新陳代謝が高すぎる子供は蚊に刺されやすい!妊娠中も注意!
2016/06/23
屋外でも活動が多くなるこれからの季節、デング熱など虫刺されによる病気などが
心配です。2014年、東京で渡航歴のない人がデング熱を発病し、各地でも
感染者が続出しました。
今年も流行が懸念されるデング熱ですが、そもそも虫に刺されやすいタイプが
あります。中でも新陳代謝が高い子供と妊婦さんは蚊に狙われているんです。
子供は蚊に刺されやすい
蚊は新陳代謝が高い人や汗っかきの人、体温が高い人に寄ってくる習性があります。蚊は人間から出る炭酸ガスと体温と臭いを感知して血を吸う対象を見つけるのです。
子供は大人より皮膚が薄く、新陳代謝が活発なため体温も高めです。
大人の平熱は36.5度位であるのに対して赤ちゃんや子供の平熱は
36.5度~37.5度位になります。
また、子供は大人に比べて体温が上がりやすいです。子供は体重の割に体の
表面積が広く、暑い環境で熱を取り込みやすくなっています。さらに、汗腺が
未発達で小さく、汗が少ない割に皮膚から熱を出して、体温調節を行っている為、
厚着をしたり興奮したりするだけで熱が上がります。
そして、子供は細胞分裂をしながら成長を続けているので新陳代謝が大人よりも活発です。代謝はエネルギーを消費して内臓や体を動かしているので、新陳代謝が活発だと体温が高くなります。また、新陳代謝は年齢と共に悪くなるので、成長するにつれて体温も低くなっていきます。
このように子供は体温が高いので蚊に刺されやすくなるのです。
妊娠中も蚊に刺されやすい
妊婦さんは通常より2倍も蚊に刺されやすいというデータがあります。
なぜかというと、妊娠後期の妊婦さんは通常よりも2倍も多く息を吐き出します。
そして、妊婦さんは体温がやや高めです。蚊は妊婦さんがたくさん吐き出す
息(二酸化炭素)に寄ってきます。
そして、女性はビタミンBが壊れやすかったり、消耗しやすかったりします。
ビタミンBが不足している人は蚊に刺されやすくなります。また、生理中も蚊に刺されやすくなります。
他にもこんな人が蚊に刺されやすい
酔っぱらっている人
蚊は二酸化炭素を吐き出すもの=哺乳類だと本能的に分かっています。
アルコールは分解の途中で二酸化炭素を吐き出す量が増加し、さらに
呼吸数も増えるので蚊に刺されやすくなります。
ストレスを感じていない人
人間はストレスを感じると皮膚から蚊の嫌いな物質を出します。これは人間の自己防衛反応の表われといえます。逆に蚊に刺されやすくなったという人はストレスが溜まっているのかもしれません。
暗い色の服を着ている人
黒い服を着ている人と、白い服を着ている人で、どちらが蚊に刺されやすいのか?
という実験が行われ、黒い服を着ている人のほうが10倍も蚊に多く刺されたそうです。また、肌の色が黒い人も蚊に刺されやすいそうです。
足の臭い人
蚊は乳酸にも寄ってきます。足はたくさん汗をかき同時に乳酸も出ます。そして、蚊は足の匂いが好きなようで75%の蚊は足の匂いに誘われて寄ってきます。
O型の人
赤血球の表面を覆ている物質が「花の蜜」に似ているため蚊が寄ってくるようです。
O型の人はA型の人に比べて2倍も刺されやすいといいます。
酸性体質の人
代謝が活発になることで呼吸数が増加し、二酸化炭素が増えるために刺されやすくなります。
虫刺されが侮れない理由
人を刺す主な虫は蚊・イエダニ・ハチ・毛虫・ドクガ・マダニ・ノミなどが挙げられます。
虫の毒に対するアレルギー反応が自分の思っている以上に進行していたり、虫に刺された患部にウイルスや細菌が感染して敗血症(命にかかわる病気)になる可能性があります。
糖尿病の人などは、2次感染によって患部が壊疽(体組織が腐る)してしまうこともあります。
デング熱について
流行が懸念されるデング熱ですが、予防をすることが第一です。
蚊の幼虫(ボウフラ)の発生を防ぐために屋外などに水が溜まりやすいものが
あったら撤去することが大切です。
デング熱には1型から4型まであり、同じ型に2度かかることはありませんが、別の型にはかかることがあります。発病を繰り返すとアレルギー反応で重症化し、命にかかわることもあるので要注意です。
2週間以内に蚊に刺された記憶があり、2~3日熱が下がらず発疹や点状のあざが出ている、関節が痛いなどの症状が出ている場合は、最寄りの保健所に連絡をして相談しましょう。病院などの医療機関では、デング熱の抗体検査や遺伝子検査は行っていません。
まとめ
屋内での活動が増える時期には虫刺されが心配です。虫刺されを完全に防ぐことは難しいかもしれませんが、虫に刺されやすい人のタイプを知っているだけでも予防ができます。
人を刺す虫は色々ありますが、今回はデング熱のこともあり蚊について記事を書きました。
特に蚊に刺されやすいのは子供です。乳幼児は蚊に刺されても自分で管理するのは難しく、掻き毟ってしまい、とびひになってしまうこともります。体に優しい虫よけ対策もありますので、上手に活用してみて下さい。