野菜2種だけでできる!お腹デトックス甘口きんぴら
あっという間にできてお腹がスッキリする、お子さんも食べやすい甘口きんぴらです。ニンジンとサツマイモは千切りにし、サツマイモは水にさらして水気を切ります。これらをサラダ油を熱したフライパンでしんなりするまで強火で炒め、醤油、酒、ハチミツ(【不調の薬膳19】まとめ)を加えて煮絡め、バターを和えたら出来上がり!お好みで塩をプラスしたり、黒ゴマを振っていただきましょう。
薬膳で「サツマイモ」と「ニンジン」は、両方に疲労を改善する作用やデトックス効果を期待できるほか、特に「サツマイモ」は豊富な「食物繊維」で大腸をキレイにしたり、「気」を増すので、ストレスも解消してくれます。また解毒作用もあるため、かつて中国では実や葉を塗り薬に使ったくらい!お好みで振り掛ける「黒ゴマ」(【不調の薬膳15】食材紹介)は、「血」や「腎」の働きを補って貧血を予防したり、寒さを乗り越える力をくれますよ!
サツマイモの皮まで使った、豆乳のほくほくグラタン
サツマイモを丸ごと使って、レンジで手軽に作ったグラタンです。縦半分にしたサツマイモにラップをして、600Wの電子レンジで5分加熱したら、中身をスプーンでくり抜いて豆乳を加えよく潰しておきます。オリーブオイルを引いたフライパンで、玉ネギ、ベーコンを炒めたら、サツマイモ、塩、ホワイトペッパー、パルメザンチーズで調味して少し水分を飛ばし、器に見立てたサツマイモの皮へ詰め、チーズを乗せてトースターで焼いたら完成です。
「サツマイモ」は、豊富な「ビタミンC」が美肌効果、「ビタミンB1」が疲労回復やストレス解消にも役立ちます。また「ビタミンB2」などの「ビタミンB群」の作用で、肩凝りや疲労を取り除いたり、免疫力を維持するので、風邪予防もできますよ。「豆乳」は体内の「水」バランスを調整するほか、「大豆製品」全般に含まれる「レシチン」は皮膚細胞の新陳代謝を活性化させるので、乾燥が気になるこれからの時季にも適します。女性ホルモンのバランスを調えたい方もぜひどうぞ!
「卵不使用」で見た目も可愛い、サツマイモのプリン
おもてなしにも喜ばれるプリンを、卵を使わずヘルシーに仕上げました。ゼラチンは水を加えてふやかし、600Wの電子レンジで20秒加熱。サツマイモは厚さ1センチにカットして耐熱ボウルへ入れ、ラップなしで7分程度レンジ加熱して潰します。別の容器で豆乳と砂糖を2分半レンジで加熱し、ゼラチンとよく混ぜてから、サツマイモを加えて滑らかになるまで混ぜましょう。好みのカップへ入れて、冷やし固めたら出来上がりです!サツマイモを裏ごしするとより滑らかに、ホイップクリームを絞ってから紫芋パウダーをかけると、写真のように仕上がります。
「サツマイモ」は「甘」味なので、消化を促したり、疲れたときに体を癒す作用があります。似た効能をもつ野菜に「カボチャ」があり、どちらも野菜自体に甘味(あまみ)があるので、砂糖は少な目にして、野菜の甘さを活かすように調味するのがおすすめです。また紫芋パウダーの代わりに「シナモン(肉桂、ニッケイ)」を使うと、体内の老廃物を流してデトックスでき、体も温めます。漢方では「ケイヒ(桂皮)」と呼ばれ、冷え性、むくみ、生理痛を改善しますが、逆上せ(のぼせ)体質の方や冬でもカッカする「暑がりさん」は摂り過ぎないよう気を付けましょう。
【プチポイント】
スイーツに添えるお茶は、今の時季なら「紅茶」「黒豆茶」など「体を温めるお茶」、もしくは「シナモン」「ショウガ」といった体を温めるアイテムをプラスするのがおすすめですよ。体に熱がこもりやすい方は、「緑茶」をどうぞ!また活性酸素を除去して体内のデトックスを目指したい方は、ノンカフェインが嬉しい「ルイボスティー」なら色合いも鮮やかですよ!
薬膳で考える「サツマイモ」の効能
薬膳で「サツマイモ」は、「気」を満たす食材の1つ。「平性」食材で体を冷やしたり温めたりする作用がほぼないので、どの体質にも当てはまりやすく、「疲れ」や「だるさ」を感じたときは活力を補ってくれます。また胃腸を丈夫にしたり、げっぷにも効きますが、一方でお腹が張ることもあるので、日頃から膨満感が気になる方は食べ過ぎないようにしましょう。
そして疲労を回復し、お肌もキレイにする「サツマイモ」は、家事や育児、仕事をがんばるみなさんの味方であり、甘さのある野菜なので野菜嫌いのお子さんの味方にもなってくれますよ。常温で保管できて便利なうえ、「乾燥イモ(干しイモ)」をおやつにしたり、「レンジで温める」だけで美味しくいただけるのでぜひご家族やお友だちとお試しくださいね!
この記事を書いた人
日々健やかに過ごしたいと考える、おばちゃまライターです。
薬膳マイスター資格を取得、自然由来食材のエネルギーをよりよく活かすことで、ひとりでも多くの方が健やかに過ごせるお手伝いが出来ればと思っております。国際薬膳食育師3級。