやすいです。したがって、感染症である水虫にも掛かりやすいということになりますから、糖尿病治療と共に、水虫を始めとする感染症についても健康な人より注意する必要があります。また逆に、すでに水虫になっている方は、糖尿病にならないように注意する必要があります。

糖尿病患者が水虫になると足を失う!?

水虫になると、水虫菌(白癬菌)の活動を抑えようと体内でリンパ球などの免疫システムの働きが活発になります。その時に皮膚の再生を促進するサイトカインと呼ばれるタンパク質の一種が作られます。これにより、皮膚のターンオーバー(入れ替わり)が早くなって、皮膚がボロボロと剥がれ落ちます。水虫になって皮膚がボロボロ落ちる症状は、主にサイトカインの仕業です。

皮膚のターンオーバーが必要以上に早くなると、皮膚の表面が固まらず、いつも柔らかい無防備な状態となるために、雑菌・ばい菌が繁殖しやすくなります。それが足の臭いの原因ともなりますが、糖尿病や血糖値の高い方は抵抗力が低いために、炎症や化膿を起こし、それがキッカケとなり、潰瘍(かいよう)や壊疽(えそ)のような重大な足の病気を引き起こします。

膿は菌の餌になりますので、化膿範囲がどんどん広がる悪循環に陥ってしまえば、最悪の場合、化膿が皮膚・皮下組織・骨までに達し、腐ってしまう状態「糖尿病性壊疽(えそ)」になります。
この糖尿病性壊疽は、いったん発症してしまうと進行スピードは速く、治療が遅れれば足(膝下)の切断をしなければいけなくなる場合や、心筋梗塞や脳卒中よりも致死率が高い(3人に1人が死亡している)「敗血症」(風邪や下痢などをきっかけに、全身の臓器が急激に変調をきたす病気)を引き起こすこともある命に関わる恐ろしい疾患です。

平成14年の糖尿病実態調査によると、糖尿病患者の1.6%に、足壊疽の合併が見られ、毎年3,000人以上が下肢の切断に至ると推定されています。

このように水虫は、健康な人にとってはコワイ病気ではありませんが、糖尿病患者にとっては命に関わるかもしれない危険な病気だということを肝に銘じておきましょう。

もし、水虫・爪水虫になってしまった場合

ポイントは以下の2点です。

糖尿病性壊疽への進行を防止

もし、あなたが糖尿病で、水虫になっても、患部を絶対につぶしたり掻いてはいけません。単なる水虫と勝手な判断をせず、「糖尿病性壊疽(えそ)」になる可能性を疑い、すぐに病院に直行しましょう。しかも普通の病院ではなく、糖尿病性壊疽の治療を行っている専門の皮膚科に行くことがベターです。絶対に自分で勝手な判断や素人治療はやってはいけません。たかが水虫と判断して病院に行かずに自己治療や市販の薬を使う事はかえって壊疽を進行させてしまう危険性があるからです。

爪水虫治療の際は、薬の飲み合わに注意

気をつけたいのは、自覚症状のない爪水虫。

しかし、糖尿病患者が爪水虫になる確率は健康な人に比べ、2.77倍との報告もあります。ある調査では、糖尿病患者さんの26%が爪水虫を発症しており、特に「高齢の男性」に多いという結果が出ていますので、もし、アナタが65歳以上で糖尿病を患っているのであれば、爪水虫になっていないかきちんと確認しておいたほうがいいでしょう。

爪水虫であれば、足水虫に比べて気を付けなければいけない問題が発生します。

爪水虫の場合は塗り薬だけでは完治が期待できず、薬を服用することになるでしょう。既に糖尿病と診断され治療を行っている場合には降圧剤や抗高脂血症薬等の複数の治療薬を使っている可能性が高いので、糖尿病用の薬と爪水虫用の飲み薬の相性、つまり飲み合わせが問題になります。

糖尿病患者の水虫治療事例

【病  状】 足水虫 + 爪水虫

【治療方法】 飲み薬 + 塗り薬(皮膚科医の診断により)

【飲み薬の名前】イトリゾール カプセル50

【飲み方(1サイクル)】 2パターンから選択 

1.毎日3か月間
2.1週間飲み3週間休む?3ヶ月(こちらは費用が少し高め)

【塗り薬】

1.クリーム(足の裏や指の間)
2.ラミシール液(爪)

【治療結果】

2サイクル目(半 年):見た目にもはっきりと改善、かかとのカサカサもほぼ無くなる。

3サイクル目(9ヶ月):水泡が消え、完治したかのよう。飲み薬は様子見、塗り薬は継続と診断。

4サイクル目(1 年):塗り薬は継続、「かゆみ」や「水泡」の再発なし。

(引用元:http://www14.plala.or.jp/s-tatuzo/3-2mizumusi.html)

糖尿病改善&予防にオススメ

糖尿病 + 水虫 = 足の切断 or 死

たかが水虫でも糖尿病患者にとっては、危険となり得るという事実。糖尿病を患っているなら真剣に治療をするべきだし、水虫持ちなら糖尿病にならないように注意することが大切です。

そこで、もし、あなたが

・糖尿病を患っている
・糖尿病予備軍である
・水虫持ちで血糖値の高い

なら、評判の良い以下のプログラムを実践してはいかがでしょうか。