シミ(色素斑)について -Vol.305より-
<<百合が丘クリニック通信 Vol.305より>>
シミ(色素斑)について
<シミ>は、色々な色素性疾患の総称で
夫々に臨床像か異なるので発症のメカニズムも異なっていて
一概には論じる事は出来ませんし、まだまだ謎の部分も多く残されています。
しかしながら、顔面に発生する<シミ>のうち紫外線が関与しているものとしては
老人性色素斑、肝斑、ソバカス(雀卵斑)が主なものです。
<シミ>の大御所である老人性の色素沈着については
発症のメカニズムは未だはっきりと西洋医学的には解明されてはおりませんが
30歳代で20%、40歳代で62%、50歳以上では92%にあるって報告も出ている位
無関係であり続けるのは至難の業。
女性ホルモンの影響もあると考えられ女性にとっては宿命と言っても過言ではありません。
これは、女性にとっては恐ろしい事に、長期間に亙って紫外線を浴びる事にとても神経質になっていきます。
いつまでもキレイでいたいと思うのが女心というものということは本当のことです。
長年の間にできたシミやシワをみては、ため息をついている女性たちは星の数ほどこの世にいます。(女房談)
"シミ"の中で肝斑についてです。
この病気は東洋医学的には《肘後備急方》で"□□"と称され
又《諸病源候論》では"面黒□"と称され、隋・唐代の古くから認識されています。
本病が"肝斑"と書くのも肝鬱気滞が原因の一つだからで病名自体も東洋医学由来となります。
この病気の東洋医学的な分類は主に4つに分けられています。
正確には夫々の人を弁証しないと分かりませんが
肝斑の分布している場所から極大雑把に見ていきますと目の回りが肝鬱気滞で
両頬、目の下、口の回りが肝脾不和で、額、口の回り、鼻翼が労傷脾工で鼻を中心に分布するのが腎水不足となります。
治療法はエキス剤でもある程度は効果が出ますが
こうゆう病気は美容分野になるので完璧な効果を目指すのであれば煎じ薬が向いています。
現にレーザーや特殊な外用剤でも"シミ"に効くとなれば、惜しげもなく・・・な女性が多いと聞きます。
もしそうするならば身体の中からキレイに治していく方が良いと思います。
結局効果も持続し易いし自然な感じで色素が消失していきます。
煎じ薬(自費)も安いとは言いませんが、美容外科よりは随分お得になります。
いつまでも美しくありたいのは年齢には関係ありません。
最近も"シミ"を取って欲しいという女性が来院されていますが
段々"シミ"が薄くなるにつれて表情が随分と明るくなってきました。
本人にとってつらいものであれば、それはその人にとっては病気です。
効くか効かないかわからないサプリメントを服用しているよりも確実な効果を手に入れて下さい。
女性のいつまでも美しくありたいという気持ちは
当院で治療して肝斑が消えた時の彼女達の喜びようでもよくわかります。